少し真面目に言語学
今回は、言語学のお話をしたいと思います。 とはいえ、堅苦しく書いても眠くなるだけですし、僕にそこまでの知識もないので。。。(小声)
この記事を書いてる主は英語学を専攻してる大学生なので、チェックはしてますが間違いがある可能性もあるので、そこらへんはご了承の上ご覧いただきますようお願いいたします。
英語学と言っても幅広いジャンルがあるので、まずはその紹介から始めます。
The Sounds of Language(音声学)
The Sound Patterns of Language (Phonology)(音韻論)
Morphology(形態学)
Syntax(統語論)
Semantics(意味論)
Pragmatics (Discourse Analysis)(語用論)
First Language Acquisition(第一言語習得論)
Psycholinguistics(心理言語学)
Second Language Acquisition(第二言語習得論)
Applied Linguistics(応用言語学)
Historical Linguistics(歴史言語学)
Social Linguistics(社会言語学)
上記が大まかな各分野の英名、日本語名、別名(あれば)になります。
次回以降の記事で、各分野について書いていきます。
今回の記事では、次回以降の内容の導入的な部分を書いていこうと思います。
Types of Language
「ことば」には大まかに5種類あります。ちなみに「言葉」ではなく「ことば」と表記するのは理由があって、辞書的に「言葉」とは
このように、言葉とは、「音声」またはそれを「文字」にしたもののことを言います。対して「ことば」は
と、書かれています。つまり「言葉」は音声を中心的に捉えているのに対して「ことば」は、あらゆる言語の形式を指します。
言語(language)(ex. 日本語、アイヌ語、英語、ジャマイカ語)
文字体系・表記法(writing system・orthgraphy)が定着していることば(ex. 日本語、英語)
文字体系・表記法(writing system・orthgraphy)が定着していないことば(ex. アイヌ語、ジャマイカ語)
手話(sign langage)(ex. 日本手話、アメリカ手話)
点字(braille)(ex. 日本点字、アメリカ点字)
になります。
なぜ、言語学は行われるのか?
一つ目、国内外において他集団を支配、統治、搾取するため
必ずしも良い理由だけではありません。支配のために言語は幾度と使われてきました。支配集団の言語は優れた言語として描かれ、被支配集団の言語は劣った言語として描かれます。このようなことは、あってはいけないことですが、史実として知っておくべきことです。
二つ目、言語学者の知的関心を満たすため
単純に、「気になるから」という理由もあります。これも立派な動機だと思います。
三つ目、ことばの開発
どういうこと?って思うかもしれませんが、特に私のような大学生はこの恩恵を日々受けています。どういう意味かというと、大学や大学院の授業を日本語で受けることができるのは明治初期の言語学者のおかげだからです。というのも、高等教育で使われるような日本語の言葉を当時の言語学者が開発してくれたから、今我々は日本語で授業を受けることができています。
四つ目、教育のため
三つ目と被る部分もありますが、教育の質や効率を良くするために言語学の知見が使われることも多々あります。
五つ目、ことばを守るため
少数民族の言語など、話者が少ない言語はいずれなくなってしまう可能性があります。なので、そうなる前にその言語を研究し、文献など、さまざまな形で残すことでその言語を守ることができます。
これがざっくりとした言語学が行われている理由です。
今回の記事は以上になります。続きは次回以降、不定期で「少し真面目に言語学」シリーズとして書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!!
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