ドナルド・トランプが逮捕される?!という状況について

2023年3月18日にドナルド・トランプが「2023年3月21日に私はどうやら逮捕されるようだ」とアナウンスした。
結局、3月21日には逮捕は延期され、その後も延期の延期が続き、逮捕は不可能だと見られたが、3月30日になって「ドナルド・トランプを重罪を含む34ほどの容疑で逮捕する。だが、詳細は不明である!」という謎の発表がなされた。

アメリカは報道が両極端に分かれており、トランプが2024年に大統領に再任された場合には全ての生命を奪われかねない運命にある左翼リベラルたちは、こぞって「トランプが逮捕されたぞ!」と歓喜の声をあげて喜んだ。
しかも、政治報道番組にも関わらず、「何故トランプが逮捕されるか」という解説を一切せずに「トランプが逮捕されたぞ!!!こんなに嬉しいことはない!!!」と報道するだけで、報道の精神はゼロで、まるで個人の感情をあからさまにぶちまけるSNSやインターネット掲示板の書き込みのような報道が左翼リベラル系の報道番組から流された。

一方で、右翼保守系メディアは「左翼のように民主主義国家にあるべき冷静さを失ってはならない。我々はいまこそ、団結して協力して冷静に抗議の声をあげていくべきである。」として報道した。

まるでこれを示すかのように、ドナルド・トランプへの寄付が、トランプ逮捕の報道から24時間で400万ドル(約5億4千万円)超の寄付金が集まり、しかも、この25%が初めてドナルド・トランプに寄付をする人たちから集まった寄付金であることが明らかになった。

これは何を意味するかを意味するのが非常に重要だ。
そもそも日本の報道機関はアメリカの極左リベラルメディアであるCNNの報道内容のごく一部について、様々な機関の了承を得た上でそのまま報道するだけなので、全く真実の報道が行われない。

実際にアメリカでは多くの人たちが、今回のドナルド・トランプの逮捕が「トランプが2024年の大統領選挙に出ることに対する妨害以外の何物でもない」ということに気付いている。
しかも、これまではどれほどトランプが不当な扱いを受けても、米連邦政府やその他の政府機関が動くことはほとんどなかった。
だが今回は、真っ先に米連邦下院議会がトランプを起訴したことに対する正当性を追求すると真っ先に動いている。


アメリカ人の多くは左翼が無茶な理由で無理やりトランプを逮捕しようとしていることに気付いている。
対して、現職大統領のバイデン親子による凶悪犯罪については一切追及がなされていないことも知っている。
トランプが起訴される内容がショボすぎる/そもそも起訴できるような内容ではないということに対して、バイデンなどによる歴代大統領の罪の方が重いはずだということを多くのアメリカ人は気付いている上で、この茶番劇を見ている。


これに対して、日本ではどんなに政府が不正を行い、マスコミがそれらの隠蔽に加担しても、殆どの日本人は気付いていない。
アメリカの政治の動きを見つつ、それに対して日本では何百年も遅れた状況であることを認識する必要があるだろう。


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