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自宅介護日記

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「自分を大切に、あなたの人生ですから」

「自分を大切に、あなたの人生ですから」

夜中になると思いや考えがグルグル巡って眠れなくなる事がある。今日がそれだ。だからここに捨てようと思う。

秋口から義母のケアマネージャーさんが変わった。今までのケアマネさんは皆 義母にも私にも大変よくしてくださって、今でも感謝している。

新しいケアマネさんは とてもよく喋る方で、いつもご訪問が長くなりがち。でも全然イヤじゃない。親身になって色々提案してくださるし、聞き上手でいらっしゃるから 話し

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今日は義母の機嫌の悪い日

今日は義母の機嫌の悪い日

今日の義母たまこさんのお食事は、栗の甘露煮を使った炊き込みご飯と肉豆腐、なすとピーマンの味噌炒め、トマト。たまこさんは歯がないので、ピーマンはよーく炒めた上に酒を振って少し蒸し、ホロッとさせる。そうすると食べられる。実質調理時間45分くらい、暑い中がんばった。

今朝のたまこさんは足の神経痛の塩梅がよろしくないようで、ご機嫌ななめであった。「足が痛い!あぁ、痛い痛い!」お部屋でキャンキャンと声を上

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義父の認知症の3つのキーワード。火、車、水。

義父の認知症の3つのキーワード。火、車、水。

義父の認知症を介護していた時は、私にとって人生の修羅場というのにふさわしい時期であった。まさに地の獄といえよう。私は自分のそれまでのヌルい人生で初めて、ストレスで全身に痒みを伴う発疹が出るという経験もした。ストレスの怖さ、心と体はつながっているんだなぁと他人事のように思ったものだ。

当時の義父は80歳。それまでも数年の同居をして身の回りの面倒をみてきてはいたが、「ヤバい」と感じ始めてからの4か月

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義父母の介護をしていたらアラサーからアラフォーになっていたでござる

義父母の介護をしていたらアラサーからアラフォーになっていたでござる

義母たまこさんと、嫁である私の関係は、そう悪くはないと思う。

むしろイイ方だ。介護ヘルパーさんや、ケアマネージャーさんのお話を聞く限り、私は「なかなか良く老母の面倒を見る嫁」と見て頂けているらしい。とても有難いことだと思う。

私はいま38歳で、義母は86歳。私の夫は46歳で、義母が40歳を過ぎた時に産んだ子供である。年の差を見るならば、義母はむしろ私のおばあちゃんの年齢だ。この大きな年齢差が、

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叫べ中年女 踊るロマンのチミドロで

叫べ中年女 踊るロマンのチミドロで

「もう、やりたくなぁぁぁーーいッ!!」食料品の買い出しに行った帰り、運転中の車の中で叫んだ。

中年女の叫び声である。恐ろしいだろう。2、3年に一度のスパンで訪れる、「叫びたくなるとき」が とうとうきたのだ。善でも悪でもない、およそ模範解答のない問題に日々直面していると、にんげん叫びたくもなる。

介護は忍耐であると思う。介護する方も、される方も忍耐だ。それをお互いが思いやることが出来れば、ストレ

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おかねもちの家での介護 その隆興と凋落

おかねもちの家での介護 その隆興と凋落

今日の献立は、義母たまこさんの大好物、さつまいもの天ぷら。

歯が少ししかないたまこさんでも美味しく食べられて、ボリュームもあるので、実際よく作るおかずだ。ニコニコしながら、「出(デ)がイイでね」と言ってホクホク食べてくれる。「出がイイ」というのは、お通じがよくなるという意味だそうだ。たまこさんにとってトイレに行くことは既にグレートジャーニーだから、おなかが健康なのは、大変よろしい。

そんな お

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介護して気づいた、自分の卑屈さ

義母たまこさんの介護をするのは、嫌ではない。

そりゃあ面倒だと思うこともあるけれど。

たまこさんは明るいし、何かひとつするだけでも感謝をしてくれる。ありがとう、すまないねとちゃんと言ってくれる。すごい人だ。だから私も、「いいんだよ、大丈夫」と心から言える。色々してやりたいと思う。

義母は今86歳、これまでも、これからの毎日の暮らしも、なるべくラクで快適で、すてきなものにしてあげたい。そう思っ

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