個人事業主になって1年9ヶ月

「1年で個人事業主の4割が廃業する」

という記事を見て、ふと自分のことを振り返ってみました。

開業届を出したのが2021年の2月だったので、この記事を書いている時点で1年と9ヶ月経ったことになります。

後で振り返れるように自分への記録用、そして個人事業主ってこんな感じだよ、というのを発信していこうと筆をとりました。

なぜ、開業したのか

これは久しぶりに会う人によく聞かれますが、結論から言うと成り行きです。

仕事を辞めたタイミングで、コロナ禍になり、家にいてできる仕事ということでオンラインでの英語指導を始めました。

はじめはお小遣い程度に、くらいにしか考えていなかったものの案外需要があることに気づき本格的に取り組んでいくことを決めました。

そのタイミングで税金の関係から開業届を出す必要があり、個人事業主となりました。

何をやっているのか

現在は学生向けの受験英語指導と、社会人向けの英語コーチングをオンラインで行っています。

前者はプラットフォーム上で集客をして、生徒さんを担当しています。ありがたいことに最近はほぼ満席状態をキープできています。

後者は業務委託でコーチングを行っています。こちらはコーチングと添削のお仕事をアサインされる形です。こちらも受講者さんは常にいらっしゃる状態になっています。

個人事業主は二度生まれる

ここまでを見ると順風満帆ですが、実際には死の淵を2度見ました。

ま1度目は急激に仕事が減った時。なんとか集まった生徒さんが立て続けに解約になりました。今なら、また新しい生徒さんが来ることは分かっていますが当時は自分自身を否定されたくらいに思い込んでかなり塞ぎ込みました。

落ち着いてみるとミスマッチの一言に尽きます。仕事を始めたばかりの時は、とにかく仕事くれくれ君だったのであらゆる生徒さんを受け入れてそれぞれのニーズに応えようとしていました。でも、結局はどこかで自分の信念と違うことをしていることに嫌気が差して、ニーズに応えられなくなったのだと思います。

当時は面談→契約の成約率をほこらしくおもっていましたが、自分の価値が発揮できない形で仕事を受けても契約は続かないし精神的にも良くないことを強烈に学びました。

今は自分にどんな特徴があるのか、出来ないこと、出来ることはなんなのかをきちんとお伝えした上でご検討いただくようにしました。

成約率は下がりましたが、継続率は上がり、結果満席に近い状態をキープ出来ています。

2度目の死の淵は精神的に病み病み期です。

都会に引っ越して一人暮らしを再開し、仕事もバリバリしていたら精神が疲れてしまいました。

当時はなんとも思っていませんでしたが、2週間でYouTubeを 60本投稿したり、資料を120本作ったりと睡眠を削ってでも仕事をしていました。

無理が祟って自然と涙が出る状況に陥り、しばらく療養していました。

この2回の死の淵では今までなんとなく避けてきた自分と向き合う、作業を余儀なくされました。まだ向き合っている真っ最中ですが、自分のことを少し理解してコントロールできるようになり、やっと個人事業主、になった気がします。

どんな生活をしているのか

仕事が学生さん向けのサービスがメインなこともあり、夕方から自宅で仕事をします。

大体17-22:30くらいで休憩を挟みながらです。

それまでの時間は何をしているかと言うと、提出された課題の添削をしたり、連絡や質問に返信をします。

そして時期により、季節講習が入ったり、講習後の疲れを癒すために最低限の仕事以外何もしない時期があったりします。

最近は新規事業の準備のため空いてる時間はほとんどその準備をしています。近日中にサービスを公開しますが、競合リサーチ、ランディングページ作成、決済手段選定、SNS運用、コンテンツマーケティング立ち上げ、法務周りのチェック、サービス資料作成など多岐にわたる準備に追われています。

とはいえ、死の淵を見てからはポレポレ=のんびりマイペースで、を意識しているので楽しく無理なく作業しています。

空き時間にポケモンしたりもしてます。

これからどうするのか?

最終的にはオフラインの仕事とオンラインの仕事を両立させていこうと思ってます。

2年近くオンライン専門でやってきて当たった結論がオフラインもある程度あった方が楽しいということです。

オンラインの仕事については間にプラットフォームを挟まずに、完全に自分で一気通貫で仕事をしたいな、と最近は考えてそれに向けた準備に追われています。

大変ですが、ヒリヒリ感と自分で好きに組み上げていく感覚がたまらないです。


ここまで読んでいただきありがとうございます!

また定期的にこれまでのこと、これからのことを記録していきます。

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