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三浦哲郎と僕[小説][八戸ブックセンターにて展示やってるようです]
小さな展示室にある、膨大な量の年表を前にして立ちすくんでいた。
暑い夏の日、燦々と日光が照りつける八月上旬。僕は就職活動の帰りに街中をブラブラしていた。
湿気で蒸し返るこんな暑い日にスーツを着て、汗だくで歩き回る。持病の腹痛が体力をじわじわと奪っていった。
同居している従姉が車で迎えに来るまでまだ時間があった。雑貨屋も街中の広場もまわり終えてしまい、仕方なく市が運営している本屋に入った。
小さな展示室にある、膨大な量の年表を前にして立ちすくんでいた。
暑い夏の日、燦々と日光が照りつける八月上旬。僕は就職活動の帰りに街中をブラブラしていた。
湿気で蒸し返るこんな暑い日にスーツを着て、汗だくで歩き回る。持病の腹痛が体力をじわじわと奪っていった。
同居している従姉が車で迎えに来るまでまだ時間があった。雑貨屋も街中の広場もまわり終えてしまい、仕方なく市が運営している本屋に入った。