ブラジルで自由のためのブラジル大統領選挙の不正選挙に対する大抗議が続く

ブラジルの大統領選挙が2022年10月30日に行われ、一か月半が経とうとしている。
相変わらず、日本のメディアは一切報じておらず、欧米のほとんどのメディアもだんまりを決め込んでいる。
あるいは、「未だに敗北を認めていないボルソナロと極右団体」という偏向報道を行っている。
しかし、現在までブラジルではブラジル全土で大統領選挙に対する抗議デモが大規模に続いている。

今回の2022年10月30日のブラジル大統領選挙の開票以降、異例の勢いと規模、そして期間も含めて、これほど大規模な選挙不正に対する大抗議は世界に類がないだろう。
にもかかわらず、殆どのマスコミは無視し続けているか、「頭のおかしい極右団体が騒いでいる」と言った程度の報道をしている。

ブラジルはもともと、今回の選挙が行われるまで、世界の主要国の中で唯一、民主主義が守られた国であった。
アメリカは2020年のアメリカ大統領選挙による不正選挙によって極左バイデン政権による選挙クーデターともいえる不正選挙によって政権が奪い取られた。
欧州各国は既にグローバリストの奴隷のような国家主席が台頭しており、2020年のコロナ騒動の際に、明確に民主主義の終焉を告げる政治政策が行われた。

2020年のコロナ騒動の時から、「新型コロナウイルスと言うのは本当に脅威なのか、新型コロナワクチンという治験も済んでいない新薬のワクチンを打って良いものなのか?このようなワクチンの接種を強制することは民主主義に反する!」と、まともな声明を出したのはブラジルだけであった。
そんなブラジルはグローバリストたちによって、酷い中傷誹謗を受けるに至ったが、そんな中でもボルソナロ大統領は体を張って国民の自由と人権を守ることを誓い、ブラジル国民の人権を守り続けた。
だからこそ、ブラジル国民に圧倒的な支持を得たのがボルソナロ大統領なのだ。

ボルソナロ大統領は大統領選挙の開票が行われる前まで、国民に直接語りかけ、国民はボルソナロを広く支持した。
ボルソナロとルラのそれぞれの支持率は、それぞれの演説に集まる人の数を見ても明らかであった。

ボルソナロは国内で進められている選挙不正を予感していたと思われ、不正選挙についての警告と、不正選挙を絶対に許してはならないことを強く語り続けていた。
ボルソナロの支持率は圧倒的で、実際の支持率は明らかではないのだが、8割あるいは9割の指示を得ていたと言われても疑いはないくらいの熱狂的な支持率であった。
にもかかわらず、開票結果は僅差でルラが勝利したと伝えられるにとどまり、その瞬間から雄弁であったボルソナロ大統領は、ほぼ完全沈黙し続けた。

国民はボルソナロの言葉を聞きたかったに違いない。
だが、ボルソナロは過激化する国民のデモに対して「デモは民主主義に許された重要な権利だが、許された範囲内で冷静さを保って行おう」とだけ声をかけた。

ブラジル大統領選挙の不正選挙について、ブラジルの最高裁判所はグローバリスト側に完全に支配されており、国中の大多数の国民が「不正選挙の疑いがある!」としてデモを起こしているにも関わらず、「選挙結果はルラの勝利で間違いはなく、不正選挙についての調査や議論をしてはならない」として訴えを審議を拒否し、独裁国家の裁判所のような声明を発表するのみであった。
人々の抗議デモは祈りなどの平和的なものにとどまっているが、政府は国家権力による弾圧をおこなう方向である。
ブラジル国民は「ルラのような人物によってブラジルの自由が破壊され、独裁主義国になってしまうくらいなら、軍事クーデターが起こった方が良い」という意見も少なくない。

そんな中、長い沈黙を保っていたボルソナロがついに国民の前で言葉を発した。
その発言は以下の通りであった。

「軍隊は憲法を尊重すると同時に国民に忠誠を誓うものだ。
 武力行使は社会主義を阻止する最後の手段である。」

この発言は軍事クーデターを示唆するものとも、否定まではしないというものともとれると思われる。

軍隊が国民の意向通りに動いてくれればいいが、軍隊さえもグローバリストに乗っ取られた場合には、完全に軍事独裁政権となってしまいかねない。

ブラジル人は自由を守るために戦っている。
今の日本人の多くは自由の大切さも理解せずに、「別に生きてさえいられればいいや」として、完全に政治に無関心を決め込んでいるように思う。
政治に無関心ではいられても、無関係ではいられない。
果たして、本当に自由を奪われた時にも同じことを思っていられるのだろうか。
ブラジルの戦いは、正に地球上で残された最後の民主主義を維持するための戦いなのである。


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