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卒業後の人生までを見据えた「ナビゲート」新しい伴走のカタチ

こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
教育と社会を近くする」会社を運営しております。
100日noteにチャレンジ中。今日は75日目!
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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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本日は日帰りで東京に来ていました。

というのも、本日は一般社団法人ウィルドアさん主催の「生徒を主語とした新しい伴走の形『ナビゲート』」のイベントに参加&登壇させていただきました!

「探究」が進むに連れて大人はどのように関わるのがよいのか?

一斉型授業から探究型授業へシフトする学校が増え、「総合的な探究の時間」が導入されることで社会的にも探究活動を進めていく風潮が出てきています。

ただ、野放しに「なんでもやっていいよ」と言うだけでは、生徒は何もしないと懸念することや、教えすぎても「探究ではない」と言われる。ではどう関わるべきか?これが先生や教育関係者の急務な課題でした。

そうした中、一般社団法人ウィルドアさんが三菱みらい育成財団に採択され、この取り組みを始めました。

「学びのナビゲート」とは

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、「学びのナビゲート」をこのように表現しています。

一人ひとりが自分と社会のwell-beingの実現へとつながる
自身に合った/目身の望む“学び”を自走し続けることを支える伴走の形

学びのナビゲートとは、学習者一人ひとりが自分らしく、自分に合った"学び”を創造するための伴走の形です。そこにはルールや決められた型はありません。「ちょっと気になるぞ」「もっとやってみたいな」「もっとこうだったらいいのに」そんな学習者の思いや願いに寄り添って、その先の“学び”を一緒につくっていく伴走者を「学びのナビゲーター」と名付けました。
私たちは、ナビゲートを学校の授業・プロジェクトをうまく行うためのものではなく、人生を通じて自らの目標に向かって学び続けていくことを支えるものであると位置付けています。ナビゲートを通して学習者一人ひとりの自走・自燃・自律を支援し、今も、その先も、自分自身の人生や社会を豊かに創造していける学習者の姿が当たり前になる未来を目指します。

ナビゲーター冊子より抜粋

実は、この取り組みは昨年の9月にキックオフをしていて、「ナビゲート」って何?と全くわからず、誰がメンバーにいるのかもほとんどわからないところから始まりました。笑

伴走の在り方を模索する

全国から様々なカタチで子どもの伴走をする大人たちがメンバーとして集まり、1泊2日で学校の先生やNPO、民間企業、高校生など様々な立場から「探究活動を促進していく中で、どういう関わり方が子どもたちにとってよりよいのか?」ということをゼロからディスカッションしてきました。

どこに向かうかわからないけど、お互いが想い想いに言葉にしていて、その後ウィルドアメンバーを中心に形にしていってできたのがこの冊子でした。

この合宿から生まれた言葉たちが冊子になっていたので感動しました。

今日は「ナビゲート」という言葉を世に出すキックオフ的イベント

子どもたちがより豊かに生きるために探究活動はより良い手段であると考えています。ただ、ナビゲートという概念だけを知っていてもあまり効果はなく、生徒に対して、ナビゲートする機会を自ら作ることが欠かせません。

私たちもまだ「ナビゲート」という言葉を理解しきっていないですし、むしろ実践しながら「ナビゲートってこういうこと?」という瞬間を見つけていくのだと思っています。

伴走の在り方を探究する。

時代が変化するにつれて、子どもたちへの関わり方も変化する必要があると思います。
ただ、「探究」という「人生を通して、どんどん学び続ける姿勢」はもともと誰もが備わっているというスタンスに立ち、「野生を解き放つ」という少し過激にも聞こえる表現が冊子に書かれています。

詳細はHPから冊子をダウンロードしてください!

子どもたちが元々「これってなんだろう?」という好奇心・探究心を私たち大人が邪魔せず、どんどんチャレンジしていく環境を整えることが大事だと今日のイベントで気づきました。

正解のない教育だからこそ、実施あるのみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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