ファントークンって何?流行中のサービス「FiNANCiE」について解説してみた!
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ファントークンって何?流行中のサービス「FiNANCiE」について解説してみた!

梶塚大哉 / Masaya Kajitsuka

みなさんこんにちは。
最近、様々なところでやたら「トークン」という言葉を耳にしている方が多いのではないでしょうか。
ただ、なんとなく聞き慣れない横文字なだけに、拒否反応を示し詳しく知ろうとしない方も多いはず。

実際に僕の周りにいる、ある程度感度が良く比較的多くの知識に関して敏感な人に聞いてみても、詳しくは知らないとのことでした。

このように、まだまだ「トークン」についてあまり理解していない人、そもそも認知すらしていない人も多くいるはずです。
ということは、もっともっと多くの人に知ってもらうことで、この業界・サービスがより活発に盛り上がっていくのではと考えました。

僕はたまたま、南葛SCを含めたいくつかのサッカーチームが、トークンを活用した新たなコミュニティサービス「FiNANCiE」を利用し始めているので、少しずつではありますが理解し始めている最中です。

そこで、今話題のトークンについて、またトークンを活用した新たなコミュニティ「FiNANCiE」について、まだまだ初心者の僕が自分自身のアウトプットの意味も込めて解説したいと思います。
これまで「トークン」について避けてきた方、これを機に「トークン」について勉強したい方、初心者ならではの目線からできる限り分かりやすく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそもトークンってどういうもの?

まずは、「トークン」って何?ってところから。
トークンを語る上で鍵となるのが”ブロックチェーン”です。
ブロックチェーン技術について説明すると長くなるので今回は省きますが、簡単に言うと、「いつ、誰が、どんな取引を行ったかをみんなで管理しよう」という技術で、それぞれの取引データが格納されているもの(ブロック)がチェーンで繋がれているため、データの改ざんが極めて難しいという特徴を持ちます。

現在スポーツ業界においてこのブロックチェーン技術を利用したものがいくつかあり、そのうちの1つが”トークン”です。

トークン(Token)という言葉を直訳してみると、”象徴”や”しるし”という意味になります。
一口に「トークン」と言っても様々な種類があり、スポーツチームや個人が発行しているトークンは「ファントークン」「クラブトークン」と呼ばれ、そのチームや個人を応援する”しるし”であると言えるでしょう。

そして、もっと分かりやすく言えば、”株式のようなもの”と表現できます。
チームや個人が発行する”株式”だと思えば理解しやすいかもしれません。

厳密には株式とは違って、現時点で経営そのものに対しての議決権はないので「トークン=株式」と理解するのは危険ですが、トークンについて知る入り口の段階では、”株式のようなもの”というイメージで良いと思います。

世界的に加速するファントークン

実はファントークンは、世界的に一気に流行が加速してきているんです。
その代表的なサービスとして、Socios.com が挙げられます。

サッカーチームだと、バルセロナやマンチェスターシティ、パリ・サンジェルマン、ユベントス、インテルなどヨーロッパを中心に拡大していて、最近では南米のチームとの連携も進んできています。

また、アメリカ市場への進出も続々と発表され、中でもNBAチーム30チームのうち20チーム以上(2021年10月現在)と提携して注目を浴びています。

ファン・サポーターはトークンを保有することで、クラブが定めた報酬や特別な体験を受けられることがメリットです。
FCバルセロナの過去の例を見てみると、スタジアム内のロッカールームを飾るアートワークを決めるための投票権が与えられたり、特別優待を受けられたり、公式グッズを入手できたりするなど様々な特典が与えられていました。

このように、よりチームに深く関われることをSocios.comでは「ファン以上になろう」と表現しています。
今後さらに多くの国と地域でこのファントークンが広がり、スポーツだけでなくあらゆる業界で「ファン以上になれる」機会が増えてくるかもしれません。

FiNANCiEって?

日本のスポーツ業界を中心に”新たな応援の形”として注目されているサービスがあります。
それが、”FiNANCiE(フィナンシェ)”です。

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FiNANCiEは、「あなたの夢がみんなの財産になる」というコンセプトのもと、ブロックチェーン技術を活用した新世代のクラウドファンディング2.0サービスです。
元々はアイドルをはじめとする個人を応援するサービスとして展開していましたが、最近では湘南ベルマーレやザスパクサツ群馬などスポーツクラブを中心にサービスを進めています。

トークン保有者は、新しいグッズデザインや新シーズンのユニフォームデザインを決める投票に参加できたり、プレゼント企画に応募できたりと、トークン保有者ならではの特典があります。

また、このトークンの価値は二次流通マーケットで需要と供給に応じて変動するため、トークンを購入した時の単価よりも高くなった場合に売却をすることで利益をあげることも可能になります。
さらに、サポーターがトークンの購入・売却時に発生する手数料の一部がそのオーナー(チームや個人)に入るので、オーナー側は継続的に資金が入ってきます。

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引用元:FiNANCiE note:https://note.com/financie/n/na94667bfdfaf

従来のクラウドファンディングは、購入や寄付など単発的な支援が一般的ですが、このFiNANCiEはファントークンの特徴を生かしオーナーと支援者の双方にメリットが生じることで、継続的に関わることができるのが特徴です。

※トークンについてサポーター目線で分かりやすくメリットやデメリットをまとめてくれている記事があるので、良かったらこちらも見てみてください。

もう一つFiNANCiEの面白いポイントとして、”NFT”に関する機能があることが挙げられます。(厳密にはコレクションカードと呼ばれるFiNANCiEアプリ内のもので、NFTとは少し違うのですがこれからNFTに関するサービスを色々と展開してくれるはず?)

