発達障害持ちのリモートワーク、山あり谷あり
Uber Eatsにはまってしまったぶた野郎です。
リモートワークをしている中で健康の問題や人間関係の問題など、抱えていらっしゃる方を多く拝見いたします。
発達障害がある人も楽だったり大変だったりと色々な感情を聞きます。
これから日本にも定着するであろうという期待も込めて、障がい者のリモートワークについて書いてみます。
障がい者雇用はリモートが難しい?
よく言われているのが、障がい者雇用におけるリモートワークの難しさということです。
確かに1回目の緊急事態宣言時ではマッサージルームやメールルームでの仕事ができなくなり、障がい者が自宅待機になってしまう場合などが報告されていました。
これは障がい者だけではなく、対面で働くことが求められている健常者にも共通していると思います。
そして身体障がい者、特に聴覚や視覚に障害がある方は、リモートでの什器の入手が大変だったという話も聞きました。もちろん自治体の補助制度や、会社によっては補助もあり働けている方も多いです。
発達障害持ちに関しては、リモートワークはむしろ楽という人がいます。内勤の職場が多かったりするのでリモートワークがしやすいということもあります。それに加えて発達障害持ちにとって苦手な雑談が少なかったり、集中モードにすることで話しかけられて集中が完全に途切れることがなかったりします。
私の場合は音に敏感なので、オフィス内の小さな音を気にしなくていいということが大きいです。
なので、障がい者雇用=リモートワーク化できないということもないですね。むしろ通勤がいらないことで働きやすかったり集中力が上がったりして生産性が上がるケースも多いです。
コミュニケーションはある意味難しい
発達障害持ちの私の感想だと、オンライン上でのコミュニケーションに課題があることが多いです。
ZOOMとSlack、Teamsを使用しているのですが、オンライン会議だとコミュニケーションのキャッチボールが難しく、上司と一緒に話し始めたときにそのまま遮って話してしまったり、発言をする会話を先導することが難しくなります。
そのまま話しにくいってフィードバックをもらうこともあるのでその時は落ち込みますね(笑)
SlackやTeamsのチャットなども話している中で本題とは違う話題になって、そのまま移行した時にいつ終わるのか、どう終わらせるのかが難しく感じることが多いです。
LINEはスタンプで終わらせることを覚えたのですが、SlackやTeamsは仕事のコミュニケーションになるので、勝手に終わっていいのかそれとも相手が明示的に終わらせるのを待つのか判断に悩みます。
これはある意味リモートになっても雑談が苦手という特徴が表れているのかと思います。
(特にADHD?)食べ過ぎてしまう
ADHDは依存症が多いというデータがあるのですが、私も今それを実感しています。
依存症と重複しやすい発達障害 - 依存症対策全国センター (ncasa-japan.jp)
今の職場はフルリモートワークなのですが、20kg以上体重が増えて名実ともにぶた野郎になりました。
それまでは歩き回る職場だったりそもそもお客様の前で物を食べるのは論外だったのですが、リモートワークになってから食べながら仕事をすることが多くなりました。気づかずにお菓子を全袋食べてしまうことも…あり体重が増加しました。
そのころから抗うつ剤を変更してかなり体重が増えやすくなるとは聞いていたのですが、まさかここまでになるとは思いませんでした…
発達障害持ちは二次障害といってうつ病や双極性障害を発症することが多く、私も不安感から抗うつ剤を処方してもらうことが多いのですが、それとADHDの依存性が組み合わさりこんなにも大きくなってしまいました。
障害を言い訳にしたくないという変なポリシーが私にはありますが、これはさすが障害のせいにしたくなるぐらいにショックでした…
この間起きたことだと会議中にペットボトルのコーヒーを飲んでいて、気づかずに5杯以上飲んでしまい、結局夜気持ち悪くなることも…(カフェイン依存状態)
運動は同じ量続けていたので正直中々受け入れるのは難しいのですが、食べる量を減らすしかないかなと思います。
難しいリモートワークだけれども
今年の健康診断が心配ですが、それでもリモートワークは発達障害持ちにとってはイノベーティブ(意識高い)な働き方だと思います。
場所を選ばなくていい、通勤をしなくていいというのがこんなにも楽だったとは、健常者の方よりも多く感じています。
また自分の時間(仕事中でも)を持てるのはとても大きかったです。
外資系企業によっては状況が落ち着いたらオフィスに戻す(Big Tech等)会社があるのですが、やはり働き方のフレキシブルさは維持してほしいなあと思いつつ〆ます
神楽坂養豚場
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