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最強先生の4か条

先日、大学院🇺🇸での研究テーマの整理していて「こんな先生は最強だな」と思ったことがあったのでメモしておきます。

ひとことでいうと、それは日本の教育の魅力と欠点の両方を理解し、かつ、魅力を信じて欠点を全力で改善していこうとする態度のある人です。

<最強先生の4か条>
1. 日本の教育の魅力と欠点に気が付いている。
2. 日本の教育の魅力と欠点を相対的に説明することができる。
3. 日本の教育を批判するだけではなく、改善するために行動している。
4. 教育をよくするための自分の行動に自信と信念がある。

自分のいい所と悪いところを知っていて、さらに良い人間になろうとしている人は魅力的ですよね。それと同じことだと思います。

また、これに追加するなら「自分の性格や適正について知っている」ということも教師の資質としては含まれそうです。(これは長くなりそうなので、また今度。)

一方で、最強認定されるには一歩足りない人もいます。例えば教育現場の問題点に気が付いているけれど、それ以上でも以下でもない人です。

<最強認定されない人>
1. 教育現場で否定的なことや不満を言っているだけの人
2.日本の教育の良さを世界的な視点から説明できない人(例:日本ではこうを押し付ける人やすぐに一般化したがる人)
3. 改善への態度が中途半端な人(例:発展的な努力の無い人)
4. 周りの意見に流されてしまう人

こう書いてみると、<最強教師>=批判的思考のある教師という絵になりました。最強認定されない人は総じて行動力がなく、発展的な考えをすることが苦手です。しかし、厳しい労働環境ですから、クレームはどのような形であれ言います。

私も、文句を言ったり、否定的なことを考えたりする時間をもっと前向きに「何が問題」で「何なら変えられるか」と言う風に変え、行動していけたらなと思います。

目指せ最強先生!


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