誰が弾くのか
先日、わたしが大好きなピアニストさんの
クラシックコンサートに、
学生時代からの友人と一緒に行きました。
クラシックのコンサートが、
その友人の職場のすぐ近くだったものの、
彼女の音楽の好みで全くないことは
十分に理解してたけれど、私が彼女に
ひさびさにお会いしたかったのもあり、
お誘いしてみたら、即答で「いきたい!」と
言ってくれて、一緒に行くことになりました。
様々なコンサートやライブに過去何百回も
行ってる音楽には詳しいほうの彼女にとっての
生まれて初めての「クラシック」のコンサート
このコンサートのプログラムは、
前半は、2人のピアニストが、
同じスタインウェイのグランドピアノを
それぞれソロで弾き、休憩をはさみ、
後半は、2人で、2台ピアノの演奏をするという流れだった。
2人のうち、
1人は私も初めて聴くピアニストさんで、
最初に出てきた彼の音色を聴いて、
大好きなピアニストさんとは、
全然違う音の鳴らし方やなぁ。
そして、ソロを弾く曲数すらも2人は違ってて
全く違ったタイプのピアニストの音色が聴けることや、後半の2台ピアノも面白くなりそうだなぁ!と、聴きながら思ってました。
休憩の時に、彼女が私に言ったことは、
『私はクラシックのことはよくわからないけど
同じピアノ弾いてるのに、
弾く人でこんなにもピアノの音が違うんだね!
弾いてる曲が違うからだけじゃないね!」
と。少し興奮しながら、言ってくれました。
名曲という曲はたくさんあるだろうけど、
同じピアノを誰が弾くかで、変わる。
「誰が」弾くのか。
この「誰が」というところが、
ポイントなんだなと、あらためて感じました。
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
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