誰のために経営をするのか?
このコンペの出来事は、その後の経営の方針に大きな影響を与えました。
誰のために経営をすればいいか?
その場面で、優秀な人たちに基準を合わせて会社を経営し、壁を乗り越えていくという考え方もできたと思います。
ですがそれでは、なにかしっくりいきません。
というのも、元々僕自身、大学卒業しても就職もできず、仕事もない社会不適合者でした。それが幸運にもインターネットというビジネスチャンスに出会って、今こうやって暮らせています。このような人間が、能力で人をふるいにかけるなど、とんでもない話なんです。
社員全員かけがえのない仲間な訳で、やはりエースのメンバーだけでなく、誰もが助け合いながら、一人一人みんなが活躍しやすい現場を作りたいと考えました。
そこであらたに、一人一人の役割が分担でき、チームでの運営をしやすいSaaSビジネスの立ち上げに邁進した訳です。
ただ、現実には経営はより混沌とした状況に陥っていったのです。
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