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横浜600万キューピット

本来の豊かさとは何なのか。
時々むむむと考えるが大抵続かない。
とにかく今が幸せなら良いし、備えあれば憂いなしなので防災グッズを充実させ地震に備えねばと思うのですが、ちっともできておらず

マズイのである。

そんなこと言う前に買え、やれって話なんですが。

さて豊かさとは何かというお話。
基本としては衣食住に困らなければいいよね、ということだが、現在、給料日前はブドウとかリンゴとかそんな食べ物は買わないし、子どもたちの衣類もなるべくなら

お古で済ます

という生活をしている。

リーマンショックに増税、コロナと、

不景気3連発

を経験している30代てきにはもはやフツーの事。ホントフツー。
十数年前に雑誌に載ってたイラストレーターさんの

「30代になれば、ビックリするくらいお金あるから大丈夫」

なんていう言葉は、ビックリするくらいこちらを裏切ってくれて、とにかく自身の衣類は20代の頃と変わらない値段のモノを身につけている。

切ない?

あの時30代だったイラストレーターさんは今はきっと40代50代。お金あるなら何とかしてよマジでと両肩掴んでブンブンしたくなる勢い。
とはいえなんだかんだ幸せなんですが。

で、横浜です。
私はですね、横浜って街、よく知らないんですよ。ラー博も赤レンガ倉庫も中華街も行ったことあるけど、よく知らない。
さらに!横浜の物価っちゅーもんなんて

本当になにも知らない。

ただ、私たち家族が住んでいる規模の部屋に住もうとしたら、私たちの家賃の最低2倍は払わなければならない事は知っている。
ホント恐ろしいよね。その差額。

噂によれば、中学校からはおいしい学校給食もなく、代わりのハマ弁なるものは、

凍ったカレー

が出てくるとか来ないとか。

つーか弁当でカレーって。
スープジャー的な魔法瓶に入れてあるならわかるけど、普通の弁当容器にカレーは地雷。
しかも凍ってるって泣ける。
さすがに食べらんねぇよ、それ。
そういや数年前のニュース番組で、ハマ弁を試食したという有識者的ゲストが
「意外とおいしいのに、どうしてこんなに批判が…」と話していて、そこにすかさず

「そういう試食の日はおいしいメニューを当てるんですよ」

と、別の有識者がツッコミ。
苦笑いしながらも、顔には

「そんな事も分からんのかボケ」

と思い切り書いてあったのが印象深い。
よって今ではすっかり、私の中では横浜=ハマ弁のイメージである。

さて、そんなハイソな街ヨコハマ。
今は亡き歌丸師匠が住んでいた街として有名だけど、実際あの街で住んでいる人はどんな生活をしているのだろう。
むかし、私をハラスメントしてくれたあの夫婦は紆余曲折を経て横浜にいるみたいだけど、今はどんな生活をしているのかな。

奥さんの名前を検索すると、家族の写真とおうちの写真が出てきた。奥さんとお子さんは綺麗に写ってたけど、夫の写真写りがとても悪くて驚いた。
全部写真を見ていくとね、おうちの間取りがよくわかる。我が家より少し狭いか変わらないくらいかな。
あの会社、家賃補助が減ったって聞いたけど大丈夫?家賃はうちの倍ならさ、10万超えちゃうんだよね?大変だね。

東京に住むお友達に聞いてみた。
ねぇ、横浜って共働きで年収600万くらいで暮らせるの?
お友達は答えてくれた。
暮らせない事もないけど底辺だよって。

結婚したなら知らせてよ、水くさいなぁもう。
同じ部署の仲間じゃん。
私がハラスメント報告したら、あなた寝込んで休職したんだってね。
でもそのおかげで、お互いの傷を舐め合って結婚できたんでしょ?
私は愛のキューピットなんだからさ、結婚式くらい呼んでよね。

とにかくずっとお幸せにね。
ずっとずっと見守ってるよ。
私は恋のキューピット。
だって私は、あなたの夫が惚れていたキューピットの1人なんだから。

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