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願い

元恋人に彼女ができたことを知った。
付き合っていた当時、ファッションにもブランドにも興味を示さなかった彼が、某ブランドのアクセサリーをSNSにアップしていて、最新投稿は彼女との旅行写真だった。新しい彼女は私とは全く系統の違うギャル系の女の子だった。当時、私の前に付き合っていた子の写真を見せてもらったことがあったけど、その子もギャル系の子だったのをふと思い出して、私だけ系統違くないか?と心の中で突っ込んだ。

彼に全く未練もなく、思い出としてちゃんと大切にしまってあるけど、先を越されたことがちょっとだけ悔しかった。プライベートなアカウントを持たない私が、たまに友人のSNSを覗いてしまうのだけれど、その時にたまたま見かけてしまって、見てしまうことがある。(本当に姑息でごめんなさいだけど)
別れた当時は、超イケメンハイスペ彼氏作って2年ぐらい付き合ってからインスタ始めて、しれっと見せつけようなんて、自己顕示欲に溢れたバカな作戦を考えていたこともあったけど、本当にアホくさいと今更ながら思う。それどころか彼氏すらできてないし、まともな恋愛もしてない。

知りたくもない他人の生活が見れてしまうSNSがある時代って本当に生きづらいな〜とぼんやり思います。見なきゃいいだけなんだけどね、やっぱり人間って気になる生き物みたいで。

私も絶対幸せになるからな〜。(今も十分幸せ)





「自分の好きなように生きろよ。」
そう言ってくれた大切な人とは縁を切ってしまった。
「生きてる?」と数年ぶりに連絡をくれたこと。
「自分の好きなように生きろ」と言ってくれたこと。
私に書くきっかけをくれた人。
彼と出会えたことも、彼を好きになったことも心から誇りに思ってる。

彼がくれた、好きなように生きろという言葉。
当時の私はその意味の中に、人を悲しませたり、失望させたりするような生き方を含んでいないものだと思っていた。
でも彼のその言葉のなかには、その意味が含まれていたことに気づいてしまった。実際、私はそんな彼の生き方に振り回され失望し、傷つき、悲しんだ。
だから縁を切ってしまった。これ以上、彼に期待もせず、失望もしたくなかったから。彼との記憶を、綺麗なまま私の中で愛し続けたかったから。

言葉で言い表すのがとても難しいくらい彼は特別な人で、大切な人。きっとこの先、こんな人はいないんだろうなと思う。もはやそんな存在は、彼だけであってほしいとすら思う。

彼にとってのそんな存在が私であってくれたら、なんて図々しいことは言わないけど、ずっと私のことを忘れないでいてくれますように。




休職中の同期が退職することになった。
本人から直接連絡をもらった。
業務上のやりとりはそんななかったけど、飲みに行ったり、それなりに愚痴をこぼしあう仲だったりした。

仲の良かった同期が辞めるのは初めてで、悲しかった。
でもこの選択は間違いなく、同期にとっていい選択なんだと断言できる。
言い方悪いけど、あんな部署にいたって得られるものなんて何もないし、すり減っていくだけ。

きっと大丈夫、君なら大丈夫。
がんばれ。
私はもう少し、ここで頑張るよ。

今までありがとう。
君の未来に幸あれ。




もうすぐ姉が結婚式を迎える。人生初の結婚式参列のその日に向けて、ダイエットを頑張ってきて、なんとか約4㎏落とした。理想の体重までは減量できなかったけど、毎日欠かさず筋トレをかかさなかったことで、綺麗な身体絞りができたと思う。
残り1週間。とにかく増やさないようにキープあるいは減量できるように頑張ろう。

でも残念なことに、結婚式が終わったとてまだ私の生活は落ち着かない。

前回の投稿にも書いたけれど、母と父のことだ。
私はこれから母をこちらに迎え入れる。(愛犬2匹と一緒に)
だから今の住処を移動しなければならないし、引っ越し手続き、引っ越しそのものを進めていかなければならない。私自身も会社に色んな申し入れをしなきゃいけないし、正直、すべてが終わるまで何も気が休まらない。
でも不思議とそんな状況を前向きに行動できている自分がいて。
後ろ向きな決断じゃないから、みんなが幸せに生きていくための行動だからこんなにも前向きに動いていられるのだと思う。

すべてが終わった暁には、母と愛犬たちと食卓を囲んで、好きなものをたくさん食べて飲んで、朝まで笑ったり泣いたりしたい。
お疲れ様と労いあいたい。よくやったよねと肩を組みたい。
そしてこれからの私たち、家族全員に乾杯をしたい。

新しい彼女ができた元恋人
今も変わらずずっと大切なあの人
愚痴をこぼしながらも共に仕事に奔走した同期
結婚式を迎える姉
新しいスタートを切る両親、そして私


それぞれの道でみんなが幸せに生きていけますように。
これでよかったねと笑顔でいられる未来でありますように。


いつかじゃなく、必ずやってくるその日を信じて
私は今日も願い続ける。




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