アウトプットの"種類"を増やすと、本音を隠さなくてすむ
アウトプット、してますか?
なんだか「アウトプット」なんて言葉を使うと身構えてしまうかもしれません。でもぼくがここで使う「アウトプット」はものすごくハードルの低いものなので安心してくださいね。
なぜ「アウトプット」するのか
そもそもなぜアウトプットをするのか、それは「楽をするため」です。
ぼくはたくさんアウトプットしています。インプットしたこと、考えたこと、悩み、不安、希望、幸せ、そんな感情はもちろんですが「こうしたら良くなるだろうなぁ」という願望なんかもアウトプットするようにしてる。
「でもそんなにアウトプットするのって大変じゃない?」
そう思っちゃうかもしれないですけど、ぼくの中では「アウトプットしない方が大変」という結論に至りました。
なぜ「アウトプットしない方が大変」なのか。それは「頭の中で留めておくのがしんどい」これに尽きます。
特に「悩み」とか「不安」は厄介者。いつまでも残って、どんどん大きくなる得体の知れないモンスター。だからひとまず、頭の中から出ていってもらう。一時的な外出かもしれないけれど、不在にしてもらう。
そうすると、少し楽になるんですね。覚えておくこと、考えておくことを保管しておける場所、それがアウトプット先です。
普段使いのアウトプットツール
まず、ぼくが普段どんなアウトプットをしているかざっとまとめますね。
note
iPhone純正のメモアプリ
カレンダー(Google)
iPhone純正のリマインダー
創作(音楽)
"誰にも読まれない"日記
"誰にも読まれない"思ったことを殴り書きする手書きノート
Notion
それぞれに使い道があるのですが、そこはみなさん思い思いで良いかと思います。ぼくの中でも「この情報はここにアウトプットだ!」って明確にルールを決めてるわけではありません。
でも、タイトルにもあるように「アウトプットの種類」は多いほうだと思います。というか、今のぼくの自由な時間を考えると、これぐらいがちょうどいいです。
なので、みなさんも無理に増やそうなんてことは思わなくてもいいですが「アウトプットの種類」にはちょっとこだわってみてもいいんじゃないかなって思います。
アウトプット先によって自分を変える
なんで「アウトプットの種類」が大事なのか。それは「アウトプット先で最適な情報が違う」からです。
人間、みんな多面性を持っています。その多面性をひとつのアウトプット先に使うのではなく、アウトプット先の特性に合わせて自分を表現しています。
例えばTwitter。ここでは、本音を少し隠して、みなさんにお伝えしたいことや、うつ病や障害についての考えを、できるだけ誰も傷つかないように発信しています。それは障害特性や気質などもあり、そういう方と交流を持ちたいからそうしているのです。(複数アカウントあるので用途分けてます)
ではインスタ。ぼくは散歩ついでに写真を撮ることが好きなので、そのアウトプット先としてインスタを選んでいます。それに、長文を読むことが苦手な方もいらっしゃいます。そういった方とも出会いたいので、インスタでの投稿も始めました。(こちらも複数アカウントあります)
などなどありますが、ぼくが一番大事にしているのは上の中の"誰にも読まれない"やつです。このおかげで、ネガティブ感情に一時的に出ていってもらっています。
じゃあアウトプットは"誰にも読まれない"だけでいいのでは?
誰にも読まれないものに吐き出すとスッキリしますが、自分の悪い部分ばかりが出てしまいます。これは障害特性とか、考え方、認知の歪みによるものかもしれません(といいつつ、みんなそんなもんかな?)
だから、SNSが必要なんです。きれいな自分、理想の自分も居て欲しいんです。だから、SNSではあんまり暗くなりすぎずを心がけてます。まぁ障害持ちってだけでどうしても暗くなりがちなんですけど。
ドス黒いのは"誰にも見られない"もので供養。
アウトプットのツールを増やすと脳の容量が増える
大げさのような結論ですが、アウトプットのツールを増やすと「脳の容量が増えた」ような感覚になります。
正しくは「容量が増えた」というのは感覚かも。実際には「空き容量が増えた」が正しいのかもしれません。
要するに「覚えておくこと」「不安なこと」「悩んでること」などなど、なんとなーく頭の中にモヤっと残ってるものがなくなるんですね。ずっと未処理のタスクが残ってる感じ。しかもそのタスクは今すぐに実行できないものが多かったり。
例えば悩みやトラウマ。こんなの、今日明日で解決できるものじゃありません。でも、ずっと頭の中に残ってしまってる。
それをアウトプットしちゃえば「頭の中から忘れてもいいんだ」っていう感覚になれます。ただ、やっぱり大きすぎるトラウマや悩みはなかなか出ていってくれません。脳が忘れても、体や細胞が覚えています。トラウマってそういうものだから厄介なのです。
それでも、他の小さな悩み(例えば、買うものリストとか)が頭の中からなくなっているだけで少し脳が楽になります。容量が増える感覚です。
とりあえず何か足してみるの、おすすめ
実際に何か行動してみてください。でも、できればおすすめは「未知のやつ」です。何か発見があったり、変化を実感しやすいかもです。
例えば、ぼくはノートに手書きで書くことが苦手でした。でも、最近プレゼントしてもらって、紙にも書くようになり、かなり変わったんです。
「あ、こんなこと考えてたんだ」なんてことも。デジタルが良いとかアナログが良いとかはさておき、使い方によって新しい自分を知ることができるというのは発見でした。
何かの改善のきっかけになりますように。
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