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【レポート】家業イノベーション・アイデアソン2022 vol.2開催!

10/11(火)にオンラインにて『家業イノベーション・アイデアソン2022 vol.2』を開催し、さらにアイデア出しが加速🔥

家業イノベーターの課題に対して、具体的にどんなアクションができるのか、それぞれの視点からアイデア出し。1時間のグループワークの中で出たアイデアをもとに、来月開催するvol.3に向けてアクションプランを設定しました!

そこで、家業におけるイノベーションについてお話しいただいたゲストスピーカー講演とブレイクアウトルームにて行ったアイデア出しの様子をレポートにまとめました!


ゲストスピーカー講演

🍡 笹沼 和彦さん(丸三老舗 代表)

鹿島菓匠丸三老舗の7代目。
丸三老舗は1822年創業。今年でちょうど200年を迎える。
1976年、鹿嶋市生まれ。小さい頃から丸三老舗の後継として大事に育てられる。地元の中高を卒業し、大学進学を機に上京。大学卒業後は製菓の専門学校へと進学。その後都内の有名和菓子屋さんで修行を始めるも、入社してすぐに6代目父が体調を崩したと連絡を受け、鹿嶋に戻る。
父が死去後社内に居場所がないと感じ、都内に戻ることに。当時東証一部上場のコンサル会社に中途入社し、営業やマーケティングを行う。
その後母から会社の経営状況が倒産寸前であると連絡を受け、再度
丸三老舗に戻り経営全般に携わるように。
*このあたりの詳細はこちらのnoteをご覧ください!

これまでの取り組み

丸三老舗の主な事業は、和菓子製造販売と和Cafeの運営です。
事業継承直後はひどい経営状況でしたので、当時5店舗あったお店をすぐに3店舗に減らし、最終的には神宮駅前の1店舗まで減らしました。当初は客単価3,000円ほどのギフト向けとしてご利用いただいていましたが、販売の敷居を下げるためお団子やフルーツ大福などに力を入れ始めました。

借金だらけでどうにもならない状況だったため、まともに設備投資もできず…そんな中でも知恵と工夫で乗り切りました。その結果、3億円以上あった借金を10分の1近くまで圧縮することができました。

ブランディング戦略について

ヒト・モノ・カネ、全てのリソースが足りない中でもしっかりブランドを確立させるべく、できることを探しました。そこで「とにかくおいしいものをつくろう」と、材料は国産で本当においしい1番高いものを使うようにしました。茨城はさまざまなフルーツがあるので、おいしいという評判を聞いたらすぐそこに駆けつけ、食べてみておいしいと思ったら直接生産者さんに交渉。他ではやっていないような方法で、自社ブランドを確立してきました。こうして丸三老舗は、地域色を活かしたストーリー性のあるお菓子をつくり続けています。

その結果、高島屋などのさまざまな百貨店からお声がけをいただき、出店させていただけるようになりました。そして今年から、新宿および柏高島屋から常設出店のオファーをいただき、出店を開始。1店舗だったところから、今年一気に4店舗まで増やしました。地方が衰退していく流れを感じる中で鹿嶋一本でやっていくことに不安を抱いていたので、そこを解決するための足がかりとして首都圏で収益の柱をつくっていき、拡大を進めています。

ここからはQAタイム!

▶︎ 東京に出店してみての反響は?
イベント出店の場合は、場所がいいので売れます。しかし、常設は勝手が違うなというのが今の正直な感想です。高島屋ではブランドに価値を感じて購入される客層が多いので、今後いろんな手を打っていきたいと考えています!

▶︎ SNSでの情報発信についてどんなところに力を入れていますか?
特にTwitterに関しては始めて13年くらいなのですが、かなり役立っています。フォロワーが3,000超えたあたりから、目に見えて商売につながるようになってきます。Twitter経由でお客さんが来てくれたり、求人を載せるとフォロワーさんから応募がきたりと、日々効果を感じています。
投稿の中では商品の話はほとんどせずに、自分が応援しているアントラーズの情報などを中心に載せています。共通の話題でつながることで、最終的に商売につなげることができると感じています。

▶︎ 消費期限が短い生菓子でロスを少なくするためには?

