株式会社の設立手続きは一人でやるのと複数人でやるのではどっちが効率が良い？

株式会社の設立手続きをどうやって進めていくかは人によって様々です。

中には

「友人や家族など数名が発起人となって、みんなで一緒に株式会社の設立手続き進めていきたい」

という方もいると思います。

ちなみに、発起人とは、株式会社の設立手続きを行う人のことをいいます。

ただし、設立する株式会社の規模がそれほど大きくないのであれば、株式会社の設立手続きは一人でやった方が効率的です。

「複数人で手続きをやった方が、作業を分担できるから効率が良いのでは？」

と考える方もいるかもしれません。

ですが、株式会社を設立するときに、発起人が複数人いると、株式会社の設立手続きがスムーズに進まなくなるのが一般的です。

発起人が複数人いると、誰がどんな役員になるか、出資割合をどうするか、出資がきちんとできたのかどうか、などチェック事項が増えてしまうからです。

また、発起人が一人でも出資を怠ると、株式会社の設立自体ができない可能性もあります。

数名で株式会社を経営したいのであれば、設立手続きは一人で行って、設立後に役員として他の人を選任する方が圧倒的に効率的です。

もし、どうしても複数人を発起人として株式会社を設立したいという人は、税理士や行政書士などの専門家に代行を頼んだ方が良いでしょう。