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デイケアでやるリハビリだけがリハビリじゃない!!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今回は「リハビリ」の考え方について書いてみたいと思います。

私は勤め先の法人にリハビリ専門職が多いこともあり、ケアマネ1年目の頃から理学療法士や作業療法士と顔を合わせて報告会や意見交換をする機会に恵まれています。

先日理学療法士の管理職と研修の打ち合わせをしていた時に、デイケアを利用する利用者自身とその担当ケアマネの「リハビリ」に対する認識についての意見を聞いて「まさにその通りだな」と思うことがあったのでシェアします。

今回の記事は
○ケアマネ発信の「リハビリ」に興味のある方
○利用者本人やそのご家族
○新人ケアマネ
○リハビリについて詳しくないケアマネ

に読んで頂けると嬉しいです。


専門職が身体を触るだけがリハビリじゃない


理学療法士・作業療法士などの専門職が身体を触ってストレッチをしてくれることを「マッサージ」だと思っている利用者やケアマネがいます。

あくまで徒手での施術であって、リハビリ開始前に身体をほぐしたり、可動域などを確認するためにやっていることだと思います。
※私がそう思っているだけなのでリハ専門職の方、間違っていたらコメントください(笑)

リハ専門職が身体を触ってくれることにやたらと拘る利用者やそれを利用者が希望していることをやたらと訴えてくるケアマネがいるそうですが、そもそも「触る=リハビリ」ではありません。

マッサージを求めるのであれば、自費ないし主治医に相談し同意書を得た上で医療保険でマッサージを受けてください。


デイケアで行うリハビリだけでは意味がない


デイケアに通っている時間だけリハビリすればそれで良し!みたいに考えている利用者がいますが、むしろそれ以外の時間が大切。

週2~3回デイケアに来ていたとしても、その他の4~5日なりを自宅でダラダラ過ごしていてはとてもじゃないけど身体が良くなることはありません。

デイケアで行うリハビリは「何の動作に活かすリハビリをするか」を考えながら取り組むことが必要ですし、理学療法士や作業療法士に目標をしっかりと伝えていくことも大切です。

ケアマネもそれを理解し、必要性をしっかりと利用者や家族へ説明することも役割の一つだと思います。


リハビリすることが目的になってませんか?

毎週定期的にデイケアに通ってリハビリをする。

これはとても大切なことです。でもそれはあくまで普段の生活に活かすために通っている訳で、リハビリをすることが目的ではないはずです。

何のためにリハビリをするのか?

これを明確にしないと、ただ「デイケアに通っていれば他の時間は自宅でダラダラ過ごしても良い」みたいな考え方になってしまうと思います。


まとめ


今回は「デイケア」での「リハビリ」について書きましたが、そもそも「リハビリ」はやることが目的ではなく、「リハビリをしてどうなりたいか」を考えながらやってこそだと思います。

私はケアマネですが、リハビリにとても興味がありますしリハビリ専門職の方と意見交換をすると大変勉強になるので大好きです。

これからも時々こうしてケアマネが発信する「リハビリ」に対する考え方も書いてみたいと思います。

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今日はこの辺で。

ではまた!!

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