第6弾インスタライブ/ロービジョンフットサル日本代表GK.加渡主悟
こんにちは。海夢です。
新型コロナウイルス感染症拡大により、
外出自粛が続く中、「おうちでできる普及活動」として、第6弾のライブを行いました!
*これまでのライブ記事は同マガジンに入っています!
今回のゲストはロービジョンフットサル日本代表GK/VALERTOKYOクラブ代表 加渡主悟くんです!!
視聴者の皆さんからの沢山の質問やコメントで溢れ、とても楽しいライブになりました!
質問を並べ、それに対するじゅおくんの回答を簡潔にまとめてみました!
目次から気になる質問に飛んでみてくださいね!
5/8(金)21:00〜 第6弾インスタライブ
ゲストは加渡主悟くん!
ゲストプロフィール
加渡 主悟 (カド ジュオ)
・ニックネーム : じゅお
・ロービジョンフットサル日本代表GK
・埼玉出身
・ドイツへ2年留学。現地のフットサルチームでも活躍
・定期的に「インスタライブニッポン」を開催!
・料理できる男!じゅおパスタやじゅおピザを作っている
先週セルフカットで短くしすぎたじゅおくん。個人的にツボ過ぎて終始笑ってました(笑)
様々な気になるポイントが多く、話していると聞きたいことがたくさん。
では早速行きましょう!
じゅおくんが留学をした理由って何ですか?
「元々謎に海外色が強くて、高校の時にイタリアにいって、そこで留学に目覚めたんですよね。7割くらいは女の子目当てなんですけどね。」と、初っ端からキレッキレのジョークをかまします。
留学で恋はしましたか?
「その話しちゃいます?実はドイツで台湾人の子と付き合ってました(笑)これって九州まで合宿に行って、埼玉県のチームと試合するみたいな感じですよね。(笑)」と秀逸な例えを交えながらいいます(笑)
外国の観光名所あるあるを教えてください
「みんな、行きたい!とか簡単にいうけど、これは一個言っておきたい。 マチュピチュ行くのマジ過酷だよ。マチュピチュに行く方法って、バスが一番安いんだ。だから大勢の人が利用するんだけど、到着するまでの道のりがカーブの連続した上りで、全員が乗り物酔いで気持ち悪くなる。
しかも、途中の休憩所で昼飯なの。南米のパワー系の飯。現地のお兄さん、気前がいいからラグビー部並みの量を盛ってくれる。(笑)
それのおかげで、まじで吐きそうになるんだよね。(笑)」と美しいモノを見るまでの道のりは、簡単には行かないことを教えてくれました。
じゅおという名前の由来はなんですか?
「実は家がクリスチャンなんですけど、イエスさんのことを「主」と表すんですよ。そこで、「主」を悟るとして「主悟」と名づけられました。家族内で「僕は無宗教だ」と伝えたので、今はクリスチャン色強くないです。
あ、ここで一個クリスチャンあるある言っといていいですか?
毎週日曜日に「ミサ」をやるんだよ。で、讃美歌を歌うことがあるんですけど、歌詞全然わからなくて、周りの大声に合わせて雰囲気だけで口パクするっていう。(笑) ページの読み方もわからなくて(笑)」
ロービジョンフットサルならではのキーパーの難しさは?
「主に2点ありますね。1点目は、指示。見え方に合わせたり、スピードと正確性が重要になる。2点目は、一対一の駆け引き。ロービジョンフットサルではGKがゴールラインから出てはいけないから、相手を待たなければならない。受け身の要素が強くなってしまう。」
それにどう慣れた?
「言葉で説明することは難しいな。でも、場数を踏むことは大事だよね。自分の中でも、やりながらなれるということを大事にしている。今、実際に自分もトライしている段階。今後もっと自分の感覚を掴んで、レベルアップしていきたい。」
なぜVALERTOKYOを立ち上げたのか
「海外では、「スポーツで何かを学ぶ」とか、「社会に貢献する」という仕組みがあって、海外クラブに所属しながらそれを肌で感じていた。
同時に、それを日本でもやってみたいなと思った。その時、自分はロービジョンフットサルに関わっていて、これを媒体にして、スポーツ本来の意義とか価値が社会に浸透していけばいいなと思い、立ち上げに至った。」とこれまでの面白い一面とは裏腹に、真剣な眼差しで語ります。
VALERTOKYOとしての夢はなんですか?
