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生徒のテストスコアをどこまで覚えられるか?の挑戦。(雑談)

考査後に「先生!俺のテストどうやった?」とか「俺何点やった?」と聞いてくる生徒がいるのはうちの学校だけでしょうか?

生徒は、本気で私がテストの点数を覚えていると信じているとしか思えない感じで聞いてくるのですが、あれは、なんかのジョークでしょうか?

普通に100枚以上は見ているのに、ひとつずつ覚えてないわーー!と言いたいのをぐっと我慢し、採点時から聞いてきそうな生徒の点数は積極的に覚えている私である。(でもほぼ無理)

だいたい、よくできている生徒(90点以上)または、全然できていない生徒(30点以下)は覚えているのですが、その間って覚えにくいんですよね。しかも、それが生徒の前回の考査点と比べてどうだったかの確認しないと、よくできているかできていないかもコメントできないし、それを何百人もするなんて・・え、無理。唯一、努力せずにできていたのは、複数年連続して同じ生徒を担当した時かもしれません。3年間同じ学年を教え続けた時は、ほぼ全員の立ち位置を理解していた気がします。これってプロフェッショナルとも言えるけど、すごいことですよね。だって、それ以外にも生徒の情報あれこれを覚えているのですから。人間コンピューターか!(と自分で突っ込む)。

習熟度別などで、学期ごとにクラスが変わるとこれはまた難しくなるのですが。

とにかく、覚えておいて廊下で生徒に出会ったり聞かれた時に「よくできてたよっ!」とか「ちょっとあかんやーーーーん!」とか言うと生徒との良いコミュニケーションになるし、あなたのこと気にかけてるよと言うメッセージにもなるし、いいことも多いのですが。結構、それにはエネルギーが大量に必要です。

要するにこれも「愛」ですよね。「愛」を送らねば。



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