ケアマネ法定研修の完全オンライン化が正式に認められる?!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「とうとうケアマネジャー(以下:ケアマネ)の法定研修が全てオンラインに?!」というテーマで書いてみたいと思います。
先日政府が行った「デジタル臨時行政調査会」という会議で、ケアマネの法定研修の負担を軽減する方針も介護分野での話題になったようです。
これは私も兼ねてから望んでいた展開。
以前記事にもしています↓
来年3月を目途に周知されるようです。
今回は法定研修になることでの「デメリットはあるのか?」を考えてみたいと思います。
結論から申しますと「メリットしかない」と私は思っています。
ケアマネ法定研修は時間もお金も掛かる
軽くおさらいです。
ケアマネ法定研修を下記にざっと書き出してみます。
以前私が書いた記事の引用です。
これだけの時間数をケアマネは経験年数に応じて受講することが「必須」です。
資格を維持するだけでも研修を受ける必要があります。
コロナ過になりオンラインが普及するまでは、研修の運営元が指定する「現地」まで足を運び受講していました。
これがまた大変。
私もこれまで上記研修の全てを複数回受講してきましたが、数日ごとに研修場所が変わります。
そのすべてが私が住んでいる場所から公共交通機関で1時間以上。
一番遠かったときは片道1時間半ほどかけて電車で研修を受けに行きました。往復3時間ですよ…。
基本的に車で研修現地まで行くことが認められていない場合も少なくありません。
ちなみにお金も相当なものです。
上記研修ごとに研修費用は異なりますし、都道府県によっても異なりますが、ざっと平均して5万円ほど…。
研修がオンライン化することで…
移動に使う「時間」が大幅に削減できます。
法定研修は主に「座学」と「グループワーク」です。
現在はどちらもオンラインで対応できます。グループワークもZoomのブレイクアウトルームを使用すれば少数でのワークが出来ますからね。
となればわざわざ現地へ出向く必要もなく、労力を大幅に削減し時間を有効に使うことが出来ます。
「時間」という最も価値の高いものが削減できるだけでも大きいのに「交通費」まで削減できます。
法定研修の研修時間に変更はありませんが「移動時間」がなくなるのは最高です。
私には「メリット」しか感じないのですが、それだけでは面白みがないのであえて「デメリット」も考えてみたいと思います。
オンライン研修になるデメリットは??
あえて挙げるとするならば「出会い」がなくなるという事くらい。
自分が働いている地域以外のケアマネと出会う事でどのような働き方や事例があるのかを実際に聞くことが出来ない事がデメリットだと思います。
とは言え私個人の話をすれば、これまで参加してきた法定研修で後々にまで残るような出会いがあった事はありません。
他の地域のケアマネの話を聴いても「そうなんだ」くらい。
それならばTwitter等で発信している方の話を聴いた方がよほど為になります。
勿論法定研修から生まれた「良い出会い」をお持ちの方もいると思いますので否定するわけではありませんが、個人的にはオンラインで十分というのが結論です。
そう考えるとほぼメリットしかないケアマネ法定研修のオンライン化は確実に実現して欲しいと切に願います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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