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大学と仕事を結びつけて考える人へ

「大学に入りたい」
「なぜですか?」


みんなが行っているから
キャンパスライフを楽しみたいから
駅伝をしたいから
野球をしたいから
サッカーをしたいから
学びたい学問があるから
好きな人が行っているから

大学でしたいことがあるということですね。


就職や仕事に必要だから
就職や仕事で有利になるから

大学でしたいことはないということですね。
先の仕事のことを考えて、
大学生の時間をそのために使おうということですね。
人生は一度だけなので、後悔しないようにしましょう。
大学生活を楽しまずに、未来のための投資をする時間として使う。
それで後悔しないと今思っているのなら、いいのかもしれません。

基本的には、どんな学問であっても、人生や仕事に間接的に役立ちます。
心理学を学べば、自分や同僚の鬱状態に早く気付けるでしょう。自死を防げるかもしれません。
法律を学べば、労働基準法に違反しているからと無理な要求を突っぱねることができるかもしれません。
環境を学べば、経営方針や新商品が環境に悪影響を与えることに気付いて、企業へのダメージを回避できるかもしれません。
一方で、経営を学んだからと言って、ジョブズさんや孫さんのようになれるかというと多分なれません。
この仕事をしたいから、この学部でこの学科という考えに縛られなくてもいいと思います。

仕事は何をしますか?
給与と場所は最低限の条件があると思います。
マリで月給10万円では働かないと思います。
お金があってもしたいことや興味のあることなのか、
人の役に立ちたいのか、
大金を動かすことや、大統領に働きかけるなど、何かの遣り甲斐なのか、
適性なのか。
それを考えてみましょうね。

考えるツールを紹介します。
「13歳からのハローワーク」(村上龍)
中学生向けと侮らないで、こういう職業もあるんだという気付きに繋がりますよ。

「ビジネスモデルYOU」(ティム クラーク.翔泳社.2012年)
自分を深く省みることで、どんな仕事が合っているのかに気付ける本です。

職業適性の検査はネット上に簡易的なものはあるんですけど、
時間をかけてたくさんの質問に回答したほうが、
精度は上がります。
ハローワークで、
キャリアインサイト(105分)という検査か
一般職業適性検査(45分程度)という検査を
無料で受けることができます。
予約をして、18歳以上なら受けられます。
自分の興味と今の能力から適性を見るものです。

アルバイトをしてみる。
仕事の分野や給与よりも、私服でいいこと、制服があること、少人数であることや、上司がいないこと、残業がないこと、朝が遅いこと、人と話さなくていいこと、忙しいこと、静かなこと、ゆったりしていること、大金に関わること、顔の見える人に貢献できること、派手で目立つこと、工夫すること、創作すること、決まった場所に決まった時間に通うことの方が自分にとって大切だと気付くかもしれません。
昇格欲があることに気付くかもしれません。
変化のない仕事や、責任の重い仕事にやりがいを感じそうだと気付くかもしれません。

そもそも仕事をしたいのか、しなければならないのか
ここから考え始めることが必要かもしれませんね。

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サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。