海野月歩（旧：小林海里）
お久しぶりです。海野月歩です。前回の更新からちょうど一年経ちました。長らく引きこもってしまってすみませんでした。 この一年、適当に生きていた次第であります。ゲームやったり本読んだり、友達とご飯に行ったり･･････。そして五ヶ月ほど前に再び筆を執り、二次創作小説ではありますがひたすら書いていました。創作の楽しさを思い出し、また少しずつオリジナルも書いています。 ツイッターでフォローしてくださっている方は知っていると思いますが、新作短編を二作、カクヨムに投稿しました。今回は
小さな展示室にある、膨大な量の年表を前にして立ちすくんでいた。 暑い夏の日、燦々と日光が照りつける八月上旬。僕は就職活動の帰りに街中をブラブラしていた。 湿気で蒸し返るこんな暑い日にスーツを着て、汗だくで歩き回る。持病の腹痛が体力をじわじわと奪っていった。 同居している従姉が車で迎えに来るまでまだ時間があった。雑貨屋も街中の広場もまわり終えてしまい、仕方なく市が運営している本屋に入った。 本当は、本屋になど入りたくなかった。 プロを目指し小説を書いている身ではあ
ああ、ごめんなさいお母さん、僕は望まれた子じゃなかったのです。 【第二手記】 僕の第一の目標は「いい子になる」ことでした。 自我の形成とともに幼い自分に植え付けられたそれは、すくすくと健康に育っていきました。 その当時は、それがいいことのように感じられました。僕がいい子になれば、万物は皆救われると信じていました。 特に母は、僕がいい子でいればいるほど喜びました。僕はそれに味をしめて、より完璧を目指すようになりました。 それでも幼い自分にはできないこともたくさんあ
唐突なお知らせですが、活動の規模を縮小することにしました。 それに伴い、Twitterは宣伝中心に行い、つぶやきの頻度は少なくなります。PCを開いたときにしかつぶやかなくなります。覗く頻度が少なくなるので、リプライやDMに反応するのが遅くなります。お手数ですが急ぎの用がある方はLINEやディスコードにて連絡をくださると助かります。 また、小説の執筆も当分の間ゆっくり行います。公募は年一回にとどめ、あとは趣味くらいで、無理をしないように執筆します。書き上げたら公表しますし宣伝も
お久しぶりです。海野月歩です。皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は個人的なご報告をば。 集英社ノベル大賞に作品を出していたのですが、今回一次選考を通過しました。 見守り、時には励ましの言葉をくださる友人、フォロワーの皆様のおかげです。ありがとうございます。 一次選考だけでなんでそんなに喜んでいるのかと思われそうですが、私にとっては大きな一歩です。 なぜなら、今回長編で一次選考を取るまでに約五年の歳月がかかっているからです。まあ……才能がないので（笑）。 私が長編に移行
こんばんは。小林海里です。早速ですがお知らせを。 11月16日からエブリスタ様にて、短編オリジナルBL小説『どうせこの夜は僕たちしか知らない』を連載します。 不甲斐ない童顔社畜サラリーマン×身元不明の長身野良美人というカップリングです。童顔が攻めで長身美人の男が受けなのですが、もしかしたら珍しい組み合わせかもしれませんね。 期間は11月16日（月）から8日間の連載になります。更新は18時です。 リンク先はこちら↓ https://estar.jp/novels/25
秋風が窓を叩く季節となりました。お久しぶりです。小林海里です。 公募原稿が片付いたので久々の日記をば。 先ほど公募用の原稿を提出してきました。出してから「不備があったらどうしよう……」と心配になりましたが、まあ不備があってもいいやと思い直すなど。次から次へと書いていくほうが重要です。 そう言っておきながらそんなにガツガツとは書けませんがね……！（´・ω・｀） 明日からは次のプロットを練らねば！ それはそうと、この前はじめてライヴ配信を見ました。遠征しなくてもアーティストの