有限会社高橋食品 高橋 真弘さん

冷凍できるものは極力冷凍保存するようにしています。それ以外のものは正直勢いですね笑

▶︎ フォロワーを増やすためにしていることは?

Omi farm 尾見 喜信さん

アントラーズという共通の話題の影響は大きいです!自分の好きなものでつながったフォロワーさんとの関係は強くなるので、自分の好きをどんどん発信するといいと思います。そのうち、ただの共通の話題でのつながりからじわじわと関わりが広がってくるので!寄せた商品をつくって面白がってもらえるような取り組みをしたのも大きかったと思います。アントラーズサポーターの方々は全国にいらっしゃるので、どこに行っても認知が高い状態がつくれています。

▶︎ 最後に家業イノベーターの方々へひとこと!
結局のところ、ブランディング=差別化ですね。地方の中小零細企業は圧倒的弱者なので、そこを理解した上でブランディングしていきましょう🔥

グループワーク

🥒 尾見 喜信さん|Omi farm

【今回のテーマ】
「サウナ×きゅうり」の実現に向けて!

最初に前回のおさらいをした上で、まずは最近のサウナ事情について情報交換し認識を合わせました。おじさん世代から若い子たちまで、幅広く親しまれているサウナときゅうりをどうかけ合わせていくのか。きゅうりを売るというより「体験を売る」をテーマにアイデア出しをしました。

・生のきゅうりを丸かじりよりは、浅漬けの方が食べやすいのでは?
・フレーバーとして活用することもできるのでは?
・サウナの中できゅうりを食べれるといいかも!
・美容やダイエットに絡めてみる?
などなど、いろんな視点からのアイデアが出ました👏

【vol.3に向けたアクションプラン】
楽しさとおいしさの追求の一環として「サウナ×きゅうり」をさらに形にしていきます!


🍄 川島 拓さん|田村きのこ園

【今回のテーマ】
旬のしいたけを売り尽くす
ために!

チームきのこでは、これまで参加してくれた家業イノベーターや、農家、フリーのカメラマン、会社員などなど、いろんな業種業態の方々が参加。それぞれの視点から、マーケティングやプロモーションについてさまざまな意見をいただきました✨

アイデアソン後半では、旬のしいたけを売り切るための具体的なアイデアを出し合いました。
・旬の時期以外で、忘れられない体験をつくる
・お客さんからの要望を取り入れる
・旬のしいたけのおいしさを知らしめる
・しいたけの日をつくっちゃおう
などなど、実践的なアイデアが…!!

【vol.3に向けたアクションプラン】
ブランディング、SNS運用などのアドバイスをもとに、今年だけでなく来年に向けても準備していきます!


🏢 山野 英治さん|株式会社ライフサポート山野

【今回のテーマ】
高齢者の「職」
について考える!

高齢者が働くにあたっての課題がたくさんある中で「好きなことと仕事をどう結びつけるか」についてそれぞれの視点からさまざまなアイデアが…!

他地域の事例や雇用する側の考え、利用者目線の意見をもとに、
・地域のイベントと絡める
・原体験をもとにワクワクするプログラムを企画する
・胃袋や脳みそを掴めるような形で実施する
・キーパーソンとなる人を見つける
などのアイデアが出ました。

「高齢者の個性をどう考慮するのか?」「どう生活に馴染ませるか?」などまだまだ課題はありますが、まずはアクションすることから始めよう!という話になりました。

【vol.3に向けたアクションプラン】
入居者さんにヒアリングを実施し、高齢者の方々の好きなことと「職」をどのように結びつけられるのかをさらに深掘りしていきます!


次回vol.3は11/8(火)開催!

vol.3では、vol.2で設定したアクションプランを実行した成果をもとに、アイデア出しを行います。9〜11月で3回のアイデア出しと2023年4月の中間報告を兼ねたアイデア出しを経て、7月には最終報告の場としてサミットを開催します!

📣家業イノベーターとともに新しい挑戦に取り組む仲間を大募集📣
キックオフに参加していない人でももちろんOK!!
🚩家業イノベーターの挑戦を応援したい!
🚩自分のスキルや知識を生かしたい!
🚩家業に興味がある!
などなど、どなたでもご参加いただけますので、みんなで家業イノベーターの挑戦を応援しませんか?

中井 遥

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