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春の七草...ではない。 ホトケノザとその効能

草note第2弾はホトケノザ。
春の七草のひとつ!かと思いきや、春の七草に数えられる「仏の座」とは別の種らしい。
春の七草かと思ってたから、ちょっとショック。笑

春の七草の方は、コオニタビラコというキク科の植物だそうで、あだ名が「仏の座」だそうです。

本物のホトケノザはこっち(シソ科)なのに、メジャーなのは偽物(キク科)なんですね...笑

市販の春の七草に、本物(シソ科)のホトケノザが間違って入っていることもあるそう。間違われやすいんだな...
市販のものを買う際は注意してくださいね。

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コオニタビサコ(キク科)

ホトケノザについて

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シソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草。
オドリコソウ属って名前、可愛いですね。
でもなんかわかる。花のところが踊ってるみたい。

サンガイグサ(三階草)という別名もあるそう。茎が段々につくことから由来しているらしい。

毒草とか言われたりしているらしいけれど、「摂りすぎると毒になる成分がある」というだけで、少し食べるくらいには大丈夫みたいです。

世の中のものはほとんど、摂り過ぎると毒になる成分が何かしらある気がする。笑

ホトケノザにはイリドイド配糖体という仲間の化合物が含まれています。この物質自体は他のいろいろな植物にも含まれていて、ある種の薬効があるようです。これを多量に摂取すれば毒かもしれませんが、少しばかり植物体を食べて毒ということはないでしょう。外国の文献によれば、ホトケノザの若い葉は食用に供されるそうです。ゆでで食べたり、サラダの香草として加えたりするそうです。
日本植物生理学会より

とのことで、薬草として使われたりもしているそう。

ホトケノザの効能

中国の”中薬大辞典”では、全草をホウガイソウといい、「腫れを消し,止傷,筋骨疼痛,四肢のしびれ,打撲傷等を治す」と記されているとのこと。

葉に含まれるイリドイド配糖体という成分が、抗酸化作用や細胞修復作用、解毒作用に期待できるとのことです。


中薬大辞典ってのがあるんですね。なんかすごそうでちょっと読んでみたい。

以上、ホトケノザでした。

それでは!

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