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何をやってもダメな時は『時間しかない』

こんにちは、komakiです。


『ペットロス』により精神を患って以降、いろんな症状が私に降りかかっており、毎日が自分の気持ちの変化に振り回されております。
(振り回されるのが大っ嫌いな私にはとても苦痛な日々)



初診療から数日がたった私に変化は?


自分がリラックスできる空間作りや、時間の作り方は分かっていたはずなのに。。。
それすらやる気が出ない
焦って思いつく事はなんでもやろうとする。
もしかすると、これが余計に自分に負担をかけているのかもしれないと思い、何もしない時間を作ってみた

だが、何もしないと深く考えてしまう。

胸をギュっと掴まれるような感覚が長く続く。深く深呼吸するも、酸素がうまく肺に入らない。自転車の空気がなかなか入らないのと同じで、何度ポンプを押しても空気がバルブから抜けていく。それでも、空気が入るまでこれを繰り返すしかないのだと思う。

薬の効果が発揮されるには2週間くらいはかかるそうなので、今はこの眠気倦怠感を受け入れて、回復に向けての第一歩として受け止めるより他ない。

ただ、薬に身を任せて、ただ待っているのはじれったい。


私には一つ解決に向けてできることがあった。
それは、家族である夫へのカミングアウトだ。いざ。


カミングアウトをしてみた


私は夫と二人暮らしです。
その夫は、私に様子がおかしいことには気づいていることでしょう。

毎日、薬の副作用で眠そうな私は言い訳に困っていた
流石に、この状態を隠す事は自分にとって負担になるのだと思い、
夫に話をする事にした。

ここで、大事にしたのは、

思いをそのまま伝える事と、自分に嘘をつかない事、それに集中した。

「心配かけたくなかったので言えなかった」
とは言え、この問題は彼にも関係する事でもある。

これは、そんな重たい話ではない。生きている上でこう言った時期は何度か訪れる人間は少なくはない。
だから、少し軽いタッチで話を初めてみた。
ありがたくも、笑って聞いてくれた。

夫は言った。
「症状の回復に必要なのは、誰かに何かを言ってもらったり、何かをしたりすることじゃない」

時間しかない

時間しかない。
それは時間が必要」とか「時間がなんとかしてくれる
ということではなく、文字通りの意味なのだ。


カミングアウトは必要か?

私は、あまり自分の思いや負の状態を人に知られたくない。いわばプライドが高い方だ。(そんな大したプライドじゃないが)
そんな人は沢山いて、知られたくない気持ちはよく分かる。なので無理に言う必要はないし、思わぬ返しが帰ってくる事も想定できる。

けれど、一つ敷居を下げてみてもいいのかもしれない

自分だけが特別じゃない。もしかしたら、その相手も同じような経験をしているかもしれない。

夫に話した事により、味方ができた気がした。何かを隠したり、寝ている言い訳を考えなくて済む。迷惑だろうがなんだろうが、それが今の私なのだ。


何も考えない無心になる時間を作るには?

こんな気持ちを抱えて苦しんでいる人が大勢いるだろう。
苦しいと思う事が嫌で嫌で仕方がないとも思うのだが、そんな事考えても仕方がないのでやめた。

「無心になれることってないの?」

夫からのそんな問いに私は驚いた。
編み物や何かを作ることが好きなのですが、そんな趣味の最中は無心になれていたではないか!!
でも今は、なぜかソレをやっていても、気づけば考え事をしている
なんと、こんな時に無心になれる趣味がないなんて困った困った!!

ここで、夫から面白い課題が出された。

「時間しかない」を紙にかっこよく描くこと

なんだそれ!?
 
トイレに格言や目標を貼って自分を鼓舞すると言う風習があるが、これはそれと同じ。
この事を忘れないように、書いて貼れということだ。


自分で言うのもなんだが、私は、ミニマル思考があるうえにインテリアにも多少のこだわりがある。私の汚い字を部屋に貼るなんで以ての外だわ、見栄え悪すぎる。
などと思いながら、
言われた通り、やってみた。

画用紙いっぱいに何度も字を書いたり、絵を描いたりしていると不思議と『無心になれた』

「かっこいい」とか「オシャレ」とか「うまい」は全く無視してペンを取る事は以外にも私を『』にさせてくれた。

私は、短時間でも無心になれる時間を手に入れた



まとめ


窓を開け、風を感じながらひたすら細かい作業をするのはいいものだ。
カミングアウトをし、無心になれる時間を作る。そして、時間を待つ。
私にできる事、いや、私がすべき事はそれくらいなのかもしれない。

ちょっと気分が上がってきた。これから、外に散歩に行こう。
一歩づつね。

みなさんにも無心になれる、ニヤニヤできる時間が過ごせますように。

まだまだ、回復までに時間はかかるでしょうが、元の自分を取り戻せる日が楽しみに。

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