こんにちは。小林海里です。 定期報告会のお知らせです。 月に一回、定期報告会＆交流会の場所としてツイキャスをします。 創作意欲を保つためと、人と交流するための配信です。 記念すべき第一回は、明日（9月12日）の11時から11時半の30分です。 直前のお知らせになってしまい申し訳ない……。 本当はもう少し長くやりたいのですが、リアルのほうが忙しくこれくらいしか時間がとれなさそうです。 ライブ配信はこちらから https://twitcasting.tv/kair
残暑の日差しが降り注ぐ季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか？ こんばんは。小林海里です。とりあえず今週の話をば。 ＜今週の話題＞ 今週はセクシャルマイノリティ（以下セクマイ）や恋愛、結婚などを考える機会がたくさんありました。ありすぎて少し疲れたかもしれません。ジェンダーの話は体力と精神力を使いますね。 たまたま読んだ記事で取り上げられていた専門用語が気になって調べていたら、デミセクシャル、デミロマンティックという用語に出会いました。よかったら調べてみてください。この用語を知
改めまして、こんにちは。小林海里です。 毎週土曜更新の日記をしたためることにしました。毎日は続きませんが週1なら続くのでは？ という期待をこめて……。 日記では、その週に読んだ本や見た映像作品のちょっとした話や、日々の出来事、考えていたこと、創作話など徒然なるままに書いていこうかと。いわゆる……フリースペースみたいな感じですかね？ そしてここまで書いて気づいたのですが、ネタ探しをしておかないとですね！？ 次回から気をつけます。 とりあえず、ツイッターアカウントでの活動に制
「おーい！ これ洗ってきてくれ！」 義兄の声に、はーいと空返事をして網を持っていく。去年使われたバーベキュー用の網は倉庫に放置されていた。使用するならなんにせよ洗わなければいけないだろう。 毎年八月の盆は、帰省してきた親戚一同でバーベキューを行う。普段は実家によりつかず嫁の私に義母の面倒をさせているくせに、のんきなものだと思う。 古ぼけた台所で、一人スポンジで網を擦る。たわしで洗っていた去年の私のおかげで、網は比較的綺麗だった。 網目に洗剤の膜が張る。虹色に輝くそれに
しまった。ケルトさんたちとはぐれてしまった。 「ここはどこだ……」 ケルトさんとユマさんの姿が見えなくなり、あてもなく森の中を彷徨っていた。次の町までまだ距離があり、野営は避けられない。だというのに二人は野営の準備をすっぽかしてどこかへ行ってしまったのだ。 「ん……？」 ふと、僕の周りにいる水の精霊がざわついていることに気づいた。近くに魔術師でもいるのだろうか。警戒して、鞘に収められている魔剣の柄に手をかけて進む。 木に囲まれた野道の先には湖があった。 その湖で、水
私は愛梨。堕天使だ。 堕天使の体液は生命の肉体を腐敗させ、溶かしていく性質がある。だから今、私は現状に困っていた。 「ううー……」 右足の痛みに唸り声をあげてしまう。敵対勢力との戦いで不覚にもケガをしてしまった。包帯とガーゼを借りたかったが、人外の自分より脆い人間に使わせたほうがいいだろう。万が一生きている人間が触ってしまえば大変なことになる。砦の隅で黒いドレスの裾を引っ張り、止まることを知らない血を拭った。 この前、ケルトさんに仕立ててもらったばかりなんだけどな。
強い日照りもなりを潜め、涼しい海風の香る季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか？ もしかしたらまだ暑いところもあると思います。私の住んでいる北国は、今日とても涼しくて過ごしやすかったですよ。 改めまして、小林海里です。はじめましての方も既に見知っている方もいらっしゃると思います。 創作活動の一環として、noteを立ち上げました。私の記事では、主に自作小説の掲示、読んだ本（小説、漫画）や映像作品（アニメ、映画）などの紹介、創作語り、日々の出来事、お知らせなどをのんびりしたため
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