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\募集/新潟県柿崎海岸で「海と人とまちがつながるゴミ拾い」をしませんか?(日帰り企画)

こんにちは、帰る旅研究会メンバーのKARAです。
生まれは新潟県越後高田(今の上越市)で、日ごろは上越市役所でごみに関する仕事をしたり、地元の中学校区の地域青少年育成活動もしています。
釣りを趣味としマダイやタチウオ、マダラ、寒ブリ、ニジマス、ワカサギを釣ったこともあります。少しずつ釣る魚の種類を増やしていくのを楽しんでいます。自然の中での活動が好きで自然を保全したいと思っています。


柿崎海岸で、海と人とまちのつながりが続くように「帰る海」企画を立ち上げたい

ある日の柿崎海岸

ある日、いつものように新潟県上越市柿崎区の柿崎海岸に釣りに行きました。
その日はブリの幼魚イナダが釣れました。周りを見渡すと釣り具のごみや糸が散乱していました。来た時よりも美しくをモットーに自然の恵みを楽しんできましたが、よくよく見まわすと、あまりのごみの多さに閉口してしまいました。世間ではマイクロプラスチックが海の生き物に与える影響を訴えています。それまでも釣り人のごみの散乱で釣り禁止になった場所を見てきました。
「これじゃ、まずい。釣る場所がなくなり、海を感じる機会が減ってしまう。もっと多くの人から海の楽しさ、海の恵みを感じてほしい」と思うようになりました。
そして何とか海岸をきれいにして、多くの人に柿崎海岸の美しさを感じてもらえないか。柿崎の海の恵みを感じてもらうにはどうしたらいいか。柿崎を訪れた人に柿崎の海の良さをを語ってもらい、柿崎に住む人たちが自分たちの海に誇りにしてもらえないかと思うようになりました。

個人的に、柿崎海岸にたくさんの魚を釣らせてくれる素敵な海という思いがあって、この場所をなんとか柿崎内外の人が素敵と思える状態にできないか?と悩んでいました。
この思いを実現するために、今回、「帰る旅」プロジェクトの一環として、「帰る海(海岸植物の保護+価値創造)」という企画を柿崎海岸で立ち上げたいと思いました。

小雨の降る中、トングとごみ袋を持って海岸のごみを拾う参加者たち
砂浜に捨てられたタバコの吸い殻
砂浜に漂着したストローとプラスチックごみ
参加者が集めた海岸漂着ごみ(ペットボトル、漁具、ポリタンクなど)

地域の人たちと柿崎海岸のゴミ拾いしませんか?

2024年7月7日(日)に、新潟県上越市柿崎区の柿崎海岸で、海岸のプラスチックなどのゴミを回収し、海岸植物の観察をするイベントを開催します。
このイベントの目的はまず海岸の漂着ゴミを拾い、海をきれいにすることにあります。
<イベントの流れ>
①海岸清掃
②朝食
(各自持参朝食を海岸または好きな場所で ※宿泊先で朝食を頼んだ方は宿に戻って)
③海岸植物の観察会
④浜辺の宝物探しワーク
⑤地域の人たちと懇談会
(最寄りの食堂で各自注文、地元の人たちとわいわいランチ)


海岸には、プラスチックごみ以外にもたくさんの漂着物が潮の流れや海の波で運ばれてきます。もしかしたら、その中に皆さんにとって素敵なもの、思いがけない宝物があるかも?
地域のみなさんと一緒にゴミ拾いした後、きれいになった海岸を観察したのち、浜辺で宝物探し、地域の方と懇談してみたいと思います。
今回は初回なので、手探りな中での開催ですが、皆さんとチャレンジしながら、今後の企画も一緒に考えていけたら嬉しいです。

海と人がつながり、そこに出会いが生まれるように

わたしは「海と人がつながる場所をつくりたい」と考えています。海には、たくさんの素敵な恵みがあるので。

柿崎漁港

柿崎漁港は、漁師さんの船は30隻程度、釣り船である遊漁船は2隻とコンパクトな漁港です。近くに釣具店やコンビニ、トイレがあり休みになると堤防や隣の砂浜で釣り人が見られ、ファミリーフィッシングにおすすめの場所です。

柿崎中央海水浴場(協力:柿崎観光協会

そして柿崎中央海水浴場は、延長1,000m(海水浴管理区域200m)の海岸です。少し大きめの砂粒は体に残りにくく、浜辺から望む夕日はとても美しいと評判で、透明度抜群の海水と綺麗な砂浜が自慢の海水浴場です。公衆用トイレ、シャワー室、更衣室などの設備も整っています。夏になるとファミリー利用が多く、それほど込み合っていません。
浜辺をきれいすることで、たびたび訪れたくなる、より素敵な海にしたいと思います。地元の皆さんにとっても、ますます魅力的な海となり、さらに出会いが生まれたら、と思います。

私が柿崎漁港の漁船で釣り上げたマダイ
柿崎中央海水浴場の砂浜からの投げキス釣り(協力:柿崎観光協会)

「帰る海」プロジェクト体験会
〜ごみ拾いがつなぐ海・人・まち〜
イベント概要

(2024年6月26日追記)
宿泊とセットで募集していましたが、日帰り参加も可能なプログラムに変更しました。近隣にお住まいの皆さんもぜひ!

