30代の私と年下の成功者：モヤモヤの分解
昨日、最近話題のベストセラーを手に取った。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
◾️どんな本？
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。
「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。
（中略）
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
そして、たまたまvoicyのとある放送で、著者である三宅 香帆 さんとの対談を聞いた。
そして感じた、ちょっとした違和感。
あれ、この人若い。。。一体いくつなんだろう・・・？
ちょっと調べてみると、私よりも若い。可愛らしい女性なのである。
・・・。
みなさんにも、同じような経験はあるだろうか？
負けず嫌いな私による、最近の「自分より年齢が下の世代の活躍にモヤモヤしてしまう現象」について、自分なりに分解してみる。
自分より年下の成功者が増えたモヤモヤ
このように、自分が無意識にしてしまう偏見を、世間ではアンコンシャスバイアスというのだけれど。（ちょっとかっこいいから使ってみる）
「アンコンシャスバイアス」（無意識の偏見）とは、個人が無意識のうちに抱く偏見や先入観のことです。これらの偏見は、自分の経験、文化、教育、メディアの影響などから形成され、意識していないにもかかわらず、人や物事に対する判断や行動に影響を与えることがあります。
わたしは、とにかく「年齢」に関していだいてしまうことが多いようで。
テレビでみる俳優や、メディアで騒がれる成功者、今回のようなベストセラー作家が「自分より年下」とわかったとたんに、謎のモヤモヤがふわっと浮かんでしまうのだ。
これが、ここ最近、30代に突入したころからさらに活性化してきた。
いったい、なぜなのだ。（ちょっと心当たりはある）
モヤモヤの正体を暴く
30代になると、特に女性を取り巻く環境は変わる。
◾️30代の女性のキャリア変遷
20代後半から30代前半にかけて役割や責任が増える。この時期には、スキルや経験が蓄積されているため、適性や興味を見直して新しい分野への転職を考えることもある。
結婚や子育てなどのライフイベントにより、キャリアの優先順位や働き方を見直すことが求められ、時短勤務やフレックス勤務、在宅勤務などの柔軟な働き方を模索することも増える。
また、自分のペースで働きたいという理由から、起業やフリーランスとして独立し、自分のビジネスを立ち上げることで自己実現を追求する女性も増える。（←今ココ）
とにかく、環境が変わるのだ。それによってどうしてもどうにもならない理由で仕事に専念できなくなることもある。
これなら、なんとなく諦めがつくのだが、
結婚してない
結婚したけど、子供はいない
といった、どこか宙ぶらりんな状態が一番モヤモヤしてしまうのだ。
子育てに時間がかからない＝もっとキャリアを伸ばすべきなのか？
なぜ、「自分も」と思うのか
このどうしようもなく偏った私の偏見と、どう向き合うのか。
それは、
なぜ「自分も」
と思ってしまうのかを分解すると、見えてくる。
要するに、「周りに認められたい」という承認欲求が強いのではないか？
富や名声に、まだまだ執着してしまっているのではないか？
そう、結局はそこなのである。
「承認欲求と執着」なんだか言葉にしてみると、ことさら格好悪い。（笑）
こんなもの、本当に必要なのか？このために毎日モヤモヤ、他人の成功が喜べない人生で良いのか・・・？
このままでも、なかなかいけてるのでは？
では、今の自分の状態は一体どうなんだ？（だれ）
健康で毎日生きていけている
治安が良く平和な日本で暮らせている
自分の何よりも大事な家族が元気で暮らせている
自分を理解してくれるパートナーがいる
独立後も仕事がちゃんとできている
趣味を楽しめる仲間が増えてきた
住む家もあり、2人で生きるには余裕がある経済状況
自分の趣味も適度に楽しめ、大好きな海外にも年に数回行ける
空気も水も、新鮮な野菜も美味しい地域に住めている
・・・・・
ここまで書いてみると、
あれ、意外と（というかかなり）幸せではないか
なによりも、自分が大事にしたい
自分が健康で毎日を楽しめる
会いたい時に会いたい人に会える
・・・この2つ、難なくクリアしているではないか。
ということに気づく。
こっちにフォーカスし、毎日を自分なりに生きていったほうがよっぽど楽しい。
ということで、年齢バイアスを一つ手放せた1日に乾杯。（まだ朝）
では、また！
最後まで読んでくださりありがとうございます＾＾！ こんな感じでダイエット・美容からキャリアの話まで、ちょっとためになるようなお話をお伝えしていますので、また読みに来てくださいね❣️