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持続可能なツナ: 海藻とソラマメのツナ風TU-NAHサンドイッチを食べてみた

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はBettaF!shさんの代替シーフード、ツナ風サンドウィッチをランチに買って食べてみました。中々美味しかったのでご報告です。

これまでフランクフルトでは中々買えず、ついにスーパーのtegut…で見つけたスウィートチリ味


BettaF!shはドイツのスタートアップ企業で、代替シーフードの商品開発を行なっています。

BettaF!shさんのコンセプトは明確。我々のストーリーとしてあげているのは海を守ること。

BettaF!shでは、海を守ることを第一に考えています。私たちは、海藻をベースにしたインパクトのある食品という全く新しい産業を構築することで、それを実現しています。私たちのTU-NAHは、味も見た目もマグロにそっくりですが、100%植物性です。海藻の養殖自体は再生可能であり、漁業に代わる持続可能な方法です。つまり、罪悪感なく、大好きな「シーフード」を楽しみ続けることができるのです。

BettaF!sh公式サイト OUR STORYより


ツナ(シーチキン)はドイツでも人気の食材ですが、世界では乱獲が問題視されており、漁獲量が減少したり生態系に悪影響を与えたり、安い賃金での労働と結びついていたり、持続可能でないという見方からツナを避ける人がいます。勿論そういった声に応える形で、漁獲場所がトレース可能、生態系に配慮し、乱獲しないこと、労働環境や地域経済貢献に配慮したビジネスモデルの商品などもありますが、しかしいかに配慮があっても漁をしていることに変わりはありません。そこでBettaF!shさんが作る植物由来の「ツナ」ならもっと持続可能性があるということなのです。

TU-NAHの特徴は以下です。

🌿100%植物性で高タンパク
🌿ヨーロッパから調達した持続可能な空豆
🌿手作業で生育した海藻
🌿健康的な量のヨウ素
🌿防腐剤不使用
🌿砂糖不使用
🌿メチルセルロース不使用

海藻ベースがユニークなことに加えて、大豆ではなくそら豆を使っていること、調達を欧州内にこだわっていることが他社代替ツナとの差別化でしょうか。


パッケージも愛でます。英語でのマーケティング。最初から世界戦略。ヴィーガンマークもついています。
パッケージをさらに確認

いい加減おなかがすいてきました。取り出しませう。

サンドウィッチ🥪を愛でます。

イッタダッキマース!もぐもぐ…。

「代替」だけど、ちゃんと美味しい!😋

味付けが濃いめだからかもですが、ホンモノのツナマヨネーズか、代替シーフードのTU-NAHか言われて出されないとわかりませんし、旨みも感じられます。苦味があるかもと聞いていましたが
マヨネーズの油分で気になりませんでした。唯一の不満はスウィート「チリ」なのに殆ど辛さはなかったこと。笑 でもそれは多分TU-NAHのせいではなく一般的に辛さが苦手なドイツ人の舌に合わせてあり、酸味がやや強いのは、伝統的にズースザウアー(甘酸っぱい)が好きなドイツ人の味覚に寄せているのでは、と予想。(*個人の感想です)

もうちょい辛いスパイシーにならないかと思いながら、TU-NAHのサンドウィッチはまた食べてみようと思っています。

日本にもBettaF!shさんは進出されているようで昨年11月付で日経記事にもなっていました。商売上手な日経さんの有料記事ですが、目を細めてご覧くださいまし。

というわけで美味しかったので
頼まれていませんが、イメージ図を添えて勝手におススメさせていただきます。😊

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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