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日本でしか生きられない大人たちを作らないために

勤務校は中間考査期間になりました。テスト中の専らの仕事はテスト監督!カリカリと鉛筆を動かしながらテストに向かう生徒を眺めていたら、生徒たちの将来を考えずにいられません。

どんな、大人になるのかな。
将来のこと、どう考えているのかな。
どんな職業観を持ってるのかな。

この子たちが将来、自分の人生を選ばないといけない時に、できるだけたくさんの選択肢を用意してあげたいなと思います。
授業では英語を学ぶのは自由になるため、と私は伝えています。英語のスキルを磨くことで働き方や働く場所なども選ぶ事ができるようになるからです。また、固定観念から自分の考えを解き放つこともできます。

コンピテンシーの観点から言うと、英語教育以外でも生徒が自由になるためにもっと積極的に準備をしていくべきだと思っています。他の教科の活動ってお互い全く見えないものです。もしかしたら色んな取り組みをすでにされているのかもしれません。他教科の先生方がどのような目標や「育てたい生徒像」に向かって授業をしているのか是非知りたいです。

日本以外で働けないから日本にいることを選ぶ人生ではなく、日本以外でも働けるけど、日本に居たいから日本にいることを選べる人生を彼らには歩んで欲しいです。

Teachers of Japanではティーチャーアイデンティティ (教師観)の発見を通じて日本の先生方がもっと自分らしく教育活動に専念し本来は多様である「教師」の姿を日本国内外へ発進しています。日本の先生の声をもっと世界へ!サポートいただけたら嬉しいです。