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《再構》 令和デスザーク

※12/3に新構築を追記しました。

こんにちは、kaisindonです。

今回は、この前記事を上げた、通称「令和デスザーク」デッキについて、最終的な構築に併せて、再度簡易的な解説をあてた記事になります。

元の記事は以下から読めます↓

以前の記事は導入部を厚く取っている分、ある意味でのわかりやすさは担保されていたかもしれませんが、記事の書き始めと最終的な構築への到達が時間的にズレていた為に、伴って導入部でのデッキ説明も現行の構築の形にそぐわない部分がありました。
今回は導入部を省き解説も現在の形に沿ったものに修正した上で、以前よりは気軽に読めるサイズにしています。

(そういえば最近はぼちぼち、ぼたい参戦に復帰しつつあります。別デッキですが、11/22の大会で優勝もできました。)

【デッキリスト】

※文章ではイメージしにくいかもしれないので先に言っておきますが、3-4T目終了時点で無月状態のデスザークを立てながら20点以上出るような山です。
ガチには一歩及ばないと思っていますが、これまでの自作デッキの中でも最高傑作クラスと自負しています。

※以降常体

◇コンセプトムーブ

盤面と墓地に2枚ずつ魔導具を用意
降凰祭→素材仕込みドラグス→オカルト→破壊の儀回収から降凰祭→素材仕込み任意ドルスザク

この時降凰祭の無料詠唱時の無月などに反応して、墓地から仕込んだ無月反応系魔導具(ドゥベル、ガルビ)を蘇生。
残りの手札から魔導具やドルスザクを消費する事で、手札の儀も達成。

3-4T目終了時点で【オカルト】【任意ドルスザク】【蘇生魔導具の過剰打点】【零龍及び手札の儀or墓地の儀残し盤面】を両立させる事で強固な盤面を作る。

◇動かし方

ブラタイ>バレドゥ>ゴンパドゥ>龍獄殺のようなイメージで2コストルーターを2、3のTに1回、4のTに2回を見据えて回し、起動に必要な盤面を作る。
ちなみにコンセプトムーブは、所定の盤面を作れば以降はマナを一切タップせずに行える。

コンボを起動させてからは
【プランの選択】【任意ドルスザクの選択】
【手札の消費】【ビート】
主に意識はこのようなブロックに分けられるだろうか。

◇構築の細かい選択

※追記項

45枚の現在の構築の場合は「ザンバリー」は一つのアプローチに過ぎず、基本的には「ザンバリー」の枠を「デスザーク」や「ガリュザーク」の2枚目にしたものをテンプレートと考えています。

野良で無月ができる「デスザーク」や「ガルラガン」のムーブが太い方がメタを越えやすくなり、また「ガリュザーク」は唯一盾落ちしても強い可能性があるドルスザク且つ着地置換系のメタがほとんどマナ送りな現在では下の8マナでの詠唱も見える札です。

ドルスザクを1ずつに留める形なら、検討枠としては以前挙げた「バケドゥ」に加え、「ドゥンブレ」や「ザフィオ」、「ヴォガイガ」なども択になり得、補完枠として「バタイユ」をピンで採用するというのもアリだと思っています。

今の所この「1枠」を何に割くかという構築段階の問題のみをとっても、これは勝率やデッキの色を決定するような箇所だと思うので、慎重な選択が必要でしょう。ある意味安定性をある程度担保できる構築を作っても、数枠カスタマイズが効く認識です。

◇12/3追記部 新構築

リストの画像を置きながら、それぞれについて意識等を簡単に記しておきます。

・3kill特化

ガルビ
カツをずらす2点としての役割はあるが、ガルビの横展開が強いのか、それともドルスザクが強いのか?
3kill目線では採用してもあまり差別化できない&そもそも野良落ち以外で強くならないノイズ札では?

ザンバリー
先手3kilにはドゥベル要求だが、採用で後手3killを非常にしやすくした上で速攻に強くできる等の利点を得られる。

ゴンパドゥ
回しやすいデッキにする為に水単色を極限まで増やしたい意識があり、元々プールの中で悪い札ではない。ザンバリー採用では2ルーターがこれでも後手3kilできるどころか、一番質の高いルーターにさえなり得る。

カージグリ
バケドゥの色ノイズに加え、45では2である価値が低く、ザンバリー採用なら最速メタ(墓地の儀で消せない)超えは3+1での1枚対応でも充分(実用化の限界を鑑みて)なのでは?

