第23話「ユマニチュード入門」を読んで~訪問介護~
初めに
皆様、いつも有り難うございます。
画像はgoma_cheese様からお借りしました。
有り難うございます。
「ユマニチュード入門」を、読みました。今回の記事はその感想文です。
◼️著者◼️
本田 美和子
イヴ・ジネスト
ロゼット・マレスコッティ
◼️発行者◼️
株式会社 医学書院
代表取締役 金原 優
全146ページ
私と致しましては、
大事にしたい「キーワード」
は2つあります。
「人間の尊厳を取り戻す」
「あなたに関心があって来た」
わかっている様で、なかなか難しいと感じるキーワードです。
まずは、「Section2 ユマニチュードの4つの柱」の前置きとなる、「人間の尊厳を取り戻す」です。
「人間の尊厳を取り戻すために」
これは、こちらの本の主題だと、私は感じました。
(2)は、ユマニチュードの4つの柱の事で、勿論、取り入れるところは取り入れたいです。
(1)については、私からのアプローチを変えてゆく事で、様々な角度から検討して参ります。
(3)については、私の記事の「第22話の結び」でまとめた、自己決定をして頂く事や、ヘルパーが説明や助言を行う、等の対応でクリアーにして行けるのではないか、と、考えております。そして、無理をしない事。
次に、
「あなたに関心がある」
ですが、「Sction3 心をつかむ5つのステップ」で述べられています。
「Sction3 心をつかむ5つのステップ」
5つのステップとは
の事です。
ケアのために訪問したのではなく、お会いしに来た、お話しに来た、といった心意気、ご挨拶方法に、好感を持ちました。皆様にとっては当たり前かもしれませんが、私はいつの間にか、型で決まってしまってきていたので身が引き締まる思いでした。
あなたに関心がある、という心がけが、ケアを作業で終わらせない様に感じます。
これを具現化するための、ステップのひとつが
…お客様にお会いしてから話のネタを考えようとしても、なかなか閃かないので、今日はこんなお話をしてみよう、と予め用意しておいたり、訪問時間以外に何をされて、どんな想いでいらっしゃるのか、想像しておく等でよりコミュニケーションが広がるかな、と思います。
まとめ
人間の尊厳を取り戻す事を貫いて考え抜かれた一冊だと感じました。
対応方法も具体的に書かれていて、すぐ実践出来る内容でした。こちらの本は入門ですので、まだまだユマニチュードは奥深く、様々に検討されている事かと思います。
関係者の方々、どうも有り難うございました。良書に巡り会えたと、喜んでおります。
どうしたら現場に取り入れていけるか、試行錯誤しながら取り組みたいと思いました。
今回は以上です。
皆様、どうも有り難うございました。
宜しければ、また、お願い申し上げます。
ひかり