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■1ヶ月準備で人生初フルマラソン完走したよ!

きっかけは、11月4日(火)に風邪を引いて会社を休んでしまったこと。

自分の中ではすごく珍しいことで、正直ショック。
「もしかして体力の衰え?」と前々から恐れてた危機が現実のものとなった気がして、ベットの中でぐるぐる考える頭の中に、ふとひらめいたのは、
「あ、フルマラソン完走を目指したら強くなれるかな?」
そんなアイディアでした。

思い立ったら試してみたくなり、11月8日の華金にシューズを買いに行き、11月9日の土曜日から走り始めてみることに。

やってみたらびっくり、最初は2キロも走れない、数キロ歩くのもしんどい状態、体力のなさは想像通りだったけど、逆に、フルマラソンってどないやねんと、想像もできない挑戦だったことに一瞬後悔。
でも、決めたからにはと、一番近い12月8日の大会を走ることに…


1ヶ月しかないけど、できることをやろうと、まずやったのは、

フルマラソンの体験談やテクニックなどの、本を読みまくり、周囲の経験者に話を聞きまくりの情報収集から。

そして、自分なりの練習メニューを立てました。ただ、天気が悪い日、寒い日が多かったので、主にはジムでコツコツ走ることに。


無謀な挑戦に不安いっぱいだったし、計画の中では、大会1週間前からは足の疲れを取るために走らない期間を設けたので、
実質走れたのは3週間、練習15回、累計走行距離は120キロくらいで、1日最長距離は15キロのみだったので、あまりにも未知の世界のまま…


ラスト1週間は、補給や水のタイミングやペースはどうするかなどの戦略を考えたり、精神的な準備に入りました。
もうどうあがいても仕方ないから

「準備力、そして当日楽しむ力」
それだけを持って臨みました。
前日夜に、たくさんの友達から応援メッセージもらったの嬉しかったです。

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そして迎えた当日。
深夜2時に起き、シャワーを浴び、ご飯とお味噌汁に、バナナ、スポーツージェルで自分のガゾリンを満タンにし、
朝5時、盛大な花火と共にスタート!

日の出前の真っ暗の中からゆっくり走り始め、夜明け前の街のイルミネーションを楽しみ、続く日の出や美しい景色に感動し、ずっと友達とおしゃべりしながら、写真スポットでは観光を楽しみ、走り続けました。


とはいえ、時計とにらめっこしながら、計画通りの走行ペースを守り、ジェルや水の補給タイミングも作戦どおりこなしているうちに、気づくと人生で走ったことがない最長距離の20キロを超えてました。


後半は気温は28度くらいに上がっていったので、補給所ではいつもコップ2杯の水をジャバジャバ体と頭にかけて、体を冷やしながら、美しい景色と応援にパワーをもらいつつ進むと、いわゆる35キロの壁にもぶち当たらず、38キロ40キロとスムーズに進行。


自分のどこにそんな元気があるのかなというくらいに、人間の持つ力の偉大さにも驚きつつ、楽しく走り続けることができました。
40キロからラストは、レース中一番早いペースで気持ちよくスピードアップ、
最後は「まだまだ走り続けたい!」そんな気持ちでゴールできました!


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たった1ヶ月でマラソンを語るほどのことはできませんが、
この1ヶ月、42.195キロの完走を目指し経験したことは、経営にも通じる学びが多かったです。
自分の体、人間の体、力を発揮するには栄養や睡眠などコンディション調整の大切さを改めて知り、
協力者や知力や体力を含め、己の現状を知り、かつ伸ばしながら、「戦略を立てて実行する」サイクル、目標に対して真剣に取り組む楽しさ、自分を強くする楽しさを日々痛感しました。
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そして「フルマラソン走ります!」とネタにしてみると、実は、アイアンマン含め、私の周囲には素晴らしい完走経験者が多く、皆様の暖かいアドバイスや知恵の伝授に毎回毎回学びと感動😭


マラソンは自分の足で走るものだけど、結果は全ての協力あってのパワーの結集なのだなと、心から感謝しています。
皆様のアドバイスや支えがなかったら1ヶ月で完走まで至らなかったと思います。ありがとうございました。


おかげさまで、本当に楽しく、素晴らしい経験でした。

怪我も傷もなく、太ももの筋肉痛だけ、とっても元気!


このような挑戦ができるのも恵まれた環境においていただいているからと肝に銘じ、
これからも、私のできることを最大化して、社会に還元し、ますます強く生きていきたいと思いました。

フルマラソンへの挑戦はとても学びが多かったですので、以前はマガジンに入れさせていただきましたが、そこから公開させていただき、2022年に文末をちょっと変更いたしました。

もっとフルマラソンのことが知りたい方は有料となりますが、以下の記事も参考にしてください。




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