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寒い季節はお家で読書。カイロスマーケティング読書録。

わたくしごとですが、実は通勤時間が長いんです。暇を埋めるべく、Kindleで本を読むようになりました。業務に関係あるなし関係なく、とにかく読みに読んでいます。(インタビューと名のつく本を15冊読んでみたり、今年は古典文化に挑戦してみています。)

次は何を読もうかな、と本屋にいこうとしたところで、ふと気がつきました。いつも読書支援制度を活用して勉強しているカイロスマーケティングのみなさん、きっとお仕事以外にも面白い本を読んでいるはず。

みなさん、どんな本を読んでいるんでしょう?ということで、カイロスマーケティングのメンバーに聞いてみることにしました。

読書といえば…カイロスマーケティングの読書支援制度

カイロスマーケティング…読書…と聞くと、まずは思い出したい読書支援制度。みなさんの学びを応援したいと思って作った読書支援制度を、ざっくりと説明させてください。

カイロスマーケティングの読書支援制度の概要
・ できるだけ仕事に関係する書籍であること(学習支援制度の位置づけ)
・ 500字以上の感想文もしくはまとめを書いて購入から1ヶ月以内に社内 Wikiに公開すること(社員全員が読めます)
・ 上記条件を満たしたら、書籍相当額を全額会社が負担する

詳細についてはこちらのnoteを読んでいただけたらなと思います。

2020年の4月にできた読書支援制度。2021年11月現在、紹介された本は268冊にのぼります。一生懸命読んで、一生懸命に書いてくださった感想文、いつも楽しみに読んでいます。

書いてもらった感想文を読むと、本の概要がわかるだけでなく、そのメンバーがどんな課題を持っているのか、どんな方向に進んでいきたいのかも伝わってきます。みんながんばっているから、わたしもがんばらなきゃ…と、感想文を読むたび思うんですよね。

ただ、エンジニアがあげてくれる技術書のまとめについては……いつかきっと理解できるようになれたらなと思っています。エンジニアの中でも、感想文の文量がものすごい(ご自分のメモがわりに使っているとのこと)Oさんに、非エンジニアにもおすすめの本を聞いてみたところ「ネットワークはなぜつながるのか」をおすすめしてもらいました。

ブラウザでURLなどを打ち込んで、どうやってネットワークに繋がり、どうやって画面に表示されるのかがまるで自分がアドベンチャーのアトラクションに乗って進んでいるような感覚で読み進められるとのことで、読んでみることに。

なるほど、今までわかっているようでわかっていなかったWebの世界の仕組みを、どんどん学べますね。専門用語を調べながら読んでいるので、ジェットコースターというよりは亀の歩みではあるものの…一歩一歩、理解を進められている感じがあってありがたいです。

寒くなると、読書がはかどる。

ここ数日、なんだか急に寒くなりました。今週投稿された読書感想文の数が多かったのは、寒くて外に出たくなくなったからでしょうか。かくいうわたしも、なんだかもっと本を読みたい気分です。

お仕事に関する本は、読書支援制度の感想文から探してみるとして、ちょっと読む幅を広げてみたいなと…。オフィスで目が合った、本が好きメンバーにおすすめの本を聞いてみることにしました。いくつかご紹介させてください!

「会計の世界史」カスタマーサクセスNさん

ちょっとお硬そうなタイトルの本を教えてくれたNさん。本屋に出かけては、興味のある本を何冊も購入。ちょっと高いなと思っても、興味がわくとついつい買ってしまうとのこと。そんなNさん、ふと「会計がなかった頃は、どんな世界だったんだろう?」と疑問に思って、この本を手にとってみたそうです。

「会計の世界史」が面白かったです!会計はズブの素人なので、会計がなかった時代の人々と歩調を合わせて順番に理解していけば、なんとなくわかるかも!という期待を胸に読みました。現代の会計も今もなお進化の途中で、これまでも変わり続けたんだなということがわかりました!

実際に読んでみたのですが、こんなに面白い歴史の本があるのか!と驚きました。簿記がなぜ生まれたのか、株式会社ができた背景は?と、世界史の授業でなんとなく学んでいた出来事同士が、こんなにも密接に繋がっていたのかと、ページをめくる度に驚きでした。

巧妙な構成にとんちの効いた小話にと、Nさんのお話の仕方に似ているなと思いながら、一気に読み終えてしまいました。

「漆塗りの技法書」マーケティングMさん

雪山登山にマラソンに、コーヒーにクラシックギターにDIYと多趣味のMさん。どんな本をおすすめしていただけるんだろう?と聞いてみると…?

金継ぎを習っているところなので、漆について理解したく読みました。まだ始めたばかりですが、腕を磨きたいです。落ち着いたら漆の産地である岩手に行きたいと思っております。

なんと、次は漆に挑戦されているんですね…!欠けたり割れてしまったを漆で接着し、金で装飾する伝統技術、金継ぎ。厚さが均一になるように、漆や金をうすく塗り広げるのって、すごく難しいそう。チャレンジされているMさん、素敵です!

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金継ぎ途中の作品も見せていただきました。大分県の小鹿田焼、色に深みがありますね。欠けた箇所に金のアクセント、味もあってとても素敵です。

Mさんは漆の本だけでなく、山登りに関連する本も教えていただきました。「山の観天望気」を読んで気象予測ができるように勉強したり、「地図の読み方」を読んで地形の読み方の技術を上げる努力をしてみたりと…Mさんの好奇心と勉強熱心さにはいつも驚かされております…。わたしも見習います!

「本日は、お日柄もよく」マケフリ編集部Kさん

「素朴な言葉の中にみなぎる力がこもっていて、読んでいると前向きな気持ちになれますよ!」と、Kさんからご紹介いただいた本。ご祝儀袋のような表紙が気になって、手にとってみました。

普通のOLだった主人公が、家族のように仲良くしていた(そして恋心を抱いていた)幼馴染の結婚式をきっかけに、言葉の力・スピーチの力と出会って、人生を変えていく物語。ちょっとのんきで頼りなかった主人公が、自らの意思で努力をして、どんどん頼もしくなっていきます。ページを捲るたびに、胸が熱くなる言葉たちが…通勤電車で夢中で読んでいたら、ぼろぼろ泣いてしまいました。

「もし佐藤さんが涙もろかったら、外では読まない方がいいです!私は電車でぼろぼろ泣いてしまいました!」とのご忠告にもかかわらず…。

Kさん、ご友人の結婚式のスピーチの際に、こちらの本を参考にしたとのこと。きっと温かで心のこもったスピーチをされたんだろうなあと、読みながら想像してしまいました。

目が合った8人の本好きから集まった約40冊のオススメ本

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集まった40冊のうち、20冊を読んでみました。このメンバーがこの本を読むの、ちょっと意外!と思ったり、この本の主人公はまさに〇〇さんだ…と思ったり。新鮮な発見がたくさんありました。読んだ感想をお伝えしたら、さらに意外なエピソードを聞けることも。

これは…いい雑談の話題かもしれないですね。ということで、ただただ本などをオススメをし合うチャンネルを作ってみました。

Sさんスクショ

日々オススメが共有されております。本好き映画好きメンバーのレビューを読むのも楽しいですし、スレッドで雑談できるのもいいですね。

寒くて外出がちょっと億劫になるこの季節。読書支援制度を使って学習しつつ、カイロスマーケティングのメンバーのオススメにならって読書で教養を深め広げながら、元気に過ごしていけたらなと思っています。

<一緒に働いてくれる仲間を募集しています!>


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