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NANAってすげぇや

永瀬花帆、1992年生まれ。
現在31歳、半年後には32歳になる。

幼い頃からそこまで漫画を好まずどちらかというと小説の方が好きだった。まあそれなりに漫画も好きだけれども漫画はSOSOみたいな感じで育った。
とかなんとか言っているが20年前、猫も杓子も読んでいる、読了率99%くらいの神漫画があり、私も大熱中していた。
それが矢沢あいさんのNANAである。

ここで簡単に神漫画NANAのあらすじを説明しよう!
上京中の新幹線の中で偶然隣の席で出会ったナナと奈々!
新幹線は雪で長時間止まってしまい、同い年ということもあり会話話はずみ、二人は仲良しに!
東京に着いて離れ離れになるも、新居の内見で偶然二人がニアミス!!
二人とも同じ物件を気に入ってしまい!?そこから始まるワンダフルストーリー!!この物件にはどっちが住むのー!?

そう!私はあらすじを話すのが異常に苦手である!!!!

私鬼滅の刃も読んだことないんですけど、風の噂で聞いたあらすじはこれ↓

僕の名前は炭火焼炭治郎!(だっけ?)
家族を支えるために炭を売っているよ!ちなみに長男!
今日も炭を売って家に帰ると、家族が鬼に虐殺されてしまっていた!
妹のツネコだけギリ生き残っていたけど、鬼に噛まれて半妖になっている…
俺が鬼殺隊に入って鬼を全滅させる!とりあえず岩を切らないことには始まらないので柱に入門!

という話だと思ってるよ。何パー合ってる???

はーあ、感想書くのは好きなんだけどあらすじ説明するのってめっちゃ難しいよな〜(他人事

で。

いつもは映画映画言ってサブカルぶってる女がなんで急に漫画の話なんてしだすん?という話なんだけど、配信でNANAの実写映画を約20年ぶりに見たからなんですよね。
いつだったかの記事で話したかもしれないけど、人生で初めて親ナシ友達だけで観に行った映画がNANA。
公開初日に地元のちっちゃい映画館に観に行ったものだから、中学校の同級生がたくさんいたことを覚えてる。しかも満員で立ち見だったような記憶もある。まあとりあえず、当時それほど私たちはNANAに熱狂していたのだ。

先ほど私が書いたあらすじだけ読むと、「ハァ?何が楽しいねん」と思われると思う。魅力を伝えられず不甲斐ない。

けども、約20年ぶりに実写映画を見たら、一語一句先読みして頭の中でセリフを再生できちゃうんだよね。
「あ、あのセリフ抜けてる」とか「ん?今のちょっと言い回し違う?」
とか、そういうのもわかるほど。え、それってちょっとすごくない?ちょっとどんだけ読み込んでらっしゃる?>私と思って筆を取ったのだ。
なんであんなに惹かれたんだろう?魅力的なキャラクター、可愛いファッション、そして「大人になったらこんなことが起きるの!?」という憧れもあったんだと思う。※起きてない

NANAを読み始めたのは小学生高学年だったけど、私は当時お母さんにあまり漫画を買ってもらえなかったのだ。
しかもNANAはちょっとお淫らなシーンもあったし、お母さんはいい顔をしなかった。友達から「僕は妹に恋をする」を借りて帰った日には没収された。
こんなことが現実だと思われると困る」と言われて、まあ確かにそれは青少年を守るためには大切な考えだけど、大丈夫流石にこれが現実にないことくらい分かる。と言いたかったけど大人しく没収されていた。
ちなみに高校生の時授業中に「Pinkの遺伝子」というハレンチギャグ漫画を机の下で読んでいた時は現代文のサイトウユウキ(24)(野球選手ではない)に没収された。エロ漫画没収され人生。
あの時サイトウユウキが脇に没収したPinkの遺伝子挟みながら授業してたの大爆笑しちゃったな…嫌なJK…
しかしエロを抑制されて育つと、結局成人してからこのようなエロ漫画大好きハレンチ女が爆誕することを母は身をもって知っただろう。

NANAはギリ没収されなかったけど、数少ない家に置いてある漫画だったから、本当に何回も何回も擦り切れるほど繰り返し読んだ。

ちなみに小学生の頃よくわからなかったことが大人になったらめちゃくちゃ分かるようになった。

「ハ!?なんでノブはハチを捨てられねえんだよ!バカか!?」
「ノブは色々はっきりしないでなんなの!?」
「ノブ💢」

ノブへの怒り?爆

DEAR 20年前の私
恋愛って大人の事情的なグレーにしておいていい部分もあるんよ…
白か黒かはっきり気持ち決められない部分もあるんよ…
FROM20年後の私

ちなみにメンズキャラの推しは、そんなノブの最悪なライバルになったタクミである。はちゃめちゃかっこいい。多分漫画のキャラだからかっこよく見えるんだろうけど…現実にいたらただの顔のいい激ヤバ男…(けど絶対好きになるよ!)

同世代の女の子たちにとって、NANAは本当に大きな影響を与えたと思う。
今でも黒髪ボブのワンレンの人を見ると「ナナみたい」と思うし、ヴィヴィアンを見ると「NANAだ」と思うし、花火大会の日に雨が降ると「ハチが泣いてるかも」と思う。ずっとずっと私の人生に影響を与え続けているのだ。

2024年、もうとっくに連載していた期間より、休載している期間の方が長くなっている。
どうか私が生きている内に完結してもらえますように!(ず〜っと待ってます)

おしまい

追伸
パラダイスキスのジョージも死ぬほど好きです。

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