見出し画像

サックス吹きのための腰痛対策

サックス奏者の市川海容です。今回はサックス吹きの悩みの原因の一つである腰痛の対策について書いていきます。

猫背や姿勢の悪さから腰痛へ

腰痛が発生している方の多くは楽器を吹く時猫背気味になっています。首に楽器の重さがかかるせいもあるでしょう。元々腰痛持ちだった方にはサックスを吹くのはさらに負担がかかることになります。

私も以前は腰痛持ちで、姿勢の悪さから腰痛は悪化、一時はぎっくり腰に近いものにもなりましたが今はすっかり問題なくなりました。対処法を共有することで腰痛でお悩みの方が減ることを願っています。

具体的な対策方法

対策を順に説明していきます。まず、現在腰痛がある場合は休息をとりましょう。寝たり腰に負担がないような状態で休んでください。酷い場合は接骨院などに相談しましょう。

痛みが和らいだら対策を始めます。ポイントは腰骨です。まずは椅子に座った状態で、猫背の状態をつくります。ここからお腹を前に出すような感じで腰骨を前に回転させていきます。

こうすると腰骨が立って肩や首が楽になります。この状態を3分くらい続けてみましょう。首や肩を回したりしながらこの腰骨を立てた状態をキープします。

座っている時はこの状態を意識的につくってみましょう。しばらく続ければ効果が出てきます。上半身のリラックスにも繋がります。

PB220206コピー

立った状態での対策

次は立っている時の対策です。足を内股気味に揃えて、両足の間に小さい足が1つ入るくらいの隙間をつくって立ちます。片手を握り膝の間に挟み、両膝でその手を挟む力を入れます。今度は手を外し、握った手が無い状態で先ほどの両膝で挟む力を入れてみましょう。

こうすると座っているときの腰骨を立てるのと同じような効果が得られます。座っている時と同じようにしばらくこの状態をキープしてみましょう。長時間立っているときや、電車などの移動中に試してみてください。

終わりに

簡単ではありますが腰痛対策の方法について解説しました。この他にも軽い筋トレやストレッチなども有効です。

是非試してみてくださいね!

レッスンのホームページや紹介動画はこちら

http://kaisaxschool.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?