45の理由
オールラウンドと呼べるドルスザクがいないのもあり、そもそも40は2種採用の場合ドルスザクに3-4枠は空けたくなる。加えてザンバリーを採用するからと言って、45である3kill目線以外の理由が霞む事はない。

3kill特化&メタ抜き40

45に比べ盾落ちしやすくなる点ガルビは4である理由も見出せる。

イワシを抜いてしまって、その枠でザンバやゴンパを増やしつつメタ魔導具や2コス魔導具を増やすのはアリかもしれない。

このリストに限らずメタ読みの中でどんなデッキとして扱うかで枠を検討すべきである。40ならザンバ・ゴンパやドルスザク枠を削って2-3枠メタに割きながらもザンバを両立する事もできる。

イメージとしては【45で盾落ちは割り切ってドルスザクを3種1-1-1採用にする】が割り切りの上で総合的な立ち回りに比重を置く意識であるなら、【特定のドルスザクを2にする】で確実なアクセスを考えるのもまた一つの方針である。

・ギター採用45

反応機会が多い(卍月にも対応)、イワシンより腐りにくい場面がある・後から挽回しやすくなる・ルーターとして質が高い、等の利点を得られるが、元々ルーターもかなり取っている中で優先して貼る札ではない為、結果的に7-8割方使用しない印象だった。

受けでは、2度に分けてトリガーを2枚踏む場合は手札のドゥベルも強い札として使えるが、基本は1枚のトリガーに対して足りない魔導具枚数を1枚増やすくらいの役割しかない。

イワシンより使い所はある・が採用はイワシン不採用前提になりがち・最速を引き上げるとは言い難い、等の点で枚数等非常に悩み所だが、3-4T目以降墓地メタを撃たれた場合が一番の活用機会だと考えれば、2-3枚程度の採用でもいいのかもしれない。

イワシン
魔導具枚数の要求は達成しやすい方で、どちらかと言えば質に加えて手札の総枚数を大事にするデッキの為、採用当初とは少し見方が変わってきている。採用はそれこそ手札交換の意義が大きく、序盤から総枚数はイワシンが絡んだ枚数というよりか復活の儀に依存する形であって、墓地の総枚数を肥やせない点で他と同等以下の場面があり、絶対採用ではないのかなと思い始めている。

◇各種テクニック

※網羅できているか自信がないので、漏れに気付き次第書き加える可能性があります。

🟥無料でドゥベルを蘇生して復活の儀を達成
これを利用して2枚まで魔導具の墓地落下を見込む事ができる。
龍獄殺に限ってはその効果でドゥベルを捨てザイコGR反応で蘇生するだけでコンボ起動盤面まで持っていける可能性を持っている。

🟥オカルトは蘇生系魔導具を破壊
🟥山札から素材をつくる事でその分墓地から無月反応魔導具を蘇生
🟥墓地の魔導具総枚数が足りない時墓地から魔導具を蘇生しない

🟥降凰祭のドルスザクとその素材魔導具を手札から捻出
手札の儀を達成する為に活用。

🟩復活の儀から先に解決して出目を見ておく
イワシン機会を先に持ってきたり、待機しているものや次に使うディスカード効果等の捌き方を出目によって変えられる。
(※ここで深くは触れないが、手札から使う札が集まっていない時の墓地落下の前後のさせ方については、状況判断や場合によっては確率の見識が必要な可能性がある)

🟩ドルスザクを墓地から蘇生し未達成の復活の儀を達成

🟩ドラグスザークを山札から出しより多く墓地に溜めておく

🟩降凰祭複数枚の際に破壊の儀でドラグスザーク等を回収

🟩ザンバリーを仕込み破壊の儀で回収してブラタイなどの切れない札をマナを支払って捨てる

🟦手札の儀反応でデスザークやガルラガンを蘇生

🟦無月の素材にはドゥザイコを使う
細かい破壊をされた時墓地に行く札を増やす。同じ打点量でも差別化される。
GRには12枚も上限がありクライムするだけでそこから4体投げられる事も加味されている。

🟦オカルトで盤面のドルスザクを壊し、素材を作り変えたり、出し直して再度登場時効果を使う

🟦バウンス想定で後のムーブで下に入れるのは手札に欲しい魔導具にしておく

🟧儀残しで卍誕を構えて殴る

🟧相手T終了時蘇生のガリュザークをSAとして使う

🟧ガリュザーク蘇生時に無月反応系魔導具を蘇生

🟧侵略したBSRやチェンジしたドギXの効果を使ってからオカルト効果を使う
🟧その逆でイワシン効果を起動

🟧オカルト2体のBSR侵略か、覚醒BSRとドギXを使ってラストストームを形成(前者はターン開始時に覚醒まで。)

