マインドフルネスとケアマネ業務って関係してるかも?!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回はマインドフルネスの考え方がケアマネジャー(以下:ケアマネ)の仕事に大きく取り入れられる要素があると感じたのでそれを書いてみたいと思います。
ケアマネジメント×マインドフルネスですね(笑)
マインドフルネスは仏教の考え方の逆輸入的な要素が多いので日本人にはなじみやすいと言われています。
私は個人的にとても参考になる考え方だと思っています。
今回はマインドフルネスの一部の要素が利用者との面談に活かせるかも?!ということをお伝えします。
この記事は
・(新人)ケアマネ
・相談業務をされている方
の参考になるように書いていきます。
外部と内部の会話を停止する
マインドフルネスと聞くと「瞑想」が思い浮かぶ方が多いと思いますが、実際には「瞑想」そのものではなく「今の自分の現在地を知る」であったり「今ここに集中する」など「あるがまま」というような概念があります。
これが正解というものはなく、色々な定義がありますがその中でも自分がしっくりくる定義を採用するので良いそうです。
私の中では【「過去」や「未来」に意識を向けるのではなく「今」に意識を向ける】が一番しっくりくると感じます。
マインドフルネスでは「沈黙を聴く」という行為がとても大切になります。
マインドフルネスを実践している時は外部と内部の両方で「会話をしない」とされています。
外部とは他者との会話。内部とは自分のうちに湧く心の会話のことを指します。
心の会話を停止することは難しく感じるしれませんが、華道や茶道なんかをイメージすると分かりやすいかも知れません。
日本文化はマインドフルネスに向いているらしいですよ。
価値判断を挟まない話の聴き方
ここからが本題です。冒頭に書いたように私はこのマインドフルネスの考え方がケアマネの仕事に大きく取り入れられる要素があると書きました。
それが「価値判断を挟まない」で話を聴くということです。
自分の価値判断を挟まずにただ相手の話を聴くことだけに集中する。すると、相手の視点から物事が見れるようになります。
私もそうですが「相談事」を頂くとそれを「解決しなきゃ」と自分のフィルターを通して様々なアドバイスをしてしまいます。
時にそれが相手にとっては大きなお世話になることも…。
もちろん要所で助言をすることは大切ですが、まずは相手の話を自分の価値判断を挟まずにただ聴き入れる。
そうすることで相談をしている側は安心して心の内を話すことが出来ると思います。
相手の心のうちを全て吐き出させてあげることが相談業務の真髄では?
価値判断をしないということは、まず「自分の考えが正しい」という片一方からの見方を改めることが必要です。
相手の意見も価値観の1つ。物事にはあらゆる見方があって、あくまで自分の見方も相手の見方も一方向であると知ることで偏った価値判断から解放されるかもしれません。
まとめ
私は利用者からの相談事を「何とかして差し上げたい」と考えるあまり利用者の話を聴きながら解決策を頭で考える癖がついてしまいました。
でも、このマインドフルネスの考え方を知ってから「利用者が本当に望んでいることは何だろう?」と考えるきっかけが出来ました。
利用者は解決してほしくて話をしている訳ではないのかもしれません。
今の心境などをただただ聴いて欲しいだけなのかもしれない。
それならまずは解決を先に考えるのではなくて、無心で話を聴き終える。
その後で解決策を求められれば一緒に考えれば良いし、話すことで満足されて何かの活力になるのであればそれも良しです。
「価値判断を挟まずに話を聴く」という意識は常に持ち続けたいなと思いました。
もしマインドフルネスについてもっと知りたいという方はおススメのマインドフルネスの本を貼っておきます。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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今日はこの辺で。
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