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コーチングを学び始めた日本語教師②

こんにちは。
日本語教師で介護福祉士の内藤です。

日本語教師として10年経ちまして、
さらにスキルアップしようと思い、
コーチング勉強することにしました。

コーチングを学ぶとプレメンで使うスキルと
似ていることに気がつきました。
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プレースメントテスト(プレメン)
プレメンは新入生が来た際に、現在のレベルを
測る時に行います。
日本語学校では、筆記と会話のテストを行い、
クラス分けを行っています。

私の感覚では会話のプレメンが1人で
できるようになると、教師としてほぼ一人前
という印象です。
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チャンク・ダウン(かたまりをほぐす)
相手の言葉のかたまりを具体手な言葉に
ほぐすことです。

例えば
「GWどうだった?」
と聞いた時
「すごく楽しかったです。」
と抽象的な答えが返ってきた際に
「そうですか」
と返して終わってしまっては相手のチャンクの
中身を知ることができません。

「楽しかったって、どんなことがあったの?」
「温泉に行ったんですけど、そこがすごく良かったんです。」
「そんなんだ。どんなところが良かったの?」
「露天風呂の景色が最高で…」

相手のかたまりの言葉を受けて具体的に
ほぐしていきます。
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ここまで読むと会話のプレメンをしたことがある
日本語教師は、やっていることはプレメンと同じことに気がつきますね。

プレメンでは
「ダナンはどんなところですか。」
「有名なところです。」
「何が有名ですか」
「海がきれいです…」

プレメンの場合、語彙力の関係上、
なかなか話が膨らまなかったり、話題によって
話が膨らまない場合もあります。

あまり話が膨らまないと、私の質問が
悪かったかのかもと、学習者の反応を見ながら
質問を変えたり、話題を変えたり、話しやすい
ように工夫したりしています。
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コーチングのチャンク・ダウンは
日本語教育でいう会話のプレメンと通ずるものが
ありました。
プレメンの方がチャンクが大きすぎて
ほぐすのが大変ですね💦

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