お腹が痛いときは鎮痛薬を飲もう :(補足)部活も辞めたかったら辞めていいです。
こんにちは!
『可愛いとエリートは両立する!』エリートヤンデレかいじゅうちゃんです。
実は昨日から瀕死の怪獣になっているのですが,
特に今 “弱っている” 方にぜひお伝えしたいことがあるのでnoteを書くことにしました。
今回の記事の結論は
・痛いときは鎮痛薬を飲もう
・眠いときは寝ていい
・辛いときは逃げていい
・行きたくないなら行かなくていい
・辞めたいなら辞めていい
です。「そんなの当たり前じゃん!」って方はかいじゅうちゃんより生き方上級者なので,恐れ入りますが今回は他の面白そうな記事をお読みください。
でも実際には,「自分を上手に甘やかすことができる」人ってそんなに多くないと思うんです。かいじゅうちゃんのかいじゅうママも,かいじゅうちゃんの2倍以上生きているけど(詳しく書くと怒られちゃう(^^;),「辛そうなのに無理してるなあ」って娘ながらに思う時があるくらいですから。
なので今回は
「自分を甘やかすのが下手」「いつも頑張りすぎちゃう」「休むのに罪悪感がある」という方に,
エリートヤンデレかいじゅうちゃんがもっと楽に生きていいんだな,と思えたきっかけを2つお伝えします。
一つはすべての人(特に学生さん)に伝えたいお話,もう一つは女性の方に向けたお話です。
一つ目は,「辞めたい組織は辞めていい」というお話です。
これは,かいじゅうちゃんの中学校時代の部活動の話です。かいじゅうちゃんは田舎出身なので,近くの中学校は部活動が強制で,しかもほとんどが運動部でした。
さらに
・運動部の方が受験に有利
・部活を辞めたり,行かなくなったりしたら内申(中学校が高校に提出する生徒の報告書的なもの)が悪くなる
という謎の体育会系ルールが発動(真偽のほどは分かりませんが,親含め社会全体の暗黙の了解的な感じでした)。
そこでかいじゅうちゃんも仕方なく運動部に入ったのですが,運動が苦手な上に部員とも話が合わず,2年間,仲間外れにされていました。当時はペアを組まないといけない練習メニューが苦痛で仕方なかったです。
でも今振り返ってみれば,その中学校から進学校に行く人は本当に一握りで,大学まで進む人も半分いるかいないかくらいの環境で,周りに合わせようとしたらそれは無理な話だったのです。というか,その環境にいる人間の「進路に有利」って一体何基準だったんでしょうか。。。
結局かいじゅうちゃんはその部活動を引退まで耐え,その後偏差値70超の高校,そして早稲田大学へと進んだわけですが,そこには目からウロコが落ちるような環境で育ってきた人がたくさんいました。
幼稚園から大学まで全部私立なんてよくある話。幼稚園から塾に通い,勉強だけをしてそれが順当に評価される世界があることに驚きました。
そしてかいじゅうちゃんは思ったのです。「え,私,最初からこっちの世界で戦ってた方が楽だったんじゃない...?」
もちろん,それぞれの環境にはそれぞれの大変さがあることは理解しています。また,偏差値や成績だけが大事だというつもりもまったくありません。
ここで私が伝えたいのは,人には「向いている」「向いていない」がやっぱりあって,「向いている」ことに集中した方が楽に,しかも人よりも成果を出せるということです。
そして「辞めたいなら辞める」「逃げたいなら逃げる」ということは,「向いている」道にたどり着くための最適な方法なのです。
「そんなことを言ったって,私には向いているものがない」。
そう考えていらっしゃる方にこそ,「辞めたいなら辞める」「逃げたいなら逃げる」を徹底してみていただきたいと思います。「やりたくないこと」をそぎ落とした先に「やりたいこと」が見えてくるというのは,数々の成功者に言われてきたことです。
だからかいじゅうちゃんは声を大にして,
「辞めたいことは辞めよう」と主張します。
二つ目は,「生理痛が辛かったら鎮痛薬を飲もう」というお話です。
実はかいじゅうちゃんも毎月の腹痛がひどくて,よくベッドから動けなくなります。
さすがに心配になってきてレディースクリニックを受診したのですが,そこで先生に言われた言葉は全国の女性に届ける価値があると思いました。
その言葉とは,
「鎮痛剤は我慢しなくていいから飲んでね。辛くなるのが分かったら,予兆の段階から飲んでいいよ。それでも治まらなかったら,危ないかもしれないからすぐに来てね。」
でした。
この言葉を言われた時,なんだか,
「我慢しなくていい」