彼は一言、「世界一価値のあるクラブにすることです。」そういってかっこよく締めました。
これら質問のほかに、コメントに対してのリアクションや「WEB面接ジョーク」が飛び交い、最高に面白かったです。
最後に僕の想いです
筆者の想い
突っ込みどころ満載なじゅおくんの話ですが、その中でもロービジョンフットサルの話に着目して、述べたいと思います。
僕は2020年4月から、じゅおくん達が創設したロービジョンフットサルチーム「VALERTOKYO」に加入しました。2020年1月にあったパラスポーツ若手会で、VALERTOKYOキャプテン,中澤くんに誘われたのがキッカケです。ロービジョンフットサルは、フィールド選手は弱視者、ゴールキーパーは晴眼者で行うフットサルです。
僕は高校卒業まで、サッカーでゴールキーパーを務めていたので、ロービジョンフットサルでもGKとして力を尽くす次第です。
そこで、先輩GKであり、日本代表のゴールを守るじゅおくんの話にはとても興味がありました。実際に、まだクラブとしての活動は一度も行っていません。(感染症予防に伴い自粛しています)
彼によると、ロービジョンフットサルならではの難しさは2点とのこと。
1点目の「指示」に関しては、僕も同感です。先ほども述べたように、フィールド選手は弱視者。目が見えづらいため、お互いの声やGKからの指示を聞いて、状況を把握します。
僕は、その目の役割を担うわけです。これはかなり難しいなと思いながらも、大変やりがいのある仕事だなと感じました。
僕は172cmと、GKにしては身長が低く、昔から「頭を使うこと」を意識していました。そのため、サッカーの試合中にもコーチングをなにより大事にしています。
このコーチングがロービジョンフットサルになると、さらに大きな役割をする。人の目になるのです。細かく、わかりやすく、伝わるように声を出すことを意識して行きたいと思います。
2点目の1対1も駆け引きについては、僕が一番難しいと感じていることです。
本来、サッカーやフットサルのGKは、相手がシュートを打ってくるまで待つことはありません。相手との距離を詰めて、体にあてたり、飛び込んだりすることが多いです。
ロービジョンフットサルでは、それができないのです。つまり、シンプルに反射神経も重要。
この2点について、じゅおくんは「場数を踏むことが重要」といっていました。
まさにそうです。僕もこれまで「やって慣れる」ことで感覚を掴んでいきました。
今回も、同様「やることで慣れる」を意識していきたいと思います。しかし、それでは僕は先輩GK達に勝てません。経験数が違いすぎるから。
どうすればいいか。考えた結果、「頭を使う」ことを一番意識しようと思いました。誰よりも頭を使ってフットサルしよう。
例えば、自分がこの動きをしたら相手はこのくらい「見えている」から、わざとそこに打たせる。などなど、計算してGKをやろうと考えています。
しかし、これはとても難しいこと。一瞬で状況が変わるフットサルにおいて、いちいち考えていられるわけがない。
だからこそ、場数が必要なわけです。 最初は考えまくる。とにかく計算しまくる。すると、それが感覚となって身につく。
意識が無意識に変わる瞬間です。
これが起こるまで、僕は頭が爆発するほど考えつくしてやります。
そして、いずれ対等に戦えるようになり、日本中の人、世界中の人に自分の経験を発信して、様々な人の背中を押せるような存在になりたいと思います。
と、いうことで本日は以上です。
最後にじゅおくんのアカウントやVALERTOKYOのHPなど貼っていますので、よかったら飛んでみてください!
じゅおくんインスタアカウント
https://www.instagram.com/kadojuo
VALERTOKYOインスタアカウント
https://www.instagram.com/valertokyo.lvf
FB
https://m.facebook.com/CLUB-VALER-TOKYO-104593987578383/
VALERTOKYOはYoutubeもやってます! 僕もじゅおくんも出ているのでよかったら見てね! FBアカウントより!
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