見出し画像

言葉を貯める

 5月もそろそろ中旬で、2020ももう前半がおわろうとしてます。早くない?みなさん、前半戦どうでした?いや~自粛、退屈ー!というのが私の感想です。わたし、4月に24歳になりました。24歳・・・これはもうはっきりと大人の年齢。ふと、あれ?24歳ってこれであってる?大丈夫?24歳って、もっと大人で冷静で知的でバリバリ働いて、かわいいお姉さんになれてると思ってた。いい大人になりたい!うーん、でもあれ?大人ってなんだ?今回は改めて「いい大人ってなんだ?」に向き合おうと思います。

絶対的ヒロイン講座

人間は1人1人が主役だよ~という考えがある一方で、私は私の人生の主役であり、あなたの人生の脇役だということもまた事実。子供の頃、まだ自分に全能感を感じていた時は気づかなかったけれど、大人になるにつれてあれ?自分何も知らないじゃん、なんにもできない。バカだし、かわいくもないし、性格も悪いし、仕事もできないし、あれ?何ならできるの?

どんなに恋焦がれて片思いしても、彼はわたしをヒロインに選んではくれなかった。彼はわたしではない別の女の子をヒロインに選んだ。どんなに頑張って何時間もかけてつくった分析レポートも、上司の一言でおじゃん。なにそれ。てかわたしのこと見えてる?大丈夫?わたし、この職場にいる意味なくない?この圧倒的脇役感。

完璧な世界は自分で作る

しかし、「いい大人」として生きることが上手な"天才たち"は違います。天才たちはいつなんどきも「主役」として人生を生きているのです。天才は、ヒロインに選ばれなくてもヒロインであり続けるのです。彼が自分を選ばなくても、別の人と交際を始めても、あくまで主役は自分。

「彼に選ばれなかったのは、私を傷つけて振る役だったからなの。悲しかったけど、自分の人生にとってこれって必要な章で、このエピソードは次の章への伏線。あとで回収するからとりあえずストーリーを続けよ!」嫌な上司から逃げることなく、「この上司、うざいけど何事も順風満帆なんてことはないから、きっと私を思って言ってくれたんだ。向き合おう。」と鬼滅の刃の主人公ですか?という涙が出るほど純粋無垢な心を持ち合わせています。

世界は自分の物語で、何が起きたとしても、それは自分の物語に必要な展開。天才たちはその展開を真正面から受け止めて、無邪気に涙を流したりして、そしてその涙を見た読者たちは、恋に落ち、信頼を置きます。はい!完璧な世界、一丁上がり~!!!

はぁ~、いいなー。天才。わたしも完璧な世界で一丁上がりしたい。どうやったらなれるの?天才への第一歩はなに?

画像1


「絶対的主役感」

主役はいつでも穏やかで健気でしなやかでそしてなにより、絶対的に主観の視点を持ち続ける強さがあります。わたしたち、悲しいことや辛いことがあったときはなんとなくちょっと、環境とかタイミングとか、自分以外のせいにしてしまいませんか?少し視点をずらして、責任を押し付ける場所がないかと探してしまうことがあると思うのです。しかし主役はいつでも「責任は自分にある」と考えるのです。

自分の言葉で話す、自分の言葉を貯める

なににおいても自分の考えを言語化することが苦手で、「意見ありますか?」「これってどう思う?」にうまく反応できず悔しい思いをする。最近読んだ記事とか本とかに書いてあることを並べて話してしまったり、「それな」で片付けたり。

だけどやっぱり頭の中にあるだけではだめで言語化しないってことは「意見なし」ってことだってことに気づかされて、ハッとして、焦る。

画像2

すべての出来事の責任は自分にある、と主役感を放つための第一歩。「私はどう思っているのか」の心の声を聞くこと。自分の心の言葉を拾ってあげて、言葉を貯めて、せめて自分を自分で主役にさせてあげよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?