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フィンランドのサウナの話。

フィンランドの大抵の家には浴槽はなく、お風呂が大好きなわたしにはつらいところなのですが(いつか浴槽を設置する野望があります)、かわりに我が家にはシャワールームの隣にサウナ部屋がついています。家についていない場合でも、アパートなどは共用のサウナがある場合がほとんどのよう。フィンランド人のサウナは日常に浸透していて、日本人にとってのお風呂や温泉のような立ち位置なのかしら…と感じています。

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夏は湖畔のコテージの薪のサウナからの湖でのクールダウン、真冬にはアヴァント(avanto…湖の氷に穴を開けたもの)でクールダウンすることも。挑戦する前はさすがに怖気付きましたが、意外と平気でした…。

そして、パルユ(palju)という露天風呂みたいなものもあります(ぬるいけど) ここでのんびりゆったり時間を過ごすのも好きです。

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こちらはパルユに入るムーミン@ロヴァニエミ。

フィンランド式サウナは、ヒーターや薪などであたためたサウナストーンに水をかけ、その蒸発した蒸気を浴びるというもの。そこでこんなものを使ってみました。

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サウナストーンの上でマッカラ(ソーセージ)を焼く袋。サウナに入りながら料理もできるなんて!と思いつつ、夫が用意してくれました。これはkiuasmakkara(ストーブソーセージ?)と呼ぶそう。

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あたたまったサウナ部屋は80℃ほどに。サウナストーンに袋をのせると、ソーセージとチーズとケチャップ、一緒に入れた玉ねぎの良い匂いがしてきます。

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適度にバルコニーでクールダウンしつつ、何度かサウナとバルコニーを行ったり来たり。静かにあれこれ話したり、バルコニーでお酒を飲んだりするのも楽しいひとときです。

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そして、できあがったソーセージを食べるのでした。楽しかったので、またやってみようと思っています。難点は、サウナに入っている間とてもいい匂いがするので、お腹がすくことでしょうか…。

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サウナのクールダウン用に、ずっと薄手のバスローブを探していたのですが、最近はマリメッコで入手したものが活躍中です。


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