食品メーカーの開発職だった私が、HERPのカスタマーサクセスに辿り着くまで 〜スタートアップで全力投球の日々〜
はじめに自己紹介
みなさまこんにちは。株式会社HERPの白石と申します。
2023年4月にカスタマーサクセスとして入社し、半年ほどHERP Hire導入直後のお客様向けの導入支援を担当した後、今は導入後の活用支援を主に担当しています。
入社して早10ヶ月が経ちますが、やっと業務にも慣れてきたところなので、少し自分の入社時を振り返ってみようと思います。
私の転職活動の経験が下記のような人にとって少しでも参考になれば、とても嬉しいです。
異業種・異職種に転職したいと考えている人
新卒で大手企業に入社し、外の世界に出ることに興味はあるものの少し不安を感じている人
30歳以上で初めての転職活動を考えている人
子持ちで転職活動を考えている人
私の経歴について
もともと食品メーカーに就職したかったので、大学で農学を学び、大学院では食や味覚に関する研究をしていました。
勉強の傍ら、在学中はアメリカンフットボール部のマネージャーをしており、大学4年間は勉強よりもアメフトに時間を費やしていることも多くありました。そのせいか、チームで目標を達成することが大好きになり、何事にも全力投球・松岡修造さんのような精神を持ち合わせて社会に出ることになります。
新卒では念願の食品メーカーに就職し、研究開発や商品開発に従事していました。マーケターや営業の方が考えた商品コンセプトを形にしていく仕事で、月並みですが「自分が開発に携わった商品が陳列されているのを見る」ことがやりがいでした。
一方で、商品開発において大事なことは「お客様が”リピートしたくなる味”を作ること」だと気づきました。昨今はお客様の嗜好性やライフスタイルも非常に多様化しており、その分商品の数も増えています。その中で、長く愛される商品に育てるためには、「何度も食べたくなる」「何度も飲みたくなる」味を実現したいと強く想うようになりました。
法人向けの商品開発も担当しており、実際にお客様と相談しながら”リピートしたくなる味”を作り続ける仕事はとても楽しかったです。
転職のきっかけ
そんな中で私が転職をしようと思ったきっかけは2つありました。
1つ目は「自分が事業や組織の課題に向き合いたいと思ったこと」です。
前職でマネージャーになる将来が現実的に見えてきた時、もう少し視野を広げて仕事に向き合う必要があると感じました。自分のチームの役割はなにか、それはなぜか、会社の進む方向に対してどんな位置づけか、等考える課題が山ほどあることは分かっていました。マネージャーになってからその課題に向き合う機会を得るよりも、できるだけ早く課題解決のスキルや経験を身につけたいと思い、環境を変えて挑戦することを考え始めました。
2つ目は「ライフスタイルの変化」です。
前職で産休・育休を取得し、子育てをしながら仕事をするようになりました。その時感じたことは、自分のキャリアを見つめる時間が少なくなってしまうという危機感でした。もしまた産休・育休を取得するとあっという間に40代になってしまうという感じがし、改めて自分が進みたい方向について考えるようになりました。
もともと営業をはじめ、人と接する仕事には興味があったので、異職種へチャレンジするなら年齢的にもギリギリかなと思い、転職活動を始めました。
HERPのカスタマーサクセスに辿り着くまで
転職活動を始めて、改めてどんな職種・業界が良いか考え直しました。はじめはやはり前職と同じようなメーカーでの開発職から検討していたのですが、結局今と同じような気持ちでモヤモヤするんじゃないかと思いました。
「何がしたいのか」「どうなりたいか」を考え続ける中で繰り返し湧き出た想いは、お客様に喜んでもらえるものを届けたいという原点は変わらず、かつ自分が提供するものを”リピートし続けてもらえること”を大事にしたいということでした。
そんな時、夫が当時SaaS企業で働いていたこともあり、はじめて夫に「どんな仕事をしているの？」と聞いてみました。余談ですが、夫は私が「SaaS」という言葉を初めて口にしたことに大変感動したようで、とても楽しそうに仕事の話をしてくれたのが印象的でした。笑
聞いてみると、カスタマーサクセスという仕事にとても魅力を感じるようになりました。その理由は主に3つです。
①お客様と長期間に渡って接することができるから
②売って終わりではなく、継続して使い続けてもらえるように支援できるから
③お客様の声を社内に還元することができるから
3つ目に関しては、もともと開発側にいたこともあり、お客様の声を還元される側だったのですが、お客様のご要望に応えたい一方で、開発体制やリソースによって優先度をつける必要があるというジレンマに悩んでいたので、そういった開発側の想いも汲み取りながら上手くお客様の声を社内で連携できると、より良いサービスを提供できるなと感じました。
