『キーボードなんて何でもいいと思ってた』を文学フリマ&技術書典で頒布します
いやー、またできてしまいました、同人誌が。
朱野帰子よ、商業出版の方の新刊はどうなったんだとはもう聞かないでください。苦戦してる……苦戦してるんです……! 書き下ろしに近いスタイルになってしまったので原稿料が出ない執筆を数年近くやっていて、でも生活のためにはキャッシュを稼ぐ必要があって、小さい仕事も受けつつ、匍匐前進で進んでいるところです。その気晴らしに書いてる技術同人誌が先に出てしまうという……。
言い訳はこのくらいにして、新刊の紹介です。
今回は思い切り文字情報を表紙に詰め込んだので、まずはそっちを見ていただきましょう、ドーン!
えっ、これだけじゃわからない? ではご説明しましょう。
本書は『キーボードなんて何でもいいと思っていた』と思っていた小説家(私ですね)がセルフネグレクトを脱し、高級キーボードを買うまでの実録技術書です。後半では、良いキーボードを持つ文章のプロたち7名の方にインタビューをしております。あまりにもすごい方たちに依頼さしあげたので、インタビュー部分のレビューをしてくださった、プロのインタビュアーとしてもお仕事されている作家のヒオカさんからは「人選ですでに大勝利です」というお褒めのお言葉をいただきました。
ちなみここでいうすごい方たちというのは、すごい実績があるとかももちろんなのですが「キーボード愛がすごい」「入力方法へのこだわりがすごい」という意味でもあります。
試し読みです!
ここから先は『キーボードなんて何でもいいと思っていた』の本の方でお読みください。おそらくですが、読み終わった次の瞬間、あなたは「近所でキーボードの試し打ちができるところないかな」と検索をはじめているはずです。
えっ、どこで買えるのかって?
今のところ、以下の3つの場所で頒布予定です。売り子もしてるよ!
①文学フリマ東京37
日時 :11月11日(土)12:00〜17:00
会場 :東京流通センター
ブース :第一展示場H-25〜26
サークル:ミモザブックス
販売形態:紙の本のみ
ちなみにミモザブックスでは、吉川トリコさんの新刊『小説家のトリ説』も販売されます。こちらも小説家のための技術書なので要チェックだぜ。
②技術書典15 オフライン会場
日時 :11月12日(日)12:00〜17:00
会場 :池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
ブース :い01
サークル:朱野帰子
販売形態:紙のみ/紙+電子/電子のみ
注意事項:「入場券」と「かんたん後払い」アプリをご準備ください
③技術書典15 オンラインマーケット
日時 :11月11日(日)〜11月26日(日)
会場 :技術書典オンラインマーケット
サークル:朱野帰子
販売形態:紙+電子/電子のみ
注意事項:電子は購入後すぐ読めますが、紙は12月15日以降配送です
既刊本も売るよ!
もちろん、おかげさまで1400部を突破して、今も部数を伸ばし続けている既刊『急な「売れ」に備えるサバイバル読本』も一緒に頒布します。
急売れ本はすでにBOOTHでも販売しております。BOOTHでの『キーボードなんて何でもいいと思っていた』の販売は今しばらくお待ちください……。
表紙を描いてくださったのはくゑさん
ところで表紙に登場している在宅ワーカーらしき男性は誰なのでしょう? 実はあの方、漫画『小鳥遊夫婦は今日もしあわせ』に登場するイチヤさんという方なのです。共働き夫婦の和やかな日常を描いたこのコメディ漫画の個人的なファンでして、ノートパソコンのキーボードを使って疲れているらしいイチヤさんにご搭乗いただいたというわけなのです。
しかも、漫画家のくゑさんが「こんなの描いてみました!」と漫画まで描いてくださいました。
とりあえず、今日の告知はここまで!
インタビューさせていただいた方々の紹介や、執筆こぼれ話はまた別の記事で改めてしたいと思っています!
キーボードなんて何でもいいと思ってた人はみんな買いに来てね!