最近の記事
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #011 【スイカ・レスシード（種子が少ない）形質選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #011 【スイカ・レスシード（種子が少ない）形質選抜マーカー】 【概要】 種なしはスイカ（Citrullus lanatus）育種において価値ある農業形質である。従来の種子が少ないスイカは3倍体が主流で、アンバランスなゲノム含量のため、多くのデメリットがある。種子が少ないスイカは、特定の生殖遺伝子の変異や、減数分裂の際の染色体の転座によって、2倍体レベルで達せられることがある。しかし、2倍体の種子が少ない形質のメカニズムはほ
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #010 【スイカつる割病レース1抵抗性選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #010 【スイカつる割病レース1抵抗性選抜マーカー】 【概要】 スイカのフザリウム萎凋病（Fusarium wilt, Fusarium oxysporum f. sp. niveum（FON））・スイカつる割病は、米国のスイカ産業に大きな収穫の損失を引き起こす真菌性病原である。 FONは根系に侵入し、スイカに被害を与えるが、土壌中に長期間生存する胞子を持つため、管理が難しい病原菌であることに変わりはない。 この病原菌は
有料500
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #008 【スイカ果肉色（紅系・桃系）形質選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #008 【スイカ果肉色（紅系・桃系）形質選抜マーカー】 【概要】 スイカ（Citrullus lanatus）の果肉色は、果実の魅力を決定する重要な質的形質であり、また人間の健康への潜在的な有益性がある。 これまでの遺伝解析により、スイカの果肉色が桃系より紅系になるのは、単一優性遺伝子 Yscrであることが判明している。 しかし、Yscr 遺伝子座のゲノム領域や遺伝子に基づく分子マーカーはこれまで報告されていない。 本研究では
有料500
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #007 【スイカ果肉色（カナリア黄・赤）形質選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #007 【スイカ果肉色（カナリア黄・赤）形質選抜マーカー】 【概要】 スイカの果肉色は、主にカロテノイド生合成経路のネットワークにより決定される農学上重要な形質であり、カロテノイドの健康増進機能による果実の栄養価値にも貢献。 我々はその鍵となる遺伝子、スイカのカナリア黄色と赤色果肉を決定するリコピン β-サイクラーゼ（LCYB）同定し、そのLCYB遺伝子の異なる対立遺伝子を識別する重要な一塩基多型（SNP）を判定するゼロ距離の
有料500
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #005 【スイカ果実形状（KBSアレルタイプ）選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #005 【スイカ果実形状（KBSアレルタイプ）選抜マーカー】 Watermelon [Citrullus lanatus (Thunb.) Matsum. & Nakai] 【概要】 果実形状は、多くの園芸作物において経済的に重要な形質である。 スイカにおいては、果実形状のバリエーションに関わる遺伝子やメカニズムが十分に解明されていない。 SUN遺伝子ファミリーの一員であるClasUN25-26-27a（Cla011257）の
有料500
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #003 【スイカうどんこ病抵抗性レース1W選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #003 【スイカうどんこ病抵抗性レース1W選抜マーカー】 Watermelon [Citrullus lanatus (Thunb.) Matsum. & Nakai] 【概要】 「Arka Manik」 × 「TS34」由来のF2集団を用い、スイカの種内遺伝地図を作成、転写配列変異とうどんこ病抵抗性（PMR）、種子サイズ（SS）、果実形状（FS）の量的形質遺伝子座（QTL）を分析した。 この地図は、174の切断型増幅多型配列
有料500
蔬菜育種におけるDNAマーカー支援選抜と育種利用 スイカ編 #002 【スイカ炭疽病レース1抵抗性選抜マーカー】
有用形質選抜のためのDNAマーカー スイカ編 #002 【スイカ炭疽病レース1抵抗性選抜マーカー】 Watermelon [Citrullus lanatus (Thunb.) Matsum. & Nakai] 【概要】 スイカの炭疽病に対する抵抗性を付与するCC-NBS-LRRの非同義のSNPが初めてマップされた。 新たに提案されたSNPを持つLRRドメインは、ウリ科とマメ科で進化的に保存されている。 炭疽病は多くの植物を徹底的に破壊する。 重要な病気であるにもかかわらず
有料500
