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94 一旦戦況がよくなってもずっとは続かない

 ウクライナのドネツク州の都市がロシアに取られるかどうがの瀬戸際らしい。

 このソレダルという都市がゼレンスキー大統領がいうように陥落していなくてもかなり激しい戦闘が続いていつ取られてもおかしくない状態なんだろう。

 ウクライナの発電所などのインフラ設備攻撃でウクライナが弱っているのか、外国からの武器援助が滞ってウクライナが弱ってきたのか分からないがロシアがちょっと盛り返しているのは間違いないと思う。

 しかしながら、仮にロシアがソレダルを、ドネツク州を占領したとして、占領し続けることはかなり厳しいと思う。まず住民ロシアの言うこと素直に聞かない。隙あらばテロ・ゲリラ活動する。それらを押さえるのに軍事力と警察力を現地に貼り付けておかなければならない。また外国のロシア経済制裁はずっと続いており、長い目で見るともっとロシアを締め付ける。

 ひょっとしたら今年はロシアが反転に出て部分的に成功するかもしれない。しかしウクライナを力尽くで攻めて屈服させるのは無謀だったのだ。せいぜい新欧米でない政権作り程度にとどめておけばよかったのにね、プーチン。

(今日で連続94日執筆です)

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