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自分の声を一番自分が聞いている。 #100日note-Day24

今日は、児童養護施設「柏葉荘」にいる高校生3名と進路探究プログラムを実施しました。


※まだ施設の許可を得ていないため、施設の都合上生徒が映った写真は掲載できません。

新冠商工会さんによる静内高校サッカー部の皆様へのプログラムとほぼ同様のプログラムになります。

進路に悩む高校生3名とヒーローインタビューのワークをしました。まず、キャリアガーデンというサイトに700以上の職業が掲載されているところから「あ!この仕事面白そう!」をどんどん書いていくワークをしていきました。

すると、ある生徒から

「女優になりたいけど、無理!!」

という発言をしている生徒がいました。ちょうどその子は、プログラムが始まる前になりたかった職業を「向いていない」という理由で辞めたようです。

そのため、たくさん職業を書き出そうとしても、書き出す前に「無理」と決めつけてしまう傾向にありました。

そこで

「自分の声を一番自分が聞いているから、せっかくなら自分には前向きな声をかけてあげようね。」

と、伝えたところ「無理」という言葉は言わなくなりました。

その後の個別相談で、何に不安を感じているかと聞いたところ、「卒業した後、1人で暮らしていけるか不安」という悩みを聞きました。

そういった未来に対する不安が「なりたいこと」よりも「なるべきこと」を考えてしまい、将来をワクワクさせないというシーンに出会いました。

自分に何と声かけをしているか。
何がネガティブな感情を呼び起こすのか。

教育に関わる立場として、この問いを解消する取り組み・仕組みを作っていくのがお仕事だと再認識しました。

誰かのどんな励ましの言葉より、自分が誰かに言う言葉を一番自分が聞いているため、自分が発言する言葉には気をつけましょう。

せっかくなら、自分がテンション上がる、励ましてくれる言葉を使ってみましょう。

×「どうせ」 → ◯「だったら、〇〇してみよう」

お気づきの方いるかと思いますが、植松力さんのTEDトークで出てくる名言ですね。

自分に何と声かけていいかわからない場合は、人の言葉で大切にしたいと思った言葉を自分の言葉のように使っていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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