■日程
2024年7月7日(日)5:20~12:00(正午)
(応募多数の場合先着順/定員10名)
■アクティビティ参加費

1名:500円
※15歳未満の参加者は無料+大人の同伴者必須
■集合住所
JR信越線柿崎駅前広場(〒949-3216 新潟県上越市柿崎区柿崎

<費用に含まれるもの>
・体験用道具(トング、軍手)+ごみ袋

<費用に含まれないもの>
・現地までの交通費
・宿泊費・食事費(朝・昼)
・ご自身で旅行・アクティビティ保険に加入いただくことをおすすめします

<会場近くのおすすめ宿>
早朝からのイベントのため、前泊がおすすめ。イベント会場からも徒歩で約7分の立地で、地元の海の恵みもいただけます。
岩野屋旅館
(〒949-3216 新潟県上越市柿崎区柿崎6187)
宿泊予約用 TEL  025-536-2328 (〆7/4までに予約を)
<料金(税サービス料込)>
1泊素泊まり 5,000円
1泊朝食付 6,000円(1人1室の場合)
1泊2食付 7,700円〜(夕食7品程度) 

【プログラム内容】
「帰る海」プロジェクト体験会
ごみ拾いがつなぐ海・人・まち

<タイムスケジュール(予定)>
●7月7日(日)当日の流れ

  • 5時20分:JR信越線 柿崎駅前 集合、出発

  • 5時30分:海岸清掃開始(柿崎区の住民の皆さんと共同作業)

  • 7時30分:海岸清掃 終了

  • 8時:朝食(各自用意)
    各自持参した朝食を海岸または好きな場所で。
    ※宿泊先に朝食を頼んだ方は宿に戻って。

  • 9時30分:自然観察会・海からの贈り物探し

  • 11時:地域の人たちと懇談会(各自自己負担)
    町内の人、地元漁師、役場職員等と地域の食堂で一緒に
    各自注文してわいわいランチ。

  • 12時:解散

海岸清掃の場所:柿崎中央海水浴場


●当日の服装・持ち物(7日体験時に必要なもの)
・上下とも汚れてもよい服装(長袖、長ズボン)、帽子、長靴など砂浜を歩きやすい靴、汗拭きタオル、着替え(着替える場所は当日案内します)
・ご自身用の飲み物(熱中症に注意ください)
・朝食(各自用意)、昼食費(各自自己負担)

(参考)当日の服装イメージ、6月8日でもちょっと暑かったので当日は水分補給は大事です

【申込方法】

●申込み方法
メールで応募ください/申込〆切:7/4(木)23:59まで

メール宛先  karasawa.koichi@gmail.com

【メール記載内容】
・メールタイトル:7/7柿崎海岸ゴミ拾い体験希望
・メール本文:以下を記載ください
1)おなまえ
2)お住いの市町村名(例:新潟県上越市)
3)連絡用メールアドレス(当日の概要を送付します)
4)当日連絡用 携帯電話番号
5)同行者人数/名前(1名の場合は「なし」でOK)
6)応募動機(簡単にでOKです)
7)質問事項(気になることがあれば!)

●交通手段
・電車の場合:JR信越線柿崎駅が最寄駅(駅からは徒歩移動)
・自家用車の場合:柿崎駅前駐車スペース

●イベント企画・問い合わせ先
柄澤(からさわ)幸一メール
karasawa.koichi@gmail.com  電話 090-8728-1975


■柿崎海岸のすごいところ

柿崎中央海水浴場の夕焼け

日本海に広がる柿崎海岸。この地は自然環境的にも貴重な植物があり自然環境保全指定地域は、人工の造形物が無く、波打ち際から内陸に向けて様々な海岸植物が生育するほか、絶滅が危ぶまれている植物も見られるなど、全国でも有数の自然が残る海岸です。普通の野山でみられる植物とちょっと違います。
これらの海岸植生の生育する自然環境を保全するため、平成22年3月31日、上越市自然環境保全条例に基づき自然環境保全地域に指定されました。
また、柿崎海岸には海水浴場や漁港もあり、人の営みと密接につながった海岸でもあります。
漁港では、新鮮な魚の漁や釣りが実施され、日本海の船釣り(3月~
12月)では、マダイ、ハナダイ、アジ、イナダ、ワラサ、セイカイ、キジハタ、ソイ、ヒラメ、スルメイカ、アカイカなど季節の旬の魚が獲れます。近年ではクロマグロも釣れることもあるそう。広い砂浜の海岸からは、シロキスやイナダを釣ることもできます。
この恵み豊かで貴重な自然が残されている海と海岸を守り、人の生活と共生していける道を考えていきたい、と私は思っています。

■柿崎海岸でみられる海岸植物

このほかにも珍しい海岸植物がみられるかもしれません。お楽しみに。

ハマダイコン

花は春から初夏にかけて咲く。例年だと4月から6月に咲く。

コウボウムギ

名前の由来は、かつて筆を作るのに使われたことから、弘法大師(空海)というようなことらしい。果実が食用にされたこともある。

ハマボウフウ

名前の由来は、中国産の防風に似ていて、浜辺に自生することから。食用としては、若葉を摘み取って刺身のつまや、サラダなどの生食用とする。

ハマゴウ

葉はハーブ。葉を線香の原料にしたことから浜香(ハマゴウ)。また葉を燃やして虫よけに利用した。花は7月から9月に咲く。

ハマニガナ

浜苦菜はキクの仲間。花は4月から10月に咲く。花の写真がなくてすいません。

ハマエンドウ

観賞用のスイートピーの仲間で、和名の由来は、エンドウに似た実をつけ、浜辺に生えるから。花は4月から7月ごろまで咲く。

海岸ゴミ拾いのお手伝いワークをとおして、みなさんの「帰る場所」が生まれますように。


「帰る旅」とは?

「実家のようにふらっと帰る場所がほしい」「レジャー旅行では物足りない、地方の暮らしを体験したい」「地方移住・2拠点居住はハードルが高いけど、地方ぐらしを擬似的に体験したい」…そんな方々に提案している新しい旅行スタイルです。

●帰る旅公式サイト

帰る場所は、いくつあっても良いもの

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