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オープンダイアローグって知ってる?

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

オープンダイアローグってご存知ですか?私も最近知ったのですが、精神的困難を持つ人へのアプローチ方法で日本の精神医療においても広がりを見せているそうです。

このオープンダイアローグですが、少し調べてみるとまさに私たちケアマネジャー(以下:ケアマネ)が調整を行う担当者会議とそっくりだ?!と感じたので書いてみたいと思います。

この記事は
・(新人)ケアマネさん
・介護従事者さん

の参考になるように書いていきます。


オープン・ダイアローグって何?

オープン・ダイアローグについて簡単に書いてみます。

もともとはフィンランドのとある病院で1980年代から実践されている手法で統合失調症の方に対する治療的介入で実践されているそうです。

統合失調症やうつ病、引きこもりなどの精神疾患に対して大きな成果を上げていて発達障害の治療法としても期待されています。

オープン(開かれた)・ダイヤローグ(対話)と訳されます。

患者・家族から依頼を受けた医療スタッフが24時間以内に治療チームを招集して患者宅へ訪問。症状が治まるまで「対話」をするというシンプルな手法だそうです。

入院治療・薬物治療は可能な限り行わずに、患者を批判せずとかく対話をする。

精神的困難を持つ人は心を閉塞しやすいので、それを開く(オープン)為の対話(ダイヤローグ)となります。


どこが担当者会議と似ているの??


オープンダイアローグは医療者と患者・家族が面談を行う時の向き合った堅苦しいスタイルとは異なり家庭のリビングのような環境で「対話」を中心に行うアプローチ方法です。

特に医療者と患者・家族の関係性は限りなく対等に近くフラットな関係で行うのが大切なようです。

オープンダイアローグの場では、医師や看護師など医療者が患者を目の前にしてそれぞれの専門的な意見を話し合います。

その姿を見たり会話を聞いたりすることで、専門職ごとに様々な見解があることを知り、患者・家族は「違った角度」で自分たちを捉えることにも繋がります。

私はオープンダイアローグの「家庭的な雰囲気(リラックスできる空間)」と専門職が各々意見を持ち寄って「対話」をするスタイルが「担当者会議」と重なるように思えました。


担当者会議に必要な「3つの視点」


私はオープンダイアローグを知り担当者会議にも利用者を支援する上で大切な3つの視点があると感じました。

それは
①堅苦しい空気ではなく、意見を言いやすい場を作ること
②様々な立場の人間が「対等」に利用者支援に対する意見を持ち寄ること
③人と人のつながりを表現すること

です。

私はこの①~③が利用者により良い安心感を与えるのではないかと思います。

オープンダイアローグのように「自分も何かやってみよう」と感じて貰えるような会議にすることが「担当者会議」にも必要な視点だと感じました。

ただ、介護保険を利用するまでの流れの一環として担当者会議を捉えるのではなく、利用者・家族の「今後」について専門職が話し合い「安心感や今後の期待」に繋げる会議にするのが好ましい。

これからはそんな会議が開けるように私自身意識していきたいと思いました。


まとめ


私は今回オープンダイアローグを知って、自分の視野って狭いんだな~とつくづく感じました。

少し視点をずらすだけで、共通するフィールドでまた少し違った見方を出来るものがある。

これって医療や介護だけではなく、障害福祉や児童福祉など「人を支援する」というフィールドではたくさん埋もれているものなのかもしれないな。

そんなことを考えた次第です。

もっと様々なフィールドの方達が自分たちの行っていることを発信して、お互いに興味を持って、、共有できればまた新しい支援方法やお互いに活かせるものが見つかるのかもしれませんね。

漠然とした締めくくりですが、そんなことを思った今日この頃でした。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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今日はこの辺で。

ではまた!!

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