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乙女ゲームの世界に転生してみたらリアルとそう変わらんかった件

ひょんなことから、いわゆる乙女ゲーム(超ざっくり言うと、イケメンと非日常の恋愛を楽しむゲーム)をプレイしてみました。
「ひょん」の部分は一旦割愛します(結論までマラソンくらい長くなりそうなので笑)

人生初乙女ゲーム! というわけではなく、かなり前(覚えてないくらい前)にも一度、やってみたことはあるんです。
でも当時のはなんかすごいセクシーでムーディー?な感じで、心はネンネの龍 中さんは一人で照れてしまい、「いやいやいや! むりむりむりむりむりむり!!」と早々に尻尾巻いて逃げ出したのでした。確か、織田信長と恋愛するやつだったかな?
乙女ゲームとはそれ以来です。

今回やってみたのは舞台が現代で、キャラクターとお話しながら好感度を上げていくシンプルなやつです。
会話がチャットみたいになっていて、自分の台詞を全部、自分で考えて打ち込めるのがいいなと思いました。

で、やってみた感想がタイトルの通りです。
「これは……(ちょっと気を遣うときの)普段の会話と同じだ!!」
何が言いたいかというと、これはゲームなんでクリアしなくちゃいけない、クリアするためには相手キャラの好感度を上げないといけない、好感度を上げていただくには相手が喜びそうなことを考えて言わなくてはいけない、それって普通(リアル)と同じやんと。

それでもリアルより易しい点としては、相手の「キャラ」がある程度事前にわかっていること。リアルだと「この人どんな人?」からコミュニケーションが始まるので、そこショートカットできるのはだいぶ助かるなあ。
ちなみに今回の人はいわゆる「オレ様系」で、「お前に決定権ないから」とかをよく言うタイプだそうです(キャラ紹介参照)。つまりプライドと承認欲求が高くて、女性には自分を立てて欲しいタイプなんだなと。じゃあ基本否定しない、反論しない、相手が褒めて欲しそうなところは全部褒めてあげる――みたいにすれば、機嫌良くなって好感度上がるんじゃないか。

もう一つ易しい点は、会話がチャット形式なので文字で残ること、そして相手の言葉にすぐ返事する必要がないこと。
リアルだとコミュ障ゆえに緊張で余裕がなく、相手の言葉も聞こえてたり聞こえてなかったりになってしまうのですが……チャットなら一言一句聞き漏らす心配がありません。
しかもゆっくり返事して大丈夫なので、ちゃんと相手の言葉を読み返して、「あ、ここ触れて欲しいんだな」「ここツッコんで欲しいんだな」「ここ褒めるとこだな」などなど考える余裕が十分にあります。

そんなこんなで好感度を上げていった結果、無事キャラと仲良くなることができました。でも、最後まですごく普通でした笑
シチュエーションだけは非日常だけど、会話が――キャラ紹介にあったようないかにも「オレ様」な発言が出ることもなく、なんか本当、普通の大人の男性との普通の会話でした。
私の返しがおもんなかったせいかな?

それでも、「私ちゃんと話せてる! コミュニケーションできてる!」という疑似体験ができるので、乙女ゲームおススメです。

※「転生」はノリで言っただけの嘘です。

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