見出し画像

独立に向けての〇年

自分がまいた種とはいえ、部署替えとなったことに憤りを覚えました。しかし、それは法人に対してではなく、知らず知らずのうちに法人に迷惑をかけていた自分に対して、でした。

いっぽうで自分の主張していたことに間違いがないと確信もしていましたし、この感情はどこにもやり場がないという思いに至りました。

私はあまり人に相談する人間ではないのですが、このことはどうしても誰かに聞いてもらいたくて、神様を呼んで飲みました。

彼が言ったのはとても単純なひと言。「独立すればいいじゃないですか」。

(は?)と思いました。そんなことできるわけないじゃん。20代、30代の若者でもあるまいし。おれ、もう50をとっくに過ぎてるぞ、定年が間近なんだよ。
 


気持ちが萎えると体も不調になるものです。持病の腰痛が我慢できなくなりました。
2年ぶりに行きつけのカイロプラクティックへ行きました。そこは以前一緒に働いていた後輩の施術院でした。
ひととおり施術が終わった後で、いきなり「どうしたですか?元気ないですね」と言われました。なぜだ?負のオーラがにじみ出てるのか?

事情を話しました。
すると彼は、「カイロ学んでみませんか?」と言いました。

(は?)と思いました。そんなことできるわけないじゃん。20代、30代の若者でもあるまいし。おれ、もう50をとっくに過ぎてるぞ、定年が間近なんだよ。

神様に言われた時と同じことを思いました笑

でも、待てよ。
やっぱり俺って組織に溶け込めないタイプなのかな?4回も転職してるし。
コロナでいろんな制限受けたり、我慢しないといけないことばかりだったり、そういうことに疲れたな。
そういや、ケアマネやってる頃に体のしんどい介護者をたくさん見てきたな。
ああいう人たちを助けられたら、ケアマネジメントももっとレベルが上がるかな。
ケアマネとカイロで独立。そういうのも面白いな。
一度きりの人生、会社員で終わるのはもったいないかもな。
退職金は期待できるわけないし、年金以外の収入も確保しないといけないだろうしな。

施術を受けたあと、いろんな思いが一気に集約される思いがしました。

「カイロプラクティックを学んでみよう!」

今は、法人に所属し、ケアマネジャー業の合間にカイロプラクティック施術をしていますが、〇年後には「ケアマネジャー&カイロプラクター」として活躍したい。
50をとっくに過ぎてたって、やるときはやるんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?