って一言がすごく心に響いたんです。
それは,体調のことだけではなくて,辛いことすべてに対して言えることなんじゃないかなって。
特に日本人によく当てはまることだと思うのですが,
やっぱり「忍耐が美徳」っていう感覚が抜けないところがあるなって思うんですよね。
つい先日もTwitterで,日本でだけなかなか「無痛分娩」が普及しないことを嘆くツイートが多くの「いいね」や「リツイート」を集めていました。
でも「耐えること」って,本当にそんなにすばらしいことなんでしょうか。
そもそも「痛み」は,
「体に何か異常が起きていることに気づいて,適切な休養を取らせるためのシグナル」
なはずです。
その「痛み」に耐えたまま何かを頑張らせようとする「忍耐」の精神論って,そもそも自然の機能に背いていますよね。
そんなボロボロの状態で体に鞭を打って「頑張った」ところで,生産性のある活動になるとは思えません。
『「痛み」が大事な合図だって言うなら,薬でそれを無理に止めるなんてそれこそ自然に背いてる!』
っていう声もあるかもしれませんが,
確かにヒトが野生の世界で生きていた頃は,痛みでのたうち回らせて活動を無理やり止めないことには,休息を取らせることができなかったかもしれません。野生動物にとって「動かない」ことって死活問題ですからね。
でも今はどうでしょうか。鎮痛薬を飲んで痛みが治まったからといって,体の状態が万全になるわけではないことを私たちはちゃんと理解できますし,安全な場所で休養を取るのも野生動物だった時代よりは簡単ですよね。
もちろん仕事や学校に行かなければいけない時もありますが,その場合も,できるだけ活動量を抑えたり,自分の身体を気遣った過ごし方をしようとするはずです。また,そのような工夫をしてもやっぱり辛いなら,休むことができるのも今は当然の権利となっています。
あなたが「痛み」に気づいて,「あ,身体の不調を教えてくれてありがとう」と捉えたなら,「痛み」の仕事はおしまいです。
「痛み」は,人間に試練を与えるためにあるのではなく,人間が自分を守るために身につけた武器なのです。
だからそれによって必要以上に消耗するくらいなら,必要な分だけ受け止めて後は避けるというのは何も悪いことではありません。
身体のことだけではなくて,心にも同じことが言えます。
「嫌だ」「辛い」「逃げたい」「心が痛い」という感覚は,忍耐力を鍛えるために生まれたものではなくて,
自分の生存に合わない環境を避けるために人間が長い年月をかけて編み出した優秀な選別機能(フィルター)であるはずです。
こんなに優秀な機能を利用しない手があるでしょうか。
あ,「痛かったら鎮痛薬を飲もう」って言いましたが,もちろん何でもかんでも自己診断は危険なので,
「ちょっとこれは」と思ったらすぐに一度病院に行ってみてくださいね。
「まあまあ何とか…耐えられそう…」って人も,時間に余裕がある時でいいので,やっぱり一回は病院で診てもらうと安心です。
「なんともない」ことが分かったら,それだけで回復が早くなったりもしますしね。
ともかく,
「痛かったらその『痛み』は避けていい」
ということは頭の片隅に覚えておいていただきたいと思います。
ということで今回は,
『もっと楽に生きていい』というテーマでお話をしてきました。
それを実現するための5つのヒントが,冒頭でお示しした
・痛いときは鎮痛薬を飲もう
・眠いときは寝ていい
・辛いときは逃げていい
・行きたくないなら行かなくていい
・辞めたいなら辞めていい
です。
私たちは自分を守って幸せになるために生きていいはずなのに,なぜか必要以上に「我慢」をしてしまうことが多すぎるのです。
かいじゅうちゃんもまだまだひよっこなので,自分をいじめてしまうことが多々あるのですが,もっと肩の力を抜いて,自分の本来のパフォーマンスを発揮して生きていけたらいいなと思っています。
この記事を最後まで読んでくださった優しい皆様も,ぜひかいじゅうちゃんと一緒にちょっとでも「我慢」をやめてみていただけたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただき,本当にありがとうございました。
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ではまた次回お会いしましょう!
かいじゅうちゃん
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