かくして初転職にして、食品メーカーの開発職からSaaSのカスタマーサクセスという異業種・異職種への転職活動に挑むことになりました。
エージェントさんにいくつかSaaSのカスタマーサクセスの求人を紹介していただき、その中にHERPがありました。当時のHERPの選考にはトライアル入社があったのですが、これが選考体験として非常に良かったなと感じています。日々のHERPメンバーの会話や業務内容をリアルに体感することができ、「ここで新しい挑戦をしてみたい」という気持ちが強くなったことを覚えています。
また、子育て中の身にはフルリモート・フルフレックスはとても魅力的で、働きたい時に働ける環境があると、入社後も長く働けるイメージが持てました。
実際HERPに入ってみてどうか
HERPに入社して10ヶ月が経ちますが、今でも毎日新しいことだらけで本当に刺激的な日々を送っています。特にHERPに入っていいなと思った点を3つ挙げてみます。
働く人が素敵
ビジネスサイドのメンバーもプロダクトサイドのメンバーも本当に気さくで話しやすい！HERPはフラットな組織で、縦横関係なく毎日様々な会話が飛び交っています。それは、HERPメンバーが「成果というコトに向かっている」からだと思っています。ヒトに向かうのではなく、コトに向かっているので、初対面のメンバーの発言も受け入れられるし、対等にディスカッションができます。もちろん、ボードメンバーやHRとの距離も近いので、事業や組織、プロダクトに対する考え方について疑問を投げることにも抵抗がなく、自分自身会社の進む方向に対して納得して仕事ができています。
何事にも全力！仕事はもちろんですが、懇親の場でも全力で楽しんでいます。先日の懇親会も代表の庄田が幹事を務めており、大変盛り上がりました。私自身何事にも全力な人間なので、こういうカルチャーは大好きです。
お客様を第一に考える
全員がお客様の声をとても大切にしています。日々の採用の現場でどんなことが起こっているのかをキャッチし、お客様の採用課題を解決するためにどんなソリューションを提案すればよいかを毎日考えています。お客様からいただくご要望やツールへのフィードバックはとてもありがたいなと感じます。
社内にはお客様の声をVOC（Voice Of Customer）として蓄積し、プロダクトサイドも見れる場所で共有しています。また、#cs-voiceというSlackチャンネルでは、お客様の声でなく、日々お客様を支援しているカスタマーサクセスからの声をプロダクトサイドに共有しています。こういったお客様やカスタマーサクセスからの声をもとにプロダクト開発が進んでいる環境は我が社ながらとても素敵だなと思っています。
いろんなお客様に会える
Horizontal SaaSならではだと思いますが、様々な規模・業種のお客様に活用いただけるツールなので、私自身今まで出会ってこなかったお客様に会うことができています。担当しているお客様の事業やプロダクトを目にすると、そのプロダクトが好きになるし、どんどん伸びて行って欲しい！と心から思います。事業やプロダクトの成長に採用は欠かせない要素なので、一緒に採用成功に向けて頑張っていきたいと思いながらご支援をしています。
お客様とお話しする中で、「HERP Hireを使うことでエージェントからの推薦が増えた」「現場のメンバーが採用に積極的に関わってくれるようになった」「システムを使うことへのストレスがなく、採用戦略を立てることに集中できるようになった」といった声をいただく時に心から幸せだなと感じるのと同時に、そういったお客様をこれからもっと増やしていきたいという新たな活力が湧いてきます。
これからやりたいこと
引き続きカスタマーサクセスとして、多くのお客様に対して活用支援を続けていきたいと思っています。
私個人としてももっと採用知見や課題解決力を磨いていき、担当のお客様を全力で支援したいと思っていますし、カスタマーサクセスチームとしても強いチームになれるよう、日々の業務改善や開発チームとの連携強化にも注力していきたいと考えています。
最後に
HERPは現在複数ポジションで採用を行っています！（募集職種一覧はこちら）
現在はHERP HireとHERP Nurture以外にもジョブミル（β版）やHERP Careers（β版）等、複数の事業を立ち上げており、会社もどんどん進化しています。是非少しでも興味を持っていただいた方はお気軽にお問い合わせください！
ありがたいことにHERP Hireをご活用いただく企業様もどんどん増えており、カスタマーサクセスも引き続き募集しております！
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