🟨カウンタードゥベル復活
🟨降凰祭時の盾確認
🟨素出しによるガイサーガ等のケア

◇マナ置き・マナタップ意識

・ルーターをうっていく事をまずは何より優先する

・手札に回ったジグスガルビを置くのはプレイ安定の為には堅実な選択

ピン採用のドルスザクは置くと実質ゲームを通して死に札になる

・基本はオカルトや降凰祭は1枚あればいい非魔導具札なので、2枚持っている場合はマナ置きの筆頭である

・1T目は黒単色でもよいTであり、水単色より黒単色埋めを優先する事で、より効率的に水文明の札を捌く事ができる

・3のTは多色を逃すか、黒を残してのザンバリー召喚が両立できる
ドゥベルとブラタイには黒が要るが、龍獄殺やルタチノを「(手札から)使う」のには水文明のみでよい事を頭に入れておく。

◇超次元について

使用頻度・用途から言って
【ミスティ×1】
に加え
【ドギラゴンX×1  BSR×2 ラストストーム×1】
までは確定枠として良いだろう。

残枠は3となるが、まずは何よりも「ストーム効果」でしか出せない事を念頭に置いて考えるべきである。


現在本採用の【ヤヌス・ディアス 】以外では、ざっと上に挙げた札は駆け引きの中で固有の効用を持つように思う。

この他にもこれらの互換札や、単純な破壊効果持ち・ブロッカー持ち・SA持ちなどと、あまりゲーム自体に影響しないか使い方がかなり限定的な「ジオザマン」や「シャチホコ」等の柔軟札、「パラレルリュウセイ」等がある。

【ヤヌス】は他に水文明のサイキックを採用する事で自身をSAにしつつ、火文明を採用すれば他もSAにする事が可能。自身の採用を増やす事でも、即時SAを増やしうる。

【ギャラクシー】【ファイブスター】【ツッパリ】【マングース】
【エビセン】【アンタッチャブル】あたりは、自身をSAにしたければヤヌスの補助を与えながら出たターンから効用を発揮し、ビートの貫通性能も上げうる。
※ツッパリ、は零龍と噛み合いが悪い

【アヴェマリア】【ゲンジ】等はタップトリガーのケアにはたらく。
【ハイドラ】【ヴォルグ】は踏み倒しに反応する。
【リュウセイ】【パックン】は次の相手のTまで見込んだ札である。

【マティーニ】は覚醒側で盾追加を行え、また【ストーム】2枚目とブロッカーを同時採用すればラストストーム2体目を即時建設する事も可能。

【ボルバルザークJr.】【ディアボロス】【オンセンガロウズ】等は特異なグループで、この内【オンセンガロウズ】は次のTからドラグスザークのcipを倍にする事ができる。

揃えればすぐにリンクする【勝利セット】を採用して【唯我独尊】を作るのもストーム次元におけるよく知られた選択である。また、覚醒条件を上手く活用して本来裏返らないサイキックを無理矢理裏返す方法もある。
また、この構築については【ギャングパレード】は【零龍】と目立って噛み合いが悪い

ここまで言って何だが、先に述べたようにラストストーム前提の次元であるし、著者はこれに多くの役割を見ている訳ではない。【ディアス】を積んでいる理由は、手札の儀や墓地の儀残しでカウンター卍誕を構えて殴った際に覚醒機会を見込め、逆転の芽を摘む札になりやすいからというだけである(もはや多分これも自分勝手な肩入れをした期待でさえある面を持つだろうし)。

◇おわりに

ここまでお読み頂きありがとうございました。

対環境性能はともかくとして、このデッキについてはこれまで作ってきた過去の自分のデッキに比べても多くの点で優っている部分があると思っています。

著者の性格や今の立場もあって、文章表現でやりくりする以外で無理に断言はしませんが、少なくとも【そこら辺にある】デッキなりデッキ紹介動画なりを全部なぎ倒せるくらいの【映え】【革新性】【デッキパワー】【フィニッシュの到達度】等々を揃えているとは言ってもいいかなと思います。

著者がフラフラデュエマをしている時に思いがけず「爆誕してしまった」系のデッキで、今もデッキ自体のポテンシャルの割にそれを活かしてあげられていないと思うので、ぜひ使用機会があれば読者の方々にもどんどん使っていって貰えればアイデアも報われるのかなと思います。

デッキを使う際に少しでもこの記事が役に立てば幸いです。
最後にお手数ですが一手間かけてこの記事の拡散や、この記事の♡マークを押して頂けると嬉しいです。

written by kaisindon 


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