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冬季うつ(ウインター・ブルー)

晩秋から冬にかけて悲しく

憂鬱な気分になり
以前は楽しみだった活動に
興味がわかず
疲労感が募り
無力感や罪悪感にかられる・・・
このような季節性の抑うつ気分が
冬季うつ
(ウインター・ブルー)」です


女性や若年者に比較的多いとされ
我が国の一般人口を対象に
行なった調査においては
2.1%に疑われたと報告されています
またうつ病の人の10-20%が
冬季うつを経験するともいわれています

冬季うつの特徴は、「過食」
「過眠」そして「体重増加」
食欲不振や不眠になることが
多い一般のうつとの
大きな違いです(表1)

冬季うつ(ウインター・ブルー)
原因はセロトニン不足

予防のポイントは、
十分に日光を浴びること

光が足りないとセロトニンが
作れない

セロトニンとは?

脳内の神経伝達物質のひとつで、
ドパミン・ノルアドレナリンを制御し
精神を安定させる働きがあります

しかし、、、
冬は曇りの日が多いので

その時は

曇りの日で日が当たらない時は
一定のリズムで歩いたり
ゆっくり噛んで食べる、、など

一定のリズムで動作すると
セロトニンが出やすくなります


もう一つ大事な事は

セロトニンを作るために
トリプトファンを多く含む食事を摂る

肉、魚、大豆などのタンパク質には
セロトニンの生成に必要な
必須アミノ酸のひとつ
「トリプトファン」が多く含まれています
冬こそ、意識して摂るようにしましょう
またビタミン、ミネラルなどの栄養素を
十分に摂取することが大切です

トリプトファンの含有量が
多い食品をランキング形式でまとめました

体重1kgあたりの1日必要量は
4mg程度と考えられています
体重50kgの人は
1日200mg(4mg×50kg)が
必要になる計算です

成分量(mg/100g)
かずのこ(乾)1300
卵白(鶏卵)1300
分離大豆たんぱく1200
カゼイン1100
削り節 1000
かつお節 960
とびうお・煮干し930
裸節 900
鮭節・削り節 880
たたみいわし 880

ここまでのまとめ、、、
セロトニンを高めるために

ここから応用編

整体でオキシトシンを増やす

セロトニンはストレスで減る

セロトニンが減ると
怒りやすくなる

なので

身体のリラックスが大切
身体がリラックスすると
ストレスが減り
セロトニンと
オキシトシンも増えていきます

オキシトシンとは、
脳内の「視床下部」で生成され
「下垂体後葉」から分泌されるホルモン
子宮収縮・分娩(ぶんべん)
促進の作用で知られています。
オキシトシンは神経伝達物質としても働き
ストレス軽減や記憶力向上
といった効果を発揮することも
近年の研究でわかってきました

冬こそ整体

オキシトシンは
肌への「感覚刺激」によって
分泌されやすいので
整体を行うことで
オキシトシン分泌効果が
高くなります


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