「NFT?なんだそれ」

気持ちは分かります。
僕も当初この言葉を聞いたとき頭の中が?で埋まりました。

NFT=「Non Fungible Token」、日本語に訳すと「非代替性トークン」という意味になります。

一方でビットコインをはじめとする仮想通貨などやファントークンなんかは、FT(Fungible Token)=「代替可能なトークン」に分類されます。

これはどういうことかと言うと、例えばAさんが持っている1ビットコインとBさんが持っている1ビットコインは同じ価値のものとして交換が可能ですよね。
つまり、いくらでも”替えが効く”ということになります。

しかし、仮にこの1ビットコインに超有名人、例えばメッシのサインが入っていたとしたらどうでしょうか?
他の1ビットコインと同等の扱い、交換したくはないですよね。
このように"唯一無二のもの"”替えの効かない”のがNFTになります。

単に誰かのサイン入りグッズが現物としてある場合、簡単にコピー品や偽物を作れてしまいますが、ブロックチェーン技術を活用しているNFTは、コピー不可能なデジタルデータを作成できるのです。

そして、そのデータを持っている人は自由に二次流通として売買ができます。

NFTの事例を見てみると、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏が自身の初ツイートをNFTとして出品したところ、291万ドル(約3億円)を超える値が付きました。

またスポーツで言うと、NBA選手とその名シーンをNFTのデジタルカードとして販売されていたり、Sorare」というブロックチェーン技術を活用したサッカーゲーム内で選手のデジタルカードをNFT化して販売されています。

このように、NFTはさまざまなところで注目を浴びていて、ユースケースも増えてきていますし、スポーツ業界においても今後さまざまな応用可能性があるでしょう。

南葛SCの取り組みと今後の可能性

南葛SCも今年6月にFiNANCiEアプリ内にてクラブトークンの発行と売り出しをスタートさせ、おかげさまで初期販売終了時には4000万円を超える支援金が集まりました。

ただ、お金を集めて終わりではありません。
よりサポーターの皆さんに「応援して良かった」「これからも応援しよう」と思ってもらえるようしないといけないですし、その上で時にはサポーターの皆さんの力も借りながら運営していければと思っています。

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実際に、FiNANCiE内のトークルームでもサポーターの方同士で情報共有をしたり、求めている情報を提供し合ったりと、横のつながりが活発になってきています。
また、彼らの意見をダイレクトに聞けるので、日々どのような部分を改善すべきなのか、どういった企画を待っているのか、僕自身多くの気づきがあります。

このように、サポーターの意見を汲み取りいち早くクラブの施策として反映できるのもこのFiNANCiEという新たなコミュニティの魅力だと思っています。

ファントークンの本質は単発的な支援とは違う”つながりの継続”であり、これはじっくりと長期的に保有してこそ生まれるものなのかなと考えています。

もちろん、トークンの価格は上下するので、サポーターの方からしたら難しい側面もあるかと思います。
実際に他のサッカークラブのトークン価格を見てみても、暴落してしまっているところもあるのが事実ですし。

ただ、この FiNANCiEトークンは、成長する幅が大きければ大きいほどサポーターに対するメリットがあると思っています。
今後、「キャプテン翼」を背負う唯一無二のクラブであるこの南葛SCが、Jリーグの舞台に上がることでより価値のあるクラブになり、いずれは日本にとどまらずさまざまな形で世界へと飛び出す可能性は大いにあるでしょう。

こういったクラブの成長とともに、トークンの価値向上という目に見える形でリターンが返ってくることはもちろんですが、そこに至るまでの過程を一緒に味わえることこそが最大の魅力だと感じています。

FiNANCiE内でこれまでもいくつかの企画を行ってきましたが、今後さらにトークン保有者限定の企画を出していこうと準備を進めています。
この南葛SCはきっと他のクラブにはない成長曲線を一緒に味わえるはずです。

そのためにも、まずは12月末に開催予定の関東1部への昇格をかけた入れ替え戦になんとしても勝ちたいと思います。

「葛飾からJリーグへ」

その夢に向けて、一つずつ歩みを進めていきます。
これを機に"リアル南葛SC"の成長の歩みに、ぜひ注目してもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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おまけ

FiNANCiEアプリをダウンロードして南葛SCをフォローすれば、トークンを購入しなくてもコミュニティに参加できるので、ぜひ一度覗いてみてください。

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クラブトークン(ファントークン)について、鎌倉インターナショナル代表のヨモケンさん(URL)がとても分かりやすく説明してくれているので、よかったらこちらもご覧ください。


□南葛SC
公式HP:https://www.nankatsu-sc.com/
Twitter:https://twitter.com/nankatsu_staff
Instagram:https://www.instagram.com/nankatsusc_official/



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やったーやったー😆
梶塚大哉 / Masaya Kajitsuka
南葛SC #5 / Team 404DESIGNERS / 100日間デザイン学習を終えました。プログラミングもちょっとずつ勉強中。2020年4月〜基本的に毎週月曜日に更新していましたが、今は気まぐれ更新です。