アイドルはやめられない？

　サンドイッチマン＆芦田愛菜の博士ちゃん。この辺では土曜日の19時前後から。地上波はあんまし見ないけど、これは見る。ネタ探し、とかね。
　今回の話題は「80年代アイドル」。聖子、明菜、今日子と来て、どういうわけか南野洋子がリアルで出てきました。
　お話はアイドルのファッションが中心。小泉今日子の脳みそ筋肉バキバキ紅白があって、中森明菜のルックスの変遷が説明されました。これを小学生女子が説明してくれるんだよ。へぇ～と見ちゃう。
　中森明菜、やっぱかわいい。北ウイング、デザイア、飾りじゃないのよ涙は、はっはぁ～っ。昔、職場にオカッパ頭の子がいて、久しぶりに思い出した。あれはデザイアを意識してたんや、ようやくわかった。
　ベストテン、夜のヒットスタジオ、見てたなあ。カラオケは8トラックから始まって、そのうちレーザーディスクとかネットとか、行く度にマシンが新しくなっていて、けっこう金も高くて、曲が終わった途端にブチっと切ったりしてたなぁ。
　朝まで飲んでそのまんま会社行って、午前中はテキトーに流して、夕方になったら、ソッコー「イクゾッ」と誰かが言うから、ディスコ、イタメシ、スナック、ショットバー。「タクシー捕まえて」と言われて、道端で一万円札をバタバタ振るんだけど、ゼンゼン止まらなくて。ワンレン、ソバージュ、ボディコン。登美ヶ丘のバブリーダンスやないけど、ケタケタ笑いながら、ショーもない話ばかりしてた。アッシー、メッシーなんて言われながらさ。
　今でもそうだけど、ワインなんてサッパリわからないから高いのがいいんだろうと思って飲んでたけど、うまいのかどうかもわからない。なんであんなに金が回ってたんだ？
　神戸大学名誉教授の加護野先生から「意味のあるムダまでつぶしてしまったことが日本企業の力を削いだ」と聞いたことがある。ただただ遊んでただけの僕らのバカボンタイムが「意味のあるムダ」かどうかはわからないけれど、今、必要なのは、窮屈な議論より「いいじゃん、アソボ―ぜ」という感覚なんじゃないか。遊ぶためなら金も時間もなんとかする。
　アイドルわぁヤメラッレなぁ～い。やっぱ、小泉今日子、好きだなぁ。明日の「関ジャム」は「東京事変」か。リンゴさんもやめられないなあ